アンデスの声さんの投稿 7月 6日(水)
私は家族会や救う会の内部事情や人間関係を全く知らない、知る術もないが、桜氏の投稿が本意なら実際に何か軋轢があるのだろう、これまでもそれを感じさせる投稿が無かったわけではない。強い意思を持った(=クセのある)生身の人間が連帯すると軋轢が生まれるのは町内会でも親族会でもテロリスト組織でも然りだが、そういうイザコザを見せつけられながら協力者故に我慢せざるを得ない家族の方々もつらいだろう。患者不在の医療論争はできれば避けてほしい。組織内の不協和音は敵を喜ばせるだろうが、私のような匿名個人支援者にとってはウラの事実も知りたい、まともな大人なら政治運動の世界がきれい事だけで済まぬことくらいはわかっているから、陰の部分も支援者の前に透明にした方が、その先の大きな破綻を防げるのではないか。今回の政府の無反応は、ひょっとしたら救う会内部のそういうアキレス腱を見越して「恐るるに足らず」とタカをくくったからじゃないか? などとつらつら一般論から憶測した、以下雑感。
【骨肉相喰み、両雄並び立たず】
同業他社とは本来ライバル・敵対関係のはずだが、付き合いはある。特に海外駐在員社会は狭いから、飲み会・ゴルフなどの交流はしょっちゅうだ。そういう付き合いの中で気づいた、面白い現象がある。公前での他社の悪口は紳士協定でいちおうタブーだが、気心が通じ酒も入るとたまに悪口も出る(その場合も相手に直接向かっては言わない)、そしてさらに気心が通じる(=酒が回る)と、自分の同僚・上司の悪口にも及ぶこともあるのだが、意外なことに、他社の悪口よりも身内に対する悪口非難の方がずっと辛辣な場合が多いのである。それはきっと、同じ目標・立場でどちらも真剣勝負で頑張っているからこそ譲れない部分も多々あって、メンツ・意地の張り合いも加わり感情がよけいにこじれてしまうのだろう。大人げないといえばそれまでだが、かく言う私だってこれまでの職場生活で譲れぬ意地を張りすぎて上司と大衝突し二度も出向(とば)されてんだから人のことは言えぬ(あるとき他板で『冷静なアンデスの声氏』と形容されて思わずのけ反った、実際の私は、特に業務中はとても気が短いのだ、今朝だって2週間も納期遅れの催促の電話入れたら先方担当者は一ヶ月のバケーションで不在だってよ、くっそぉあのペルー人ヤロー)。
【叩くために叩く】
思想・立場・目標が対立する場合は分かりやすい。“敵”の一挙手一投足すべて悪意に解釈し、相手の不幸は自分の幸福、相手の幸福は自分の不幸、エクボもアバタで坊主憎けりゃ袈裟も足袋もドブに放り込みたくなる。沈みゆく泥船の同舟相手が敵対思想なら自分が沈むのもそっちのけで相手を叩く、叩くことが目的になる。アルカイダの同時多発テロ事件で社民の原陽子新人議員の"ザマーミロ"発言叩きも保守ジジイ連中による集団的イジメ、言葉狩りそのものだった(彼女は「ザマーミロと思った国もあったはずだ」と言っただけ、当時アラブ担当だった私からすれば「何がおかしいの?彼女の言うとおりだよ」である)。日本だけではない、元ペルー大統領フジモリは22件の刑事事件で告発中だが、告発する側も糾弾が目的でほとんど難癖だからまだ一つも立証されていないし国民も本気にしていないから私の業務や日常生活にフジモリ問題が影を落とすことはない、どころかフジモリ人気は今だ根強い(フジモリ訴追を真に受け騒いでいるのが人権の衣を被った左翼政治団体日本アムネスティだが、彼等はフジモリの前任のガルシア政権時代の桁違いの国家犯罪は無視する、知ろうともしないのだろう)
【カモメのジョナ損】
人の通わぬ岩場で、雨の日も風の日も自分を信じて一人で釣りをしてたら、ある日ようやくアタリがきた。凄い大魚だ。最初にそこに釣り糸を垂らした彼の慧眼と勇気を、人々は褒め讃えた。かかった魚は獰猛なシャチだった、竿は大きくしなり糸は今にもちぎれそうだ。それを見た太公望たちが「俺も手伝おう」押しかけた、素人の釣り人もたくさんいた。しかし彼は「これは俺の魚だ」と自分の竿にしがみつき、気に入らぬ助っ人が差し出した手を払った。他の釣り人たちは諦めて、それぞれが背中を向けて勝手に釣り糸を垂らした。一人になった最初の釣り人は竿ごと海に引き込まれシャチの餌食になった。勝手を知ったシャチは同じように他の釣り人を次々に食べてしまい、岩場には誰も居なくなり、シャチはそのまま幸せに暮らしましたとさ、メデタ・・・くない!
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私は家族会や救う会の内部事情や人間関係を全く知らない、知る術もないが、桜氏の投稿が本意なら実際に何か軋轢があるのだろう、これまでもそれを感じさせる投稿が無かったわけではない。強い意思を持った(=クセのある)生身の人間が連帯すると軋轢が生まれるのは町内会でも親族会でもテロリスト組織でも然りだが、そういうイザコザを見せつけられながら協力者故に我慢せざるを得ない家族の方々もつらいだろう。患者不在の医療論争はできれば避けてほしい。組織内の不協和音は敵を喜ばせるだろうが、私のような匿名個人支援者にとってはウラの事実も知りたい、まともな大人なら政治運動の世界がきれい事だけで済まぬことくらいはわかっているから、陰の部分も支援者の前に透明にした方が、その先の大きな破綻を防げるのではないか。今回の政府の無反応は、ひょっとしたら救う会内部のそういうアキレス腱を見越して「恐るるに足らず」とタカをくくったからじゃないか? などとつらつら一般論から憶測した、以下雑感。
【骨肉相喰み、両雄並び立たず】
同業他社とは本来ライバル・敵対関係のはずだが、付き合いはある。特に海外駐在員社会は狭いから、飲み会・ゴルフなどの交流はしょっちゅうだ。そういう付き合いの中で気づいた、面白い現象がある。公前での他社の悪口は紳士協定でいちおうタブーだが、気心が通じ酒も入るとたまに悪口も出る(その場合も相手に直接向かっては言わない)、そしてさらに気心が通じる(=酒が回る)と、自分の同僚・上司の悪口にも及ぶこともあるのだが、意外なことに、他社の悪口よりも身内に対する悪口非難の方がずっと辛辣な場合が多いのである。それはきっと、同じ目標・立場でどちらも真剣勝負で頑張っているからこそ譲れない部分も多々あって、メンツ・意地の張り合いも加わり感情がよけいにこじれてしまうのだろう。大人げないといえばそれまでだが、かく言う私だってこれまでの職場生活で譲れぬ意地を張りすぎて上司と大衝突し二度も出向(とば)されてんだから人のことは言えぬ(あるとき他板で『冷静なアンデスの声氏』と形容されて思わずのけ反った、実際の私は、特に業務中はとても気が短いのだ、今朝だって2週間も納期遅れの催促の電話入れたら先方担当者は一ヶ月のバケーションで不在だってよ、くっそぉあのペルー人ヤロー)。
【叩くために叩く】
思想・立場・目標が対立する場合は分かりやすい。“敵”の一挙手一投足すべて悪意に解釈し、相手の不幸は自分の幸福、相手の幸福は自分の不幸、エクボもアバタで坊主憎けりゃ袈裟も足袋もドブに放り込みたくなる。沈みゆく泥船の同舟相手が敵対思想なら自分が沈むのもそっちのけで相手を叩く、叩くことが目的になる。アルカイダの同時多発テロ事件で社民の原陽子新人議員の"ザマーミロ"発言叩きも保守ジジイ連中による集団的イジメ、言葉狩りそのものだった(彼女は「ザマーミロと思った国もあったはずだ」と言っただけ、当時アラブ担当だった私からすれば「何がおかしいの?彼女の言うとおりだよ」である)。日本だけではない、元ペルー大統領フジモリは22件の刑事事件で告発中だが、告発する側も糾弾が目的でほとんど難癖だからまだ一つも立証されていないし国民も本気にしていないから私の業務や日常生活にフジモリ問題が影を落とすことはない、どころかフジモリ人気は今だ根強い(フジモリ訴追を真に受け騒いでいるのが人権の衣を被った左翼政治団体日本アムネスティだが、彼等はフジモリの前任のガルシア政権時代の桁違いの国家犯罪は無視する、知ろうともしないのだろう)
【カモメのジョナ損】
人の通わぬ岩場で、雨の日も風の日も自分を信じて一人で釣りをしてたら、ある日ようやくアタリがきた。凄い大魚だ。最初にそこに釣り糸を垂らした彼の慧眼と勇気を、人々は褒め讃えた。かかった魚は獰猛なシャチだった、竿は大きくしなり糸は今にもちぎれそうだ。それを見た太公望たちが「俺も手伝おう」押しかけた、素人の釣り人もたくさんいた。しかし彼は「これは俺の魚だ」と自分の竿にしがみつき、気に入らぬ助っ人が差し出した手を払った。他の釣り人たちは諦めて、それぞれが背中を向けて勝手に釣り糸を垂らした。一人になった最初の釣り人は竿ごと海に引き込まれシャチの餌食になった。勝手を知ったシャチは同じように他の釣り人を次々に食べてしまい、岩場には誰も居なくなり、シャチはそのまま幸せに暮らしましたとさ、メデタ・・・くない!
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