遅過ぎて 申し訳ないのですが、
ちょうど一週間前の 土曜日のことになります。恥
休日なのに 珍しく早く起きた つむぎが、明らかに 早く散歩に
連れて行けと クンクン言っています。
いつもの休日は 一匹とひとりは、午前中はウダウダし
午後になって散歩というパターンになるのですが、
つむぎの要求に従って、珍しく午前10時の朝んぽになりました。汗
外は ほとんど雲のない晴天で、暖かい日射しが降り注いでいました。
せっかくだから、平和公園の中まで散歩しような、つむぎ?!
途中、久しぶりに 春はしだれ桜が 咲き乱れる禅寺の前を通りました。
しだれ桜の葉っぱが紅葉して、これまた 風情がありました。
つむぎは 無関心。
そりゃそうだ、つむぎは ここの春をまだ知らんのじゃもんなぁ。
平和大通りに出ると、
絵のような 穏やかな風景が、拡がっていました。
つむぎも 穏やかな陽光の中、甲羅干しを始めました。
イチョウの木も 葉がすっかり黄色に色づいています。
ああ、いいい天気じゃのお〜
平和大通り、別名100m道路の 幅100mのうちの両脇を半分近くも
占める並木も陽の光で 輝いていました。
100m道路の写真を撮っていると、
つむぎが 事故っていました。笑
実は、そのまま放っておいて写真を撮っていると、
当然、目の前につむぎがっ!?
つむぎは 無理にこの状態から抜け出そうとして もがいたようで、
ソフトハーネスごと 抜け出し、リード無し状態にっ!!
4mも動くと車道に入ってしまう状態で、
慌てて つむぎを抱え込んで ハーネスを着け直しました。
目の前には観光客。その向こうには 紅葉した平和公園の木々と 原爆ドーム。
その後ろ側には、原爆ドームそばから宮島に出発した高速艇。
すっかり観光モードが、復活していました。
元安川には もうすっかり見慣れてしまった サップとシーカヤックが通過して行きました。
ああ、なんと平和っぽいんだろう。
ほんとに 一時的でも 平和な気分になれました。
とにかく、穏やかな土曜日でした。
穏やかな気分に包まれながら 相生橋の上に路面電車が来るのをじっと待ちました。
公園内のイチョウの黄色い葉の中に、黒いカラスが一羽いて
危険色を作っていたので写真を撮ったのですが、
つむぎが 動いて邪魔したので、カラスの位置を見失って、、汗
どこにカラスがいるか、分かりますか?
◇
最近、ある歌が 耳を離れなくなっています。
ゴスペル調のメロディと 今の時代ならではの歌詞。
♪ 笑って笑って 愛しい人 不穏な未来に手を叩いて ♪
♪ 君と君の大切な人が 幸せであるそのために ♪
♪ 祈りながら sing a song ♪
♪ つむいで つむいだ 心の糸 ♪
♪ ペテンな時代に 負けないように ♪
♪ もしも 君が 不確かな明日に 心震わせているのなら ♪
♪ 俺だって そうだよ friend ♪
なんの曲が、分かりますか?
後半の歌詞には、つむぎ という言葉が出て来て
我が娘の 命名に繋がっていて 嬉しいけど、
ペテンな時代には この前の選挙で 負けてしまって
ますます 不穏な未来を 国民自らが 確かにしてしまって、
私たちにとって大切な縁の下の力持ちになってくれている人々を
充分に幸せにしようとしないで、平気でいる罪深さに
この歌を口ずさみなから、震えています。
◇
この日の夜半、風が強くなり 天気が荒れました。
翌日、日曜日の散歩道は、荒れた天気に 振り落とされた木々の葉っぱが、
まるで 近い将来の 我々 日本のヒトビトの しかばねの群のように見えました。
76年前の ある日、
ここには 実際に 多くのしかばえねが、折り重なっていました。
そうならないようにするには どうすればよいのか、
あなたの周りの大切な日本人が、みんな幸せになれるよう
もう愚かな人たちの目を気にしないで、
あとに続く者(アルデバラン)たちのために
一歩前に踏み出すことしかないのではないでしょうか。
それでは、また。