「ボブ吉」デビューへの道。

週刊朝日似顔絵塾特待生。LINEスタンプ『ロゼッティ』販売中。『ボブ吉』、カープ、市川美織さんの記事中心。

加藤清史郎クンの似顔絵。

2013-03-17 19:07:27 | 有名人似顔絵【か行】


「相棒11」第18話「BIRTHDAY」
録画していた今週放送分を、昼ご飯食べながら観てたら、止まらなくなった(汗)
というのも、今回は現在から、時間を戻しながら展開していくという、
時系列さかのぼり的なお話。
久しぶりに真面目に、ドラマレビューを書いてみようと思いました。
◆ある夫婦から、12歳の誕生日を迎える息子・隼人(加藤清史郎)が家に戻らない
と交番に通報が入る。
◆甲斐(成宮寛貴)は、米沢(六角精児)から、今日交通事故で運び込まれた
身元不明のびしょ濡れの遺体の話を聞く。
所持品は、不味いジャムのようなものが入った小瓶のみ。
◆右京(水谷豊)は「花の里」前で、「家出少女」と名乗る
小学校低学年くらいの女の子と出会う。
→その女の子を家まで送ることとなり、甲斐と合流してマンションまで送っていくと、
右京(水谷豊)は、向いにドアの空いた不審な民家を発見する。
→昼間は人が居たであろう、その民家の冷蔵庫には、
あの得体の知れない不味いジャムのようなものが!?
◆伊丹(川原和久)ら捜査一課は、強盗殺人容疑で指名手配されている大場(榊英雄)を
かくまっていた恋人の自宅へ。が、すでにどこかへと逃げた後だった。

12歳の誕生日に帰って来ない息子。
住人が消えた民家(どうやら年配の女性が住んでたよう)
逃げた強盗殺人犯。
びしょ濡れの遺体。
◆この4つの要素が、時間をさかのぼった映像で、少しずつ繋がっていきます。

夫が官僚の、一見幸せそうな夫婦は、12歳の誕生日を迎えた息子の帰りを
待ちわびていた。部屋には盛大なパーティの飾り付け。
息子の隼人(加藤清史郎)は、卓球クラブでお世話になっていた
臨時コーチ・江美子(左時枝)の家を訪ねていた。
12歳まで健康に育ててくれた母親へ、せめてものお礼として、
手作りのハンドクリームを作りに。
そのハンドクリームが出来上がって帰ろうとした時、
恋人から追い出された指名手配犯・大場(榊英雄)が、
かくまってもらおうと、江美子(左時枝)を訪ねてきた。
江美子(左時枝)は、かつて大場(榊英雄)の恩師だった。
しかし警察に通報されそうになり逆上、大場(榊英雄)は江美子の首を絞めた。
失神した(大場は死んだと思った)江美子の身体と、隼人(加藤清史郎)を
車に乗せ、大場は捨て場所を求め、山奥へと向った。
大場(榊英雄)は山奥で、遺体を埋める穴を、
隼人(加藤清史郎)に掘らせていた。
大場は、隼人の持っていた「クリーム」と添えられた母親への手紙で、
隼人の「12歳の誕生日」の意味を知る。
意識を取り戻した江美子(左時枝)は、大場(榊英雄)を襲い、
隼人を逃がそうと試みる。
隼人は逃げるも、転がったクリームを取ろうとし、あやまって川へ転落してしまう。
一度は助けまいと思った大場だが、思い直し、隼人を引き上げる。
そして助けを求めようと公道に出たが、バイクにはねられ、ほぼ即死・・
ただ一言「エイイチ」とメッセージを残して。

官僚夫妻は、帰ってこない息子を心配し、警察に連絡。
右京(水谷豊)は「花の里」前で、「家出少女」と名乗る
小学校低学年くらいの女の子と出会う。
甲斐(成宮寛貴)は、米沢(六角精児)から、今日交通事故で運び込まれた
身元不明のびしょ濡れの遺体の話を聞く。
所持品は、不味いジャムのようなものが入った小瓶のみ。
右京(水谷豊)は、甲斐(成宮寛貴)を呼び寄せ、一緒に女の子を自宅に届ける。
そこで、不審な民家を発見。
右京は冷蔵庫で見知らぬ白いものを見つけ、甲斐(成宮寛貴)に舐めさせる。
甲斐(成宮寛貴)は、あの遺体の所持してたものと同じものだと確信。
右京は、交通事故死した男と、この民家が関係してることに気付く。
そしてその事故の起きた現場へと向う。
そこで意識を失っていた江美子、車、隼人のランドセルを発見。
落ちていた手紙で、右京らも、隼人の「12歳の誕生日」の意味を知る。
とにかく隼人の行方を探す2人。
そして事故死した男の、最後の言葉を聞いた右京は、
「エイイチ」とは人の名前ではなく、「A1」というコテージの番号だと気付く。
捜索を続けていた、右京(水谷豊)甲斐(成宮寛貴)は、A1のコテージへ。
そこには、心肺停止した隼人(加藤清史郎)が横たわっていた。

隼人(加藤清史郎)は、12歳までに発症しなければ大丈夫だろうという病気と
4歳の時から闘っていた。そして今日ようやくその12歳の誕生日を迎えていた。
息子のランドセルが発見されたという知らせに、
官僚である父親は、警官とともに現場に向っていた。
家で待つ母親は、同じ病気で亡くした隼人の姉の写真に、
「隼人を守ってあげて・・」と祈りを捧げていた。
AEDを見つけ、必死に隼人を蘇生している右京(水谷豊)、見守る甲斐(成宮寛貴)。

ここで思い出して欲しいのが、右京をあの民家へと誘ったかのような、家出少女。
僕は途中で気付いたんですが、隼人(加藤清史郎)と同じ病気で亡くなっていた姉。
わかってはいても、母親が「隼人を守ってあげて・・」と祈っていた
写真のその姿が、あの家出少女とわかった時は、涙腺決壊でした。
最近の相棒は、ファンタジー要素もあるなぁ。
え?隼人クンは、どうなったかって?
それはラストシーン、右京の「12歳の誕生日、おめでとう。」から、ご想像ください。

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