イラストレーターの山藤章二氏(84)が、1976年から『週刊朝日』で
連載してきた「ブラック・アングル」と、81年から続く「似顔絵塾」が、
22日発売の12月3日号で終了した。
連載が終わってしまいました週刊朝日 似顔絵塾。
ラストに投稿したかったんですが、気づいた時にはもう遅かったのです。
大学生の頃に似顔絵塾を知り、初投稿。
確か原田知世さんを描いたんですが、その1枚が名前だけでしたが、佳作入選。嬉しかったなぁ。そこから似顔絵投稿の毎日が始まりました。
でも最初の1枚の佳作(名前のみ掲載)がビギナーズラックだったのか
2、3年入選することはなかったと記憶しています。
初めて誌面に似顔絵が掲載されたのは社会人になってから。
黒色のペン1本でMCハマーを描きました。
飲みに出てる時に、会社の同僚にも見せたなぁ。懐かしいなぁ。
それから大阪に転勤して、それでも描き続け、会社を辞め広島に戻り、
自営業を始めて、ハードな仕事に追われながらも描き続けました。
年間10枚以上掲載されるようにもなりました。
そして届いた特待生の知らせ。涙が出るほど嬉しかった。
10年以上も続けて、人生で初めて出た結果かもしれません。
でも本当に苦しみました。
ペイントマーカー、ポスターカラー、ペン、切り絵、オイルクレパス、
そしてパソコン。
画材も色々変えてきました。
オイルクレパスを使ってた時に特待生になったので、
今ここに載せてる3枚は思い出深いです。
野村謙二郎さんの似顔絵は一番でっかいところに載ったっけ。
久米宏さんの似顔絵は、描きあげた時、よい出来だなと自画自賛したっけ。
真弓明信さんの似顔絵は、半分やけっぱちで描いたっけ。
語り始めたら止まりませんが、今の僕があるのは似顔絵塾のお陰です。
継続企画はあるらしいので、少し安心していますが、
また新たな似顔絵塾、見せて欲しいなと心から期待しています。