さて今日も北野武氏は斯く語りきである。曰く「金のことでつべこべ言うと、母親にこっぴどく叱られたものだ。誰だって、金は欲しいに決まっている。だけど、そんなものに振り回されたら、人間はどこまでも下品になるというのが俺の母親の考えだった。貧乏人のやせ我慢と言ったらそれまでだが、そういうプライドが、俺は嫌いじゃない」と。確かに金の亡者を見ているとみっともないものだ。未だに【東京五輪】での汚職事件での関連報道があるが、現在は自民党派閥の献金問題に(於ける裏金問題に)明け暮れ、今更ながらウンザリだ。とは言え、受け皿すらないのが現実で、野党の議席が与党に届くようなレベルではないのが残念だ。理想としては【二大政党制】が望ましいのだが、国民無視は野党も変わらず、マトモな政党もあるが、こちらも少数政党では、与党は夢の夢だ。そこが日本の政党の不思議な処で野党第一党の「立憲民主党」は、一応、左翼政党と言う事にはなっているが「左翼」とも違い、愛国心をあれだけ否定をされては、国民からの信頼も得られまい。民主党政権時代は、日本の国民は相手にされず、中国や韓国の国民が、まるで日本の国民みたいな扱いだった。テレビも朝から晩まで「中国」「韓国」だらけになった。国家体制は、そんな処でも伺う事が出来るのだ。つまり【反日】で、日本の「リベラル」や「左翼」が偽物だと言うのは、そんな根拠がある。フランス議会を見よ。右派も左派も関係なく国歌斉唱を当たり前にする。そもそも【君が代】の君とて「おまえ」「君」だ。それがいつの間にか天皇と同意語になっている。
思えば【天皇制】なんて言葉も「日本共和党」の造語だ。これでは赤旗の常套句である「憲法守れ!」が聞いて呆れる。【日本国憲法】では象徴扱いではないか?国政にすら関わっていないのに、まるで関わらせたいかのようだ。でなければ、国会で決まった法案が、宮内庁で蹴られてしまう。だから左翼擬きの妄言に振り回される程、くだらない事はないのだ。結局、日本には「リベラル」も「左翼」も存在しない。あるのは「反日」だけだ。そこに戦後の反日勢力の歩みがある。国連(連合国)では未だに【日本】が敵国条項にあるのだから在らぬ夢は捨てる事だ。自虐史観は国連が育てた。