これは北野武さんが自身の番組で、【東日本大震災】での福島原発での復旧作業に関して言った事だが、こんな事を言っていた。曰く「原発復旧で活躍した職員に国民栄誉賞をあげろ」と。そこでいつも思うのは、その【国民栄誉賞】は、確率的に有名人が多く、然も曾ては他界をしてから上げていたので「所詮は、形だけの栄誉なのかな?」と思ったりした。なれば実績が見て取れるリアルタイムでの功労者が、受賞をするのが解り易くて良いだろう。そこは以前から思っていた事だ。現在では、幾らかマシにはなったとは言え、政府の思考に疑問がない訳でもない。さて昨日は休みだったが、年賀状には、なかなか取り掛かれない。やる事が多過ぎるのだ。Amazonに発注したパーツも届く頃だ。電源の不備で回転ムラのあるカセットデッキの電子パーツだ。それで解決はするとは思うが、正直、「やってみなければ?」てな処もある。その「KX-7000」は、何故かネットで検索をしても引っ掛からない機種だが、機能的にも充実しており、中級機よりも少しは良い感じがする。当初は音も鳴らなかったが、接点のチェックをしながら清掃をしていたらアンプは復活。音も良かった。壮大で野太い音だ。だが残念な事に動力系のコンデンサーが殆ど容量抜けをしていて走行系のトラブル全般の原因になっていた。と言うのも、そのうちの2個のコンデンサーを交換したら、一時的だが、回転ムラが改善したからだ。残りの2個は、更に静電容量の大きいコンデンサーだ。それと少し緩めのキャプスタンベルトに交換をすれば、何の問題なく、使えるようにはなるとは思っているのだが「如何なものか?」だ。専門業者に頼む筈だった TEAC「A-450」なる 1973年製造の高級機は、こちら側の整理が付かず、来年2月に延ばしたが、来年からは全てが復活。ようやく落ち着くだろう。
岸田総理が【年末エコノミスト懇親会】に於いて、こんな事を言っていた。軽い挨拶の後。「自民党の政策集団の政治資金をめぐりまして、国民の皆様から大変な疑念を持たれる事態を招いていることにつきまして、大変遺憾に思い、そして心からおわびを申し上げなければならないと思います」。と詫び「バブル崩壊以来約30年間、低賃金・低物価あるいは低成長、こういったことが続きました。そして、何よりも物価は上がらないという予見が日本の社会に広がってしまった。このことが大変大きな影響を及ぼしてきたと感じています。30年来のデフレ心理の蔓延(まんえん)、これは間違いなく、日本経済の質的な劣化を生み出したと感じています」と国内経済の現状を述べた。それから「こうした状況を「失われた30年」だと言う方がおられますが、私はそういった見方はいたしません。亡くなられた青木正彦スタンフォード大学の教授が言っておられたこの30年は「移りゆく30年」であったという見方。こういった見方が当たっているのではないか。このように感じています」と。そりゃ裕福層ではそうだろう。しかしながら庶民たる国民性とは、感覚に相当なズレがある。それからこうも言う。「物価や賃金や、あるいは投資、こういったものにおいて明るい兆しが出てきている。私はバブル崩壊後、様々な苦労を経て、我々日本はようやく移りゆく、10年の出口に差し掛かりつつある。こういったことが言えるのではないか、こんなことを感じています」と。思わず「それで増税ですか?」と嫌味も言いたくなる。年金の受給年齢すら10年延ばした。更には国民の老後まで奪うつもりだ。随分と国民の神経を逆撫でしたものだ。
年末エコノミスト懇親会
https://www.kantei.go.jp/jp/101_kishida/actions/202312/18economist.html
中国西部の地震、死者は131人に 被災地は零下14度の冷え込み
https://news.yahoo.co.jp/articles/7dedd39e1bf7b51a4543b34907527e289e9f8be2
「拘禁されたらどうするのか」恐れ…観光客の足が途絶えた中国「外国人を見かけるのは珍しい」(1)
https://s.japanese.joins.com/JArticle/308600?sectcode=A00&servcode=A00
此処で【中華人民共和国】の現状を取り上げるが、国家機密の意味合いを曲解しているようで、政府は、何でもかんでも不名誉な事だと思っているようだ。だから大事故や大震災があっても碌に報道すらされない。実は朝日新聞によると「中国西部の甘粛省臨夏回族自治州で18日深夜に起きたマグニチュード(M)6・2の地震による死者は、20日朝までに131人に増えた。中国国営中央テレビなどが伝えた。なお16人が行方不明とされており、けがをした人の数は約1千人にのぼっている」との事。その災害を「どれだけの人が知ってるのか?」とは思うが、確かに報道は控え目だ。既にバブルも崩壊してるが、その中国の観光業界も冷え込んでおり、あれだけ世界各国に喧嘩を売ってりゃ、「そりゃ観光客も行かなくなるわ!」だ。おまけに国家主席の習近平氏を愚弄したと見なされると、逮捕、投獄の恐れさえあるのだ。これでは怖くて行けまい。中国経済が冷え込んだ理由には、国家の経済プロジェクトである「一帯一路」の仕掛けがバレた事から、逃げ出す国が相次いでいる事も深刻だ。福島原発の処理水放水に抗議し、日本の海産物の不買運動を政府ぐるみでやったのも裏目に出た。しかし国際基準に則った対応だけに、別に問題もない。そこで結局は、中国の海産物への風評被害に及んでしまった。これでは本末転倒だ。国際的には孤立をしてるが、自覚はあるのだろうか?