元祖 ひまうま本舗

「ひまうまの世間は、鬼ばかり?」後身blog

貧乏は循環する。

2023-12-17 07:18:34 | 政治・経済






曾て北野武さんの母、さきさんが言っていた。曰く「貧乏は循環するんですよ。貧乏人は金がない。金がないから学校に行けない。学校に行けないからろくな仕事に就けない。稼げる仕事に就けないからこそ貧乏で、子どもを学校にやれない。こんなこといっちゃ、お釈迦様が怒るかもしれないけど、貧乏ばかりが輪廻する」と。これを政府が助長しているとしたらどうだろう?現政府がしているのはそう言う事だ。そもそも根本的な事から改善させる気もあるまい。財務省の言いなりになるとは、裕福層のみが救われる経済政策だ。政策以前のような気もするが、だから短絡的に【給付金】となるのだろう。正直、庶民たる国民が、普通の生活が出来ていた時代に戻るのは、国家経済の構造改革しかないのだ。とは言うものの、小泉内閣時代にそれはやった筈だ。しかしバブル前にすら戻らない。米国のリーマンショックの影響もないではないが、そんな時に経済学者の竹中平蔵氏を起用した政府はセンスがない。それが「派遣法」であり、面倒になれば派遣切りだ。そうして庶民は振り回される。企業に取っての宝が人材なれば、国家の宝も国民なのだ。だから国家を発展させるには、人材たる国民を育てなければならない。つまりそこが要だ。その【要】の重要性を国家が軽視をしている。国力が下がるのは当たり前だ。政治家や役人だけでは国が成り立たない。古くは「李氏朝鮮」、近年に於いては「ギリシャ」がデフォルトしたのに、それを他人事だと思っているとしか思えない。企業の海外進出の考え方も、元来は拠点の拡大だったが、いつの間にか人件費の軽減が目的になってしまった。それが今や、そこに置いてきた技術と人材が育ち、日本企業が逆襲されている。それ即ち、本末転倒である。





結局、政局に明け暮れ、支持層を開拓しない「立憲民主党」やら「日本共産党」を見ていると、「いったい、この政党とはなんじゃい?」と思う。「そんなに支持層を拡大させるのは、難しい事か?」と。つまり国家へのビジョンを国民に話し、賛同を得るプロセスだ。それでも歴史が長い「日本共産党」には一定数の支持層はある。頑とした主張があるからだ。しかし「立憲民主党」は、そもそもの政策が解らない。そりゃそうだ。表に出たものは政策よりも「政局」だ。国会でも言葉数は多いが、「立憲民主党ならば、これをやる!」てな主張がないのだ。早い話が騒いでいるだけだ。だから何もない。過去には政権を得た事もあったが、曾ての【国家社会主義ドイツ労働党】が、正式に政権を得た方法を模倣しただけだ。だが、その政府には中身がなかった。それが国民の不幸の始まりだった。当時は「民主党」だった訳だが、やはり政権運営経験のある「社会党」と合流をしているのに上手く行かなかった。自民党 時代に輝かしいキャリアを持つ小沢一郎氏も居たのにだ。何処が悪かったのだろう?同政党は下野した後にニコニコ動画で反省会をしたが、全てを環境のせいにした時点で、現状がこうである理由が解ろうと言ったものだ。民主党政権の失敗は、左翼政党の可能性を潰した。だが政権交代のチャンスはあった筈だ。そこが怠慢で、与党時代に得た「ノウハウすら無かったのか?」と呆れてしまう。





この政党のトラウマは、敢えて言えば「マニフェスト」だろうか?しかし出さなきゃ何をしたいかが解らない。それを国民に届くようにしないと支持を得る事なんぞは無理な話である。おまけにその手の政党は「リベラル」と「左翼」の区別が曖昧で、唯一共通をしているのが【反日】なれば、国民からソッポを向かれるのは当然である。所詮は「リベラル」や「左翼」を【反日】の隠れ蓑にしているのに過ぎず、偽物と言った方が正しいのだろう。大体、共産主義や社会主義の政党が「民主主義を守れ!」なのだから、それだけでも違和感はある。その辺の立ち位置を明確にして欲しいが無理な注文か?


劣勢のリベラルなぜ? 元SEALDs牛田氏「おかしいと主張してもいろいろ言われる」
「立憲民主党ちゃんとしてくれ」

https://news.yahoo.co.jp/articles/3e04e59cb0a5a03ee43ad6646b7a9969f7c05290
日本のリベラル左派
http://hinekuremono883.blog11.fc2.com/blog-entry-17657.html
〈森友公文書改ざん〉「心は友だちだし、友だちはほっとかない」小泉今日子さんが夫を亡くした
赤木雅子さんを応援する理由(文春オンライン)

https://news.yahoo.co.jp/articles/346d311630bf7a4206a8f0a26a8315c06f42105c?page=2

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