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娘がバイクに乗るということ、の巻

最愛の娘、チュナッペーが女子高生になった。
びっくりだが、時の経つのは早いな。

で、まさかの「バイクに乗りたい、免許とる!」発言が出たのである。

これは悩ましい問題だ。
バイクなんて乗り物は、危ないし不便だし汚れるし・・・年頃の娘にお勧めするようなもでは無いのだ。

でも、バイクじゃなければ感じられない空気や、景色、自分の意思で自由にどこまでも走れる(ような気持ちになる)感覚は、私の人生を豊かに彩ってくれたのは間違いない。

本人の意思で乗りたいと言うのであれば、バイクの楽しさだけでなく、バイクの怖さを確りと伝えたいと思ったのだ。

で、どうやれば伝わるのか・・・やほり、例え話が良いのだと思う。

例え話1
スーパーマリオが、ラスト1機でキノコもフラワーもスターも無しで、ジャンプ禁止のまま、Bダッシュする感じ。
だめだ、平成20年生まれのチュナッペーには、ファミコンのスーパーマリオが分からない・・・そもそもうちにゲーム機が無いし。

例え話2
戦国時代の合戦場に、フンドシ一丁で乗り込んで、敵陣めがけて一目散に突撃する感じ。
だめだ、逆に身軽で攻撃をかわして一気に大将の首とれそうとかって言い出しそう。

例え話3
我が子をライオンに食われたキリンは悲しくない訳はないのだが、決して泣かない――権力もなく、組織も持たぬ弱き者・キリン=バイク乗り・・・これしかないな!
ちょっと哲学的だけど、きっと伝わる・・・はず。
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