走れボルト

遊び大好き、いつも陽気で甘えん坊。ゴールデンレトリバー、ボルトの日々を書きます。ウサイン・ボルトから命名しました。

草木染め体験(54)

2019-03-26 17:29:40 | 草木染め
激しい雨の中、草木染めの教室にやってきました











3月のお題は「キンモクセイ」

花の咲く時期に染める植物が多いなかで、10月に咲くキンモクセイは例外

新芽の季節に使います









小さく切って煮出していくと










染液は淡い黄色











同時進行で布は水洗いして









みょうばんで先ばいせんをしておきました











染めの1回目












水洗い、ばいせん、水洗い

温度を上げて染めの2回目、水洗い、ばいせん、水洗いで終了






みんなの作品を陰干

透明感のある春の淡い黄色 

草木染めで黄色は多い色ですが、キンモクセイの黄色は特別です












教室にお泊りの黒ラブ、ラビに会いに建物の裏に回ってみました

やはりレトリバー、尻尾ぶんぶんで愛想のいい子 











そしたら、教室のワンコ まるが文句を言うのです 

やき餅を焼いちゃったのね 、かわいい 
 
















さて、うちのワンコですが 

ボルトの庭は椿の季節です










ずっと以前に路地植えにした品種は1m超えに成長し、たくさんの花を付けています

ボルトはサッカーボールで遊ぶのが大好き 











昨年の春、路地植えにした品種はまだあまり成長していませんが、

花を多く付けるようになりました










今咲いている椿










これから遅咲きの品種が咲きます 




春は花の季節でもあり、鼻の季節でもありです  



草木染め体験(53)

2019-03-11 17:14:07 | 草木染め
2月のこと

梅満開の草木染めの教室にやってきました 












2月のお題は「冷凍クサギ」    

秋に実を集めて冷凍保存していたものを使います

実は布の重さの3倍必要ですが










やがて水分が抜けると色素が出にくいことから、今回はぜいたくに使わせてもらいました

実を収穫してくれた染め友に感謝 

クサギは大木に育ったものもあり、枝を切り取り、手でもいで、小さな実を集めるのは、時間と根気のいる作業 




















みんなの作品を陰干し

きれいな青に染まりました  















さて、3月になりボルト地方はすっかり春です 

わんわん温泉へ向かう途中の菜の花畑は満開 











黄色がまぶしい 












近くの苺農家のお店でティータイム 











ボルちゃん、いちご甘かったね 











わんわん温泉にやってくると、もう閉めて再開の予定はないとか 

ボルトが小さい頃から、冬は月2で通った温泉、ありがとう  


さてこまった、こまった 












気を取り直して

松山空港の近くのわんわん温泉に行ってみよう 











お湯はいい、ボルトには浴槽がちょっと狭いかな? 

ここは時間制なんだって、焦ります 










ボルトのシャンプー、リンス、ドライヤーの時間は1時間20分くらい

以前はずっと立ったままだったのですが、昨年の暮れからドライヤーの間は、すのこに横になるようになりました 

乾かしにくいけど、おじいちゃんワンコだから、のんびりいこう 

わんわん温泉が他にもあってよかった 











今年は春の訪れが早い!

ボルトの庭では、桜と同時期に咲く桜狩という椿が、例年より早く咲きはじめました










バラも芽吹きが始まり、はじめての品種  クラウン・プリンセス・マルガリータ と ガブリエル を買ってみました 

きれいに咲くといいなぁ 














花粉の時期もあと少し、頑張ろう  
















草木染め体験(52)

2018-12-26 17:15:06 | 草木染め
草木染めの教室にやってきました













12月2度目のお題はお初の「梅」

染め液は昨年の冬に剪定した梅の木を、4回煮出して集めたものだそうです

湯気があたたかい 











洗った布を












入れて染めの1回目

白梅だというのに、きれいなオレンジ色は意外です 











水洗い











みょうばんでばいせん












水洗い











同じ行程を繰り返して2回目

オレンジ色がより鮮やかになった 











最後は染めで終了












みんなの作品を陰干

温かみのあるきれいな色は、顔色をパッと明るくしてくれそうです

紅梅だけで染めたらどんな仕上がりになるかな 

みんなそれぞれ忙しいのに、この年の瀬にお山にイソイソと集まるなんて、忙中閑ありね 












帰り道のランチはログハウスで 











クリスマス気分を味わいました 

今年は忙しくて、クリスマスイベントはなしでした 




















朝、新聞の5月生まれの占いコメントが良かったので、気を良くしてスタートしたのに


染めの最中、クロモジのアロマを集める装置から木酢液がポタポタしているのに気付かず、開いていたリュックは木酢液漬け 

虫を寄せ付けない木酢液のにおいと灰汁は手強い 











続いて振込みに行った銀行で、金額を間違えて送金しアタフタ 

銀行員のお姉さんに、なかったことにして再度の振込みを聞いてみるも、時間と費用がかかるので不足分の振り込みがベストの選択ということになりました

舞い上がっているので、差額は暗算では心もとない 

銀行員のお姉さんとみたび請求書を見ると、そもそも消費税込みの合計欄(648)と請求金額(684)が合っていないじゃないですか 

なんじゃ~ 

合計額を振り込んで結果はOKだったけど、これが請求金額だったらどうする? 考えたら汗がドバーと吹きました 




夕食後、ボルトのお散歩に行きました 

ボルトはあまり歩かなかったけど、いつものように帰ってきて芝生でウンもしました

その後、人間だけでお散歩へ 

途中暗がりで、むにゅっとしたブツを踏んでしまい、懐中電気で見ると、どこかのワンコのボルトのよりでっかいウンが 

お持ち帰りは遠慮したい 




ああ、もうなんという日 

でもパパがリュックの防虫ができて、金額の間違いもなく、ウンも付いて、いい1日だったね、だって 

ボルちゃんもそう思う 










今年はクリスマスも新年もリース代わりは鉢植えです 













今年も残りわずかとなりました 

ボルトも飼い主もお世話になり、ありがとうございました 


ワンコのお友達も、染め友の皆様も、よいお年をお迎えください 
















草木染め体験(51)

2018-12-08 19:08:12 | 草木染め
草木染めの教室にやってきました











12月のお題はお初の「インド茜・粗粉」 

材料は京都の材料店から染め友が購入











あらかじめ煮出した染め液は、2~10煎目の染め液を集めたものです

(最初の1煎目は黄色の色素が特に多いため、別の鍋に除いています)

それでも目では見えない黄色の色素が、デジカメで撮ってみるとボールの周囲にはっきり見える 










染め液が濃い場合は色むらを起こしやすいので、

お湯を加えて薄めます











水洗いした布を











染め液に投入して染めの1回目

布を入れるとすぐに、オレンジ色の色素が布に上がってくる 










規定の時間を染めて水洗い

布に入りきらなかった色素が流れていく  あ~ もったいない 










みょうばんでばいせん











水洗い 

とてもきれいなオレンジ色です

日本茜から出る赤が、このオレンジに近い赤なのだそうです 

日本茜は自生している株や挿し木を数年栽培して、成長した根を掘り起こして使うとのこと、量を確保するのは気が遠くなりそう 

売っているものではないのですね 










染めの2回目は、染め液に11~13煎目の液を足し温度を上げて

気軽には染められないインド茜は、色素を残すことなく使い切る工夫が必要なのね 

ボールの中の色素の量と、一度に布が吸収できる色素の量を見極め、使う段階を考慮しなければ 

それにボールの中にはお高いシルクが入っているのでより慎重に、集中です 


染液に入れた時のオレンジ色が









時間の経過と共に赤に変わってきた!












みょうばんでばいせんの2回目










水洗い

色素が布に定着し、流れなくなってきた 











染めの3回目

染め液は底が透けて、インド茜の色素がおおかた布に移ったことがわかる









水洗いで終了










みんなの作品を陰干

ピンクがかった細い布は先生のご配慮で、1煎目だけを使い綿の分量が多い布を染めピンクをねらったもの  成功 

同じ染め液を使っても、綿は絹よりピンクがちに発色するんだよね









インド茜は1人が100gを使用

染めることができる布の重さは、インド茜の重さの50%~100% 

多ければ当然赤が薄くなるので、回数を重ねる必要があります

今回は冒険を慎しみ、ボールの中はシルク2枚で53gとしたので、色素は余裕でした 

染め液にはまだ色素が残っています

残った色素で新しい布を赤く染め、上からクサギの青をかけると紫が出るかも  って聞いたら  

きっと染め友の誰かがチャレンジすると思います 

楽しかった~  









さて、ボルトは気持ちよさそうにお昼寝中 

3食、おやつ、昼寝、お散歩付きがうらやましい 










起きたらリンゴのおやつを食べよう 

今年いちばんの美味しいリンゴだね 











今年も椿の季節がはじまりました

絞初嵐は毎年、初冬に咲きはじめる椿










でも有楽や










乙女椿は去年より早く咲きはじめました














地植えにした椿は、今年はまだ花を付けていない木もありますが

来年はたくさん花をつけるといいなぁ 










草木染め体験(50)

2018-12-04 17:13:42 | 草木染め
だいぶ前のことになりますが、

11月の草木染めの備忘録を書いておかねば 










11月のお題は「桜の落ち葉」

紅葉した葉からピンクの色素を取り出せるかな 









煮出して染液を作ります










水洗いした布を










染液に入れて、1回目の染め










水洗い 赤の色素が少しあるなぁ










みょうばんでばいせん










水洗いをするとすっかり赤はなくなった 













同じ工程を繰り返して、2回目の水洗い











3回目の水洗い

こんどは茶色が勝ち、染め上がりはよくある地味な黄色で、桜で染めたと言わなければわからない 

きれいなピンクに染めるのは難しいなぁ  









みんなの作品を陰干

地味な黄色は桜の落ち葉とドングリのボウシのみょうばんばいせん、黒はドングリのボウシの鉄ばいせん 

毎年ウルシの落ち葉で何回も染めて黒を出していたのに、ドングリのボウシで容易に黒が出るのね 












帰り道のカフェランチは











タイミングがやっと合ったお店 























大雨に備えて庭の排水工事をしています

ボルトもお手伝いをしているつもり  












地元発の映画を観に行ったり











松山のほにや店舗へ 

高知のよさこいグループ「ほにや」の踊りを観に行ったりの

「 ほにや ほにや ほにやよさこい ほにやよさこい 踊らなゃソンソン  」











11月のことでした 

草木染め体験(49)

2018-10-11 12:32:24 | 草木染め
草木染めの教室にやってきました 

教室のねこ、可愛いニャー 









10月のお題は「クリ」 

食べられる染め体験は栗だけなので毎年楽しみ~ 


鬼皮をむいた栗を









何度も煮出し、集めたアクで染めていきます 










染めの1回目










水洗い










みょうばんでばいせん









水洗い











この工程を繰り返し、さいごは染めで終了






同時進行で栗の渋皮煮を作ります  

少なめのお砂糖と赤ワイン1本を投入   いい香り 











みんなの作品を陰干 (Nちゃん、写真をありがとう)

同じ布でも違う色が出るのは、アクが違うからかな?

茶色は栗のイガで染めたもの  ありゃ、紫も出てる   























半日で帰宅したから私の作品はこれだけ  

栗の渋からは意外と可愛い色が出るのです 











ボルちゃん、渋皮煮を食べる?












今年は栗が裏年で収穫量が少なかったそうです

畑の栗が育って実るのはいつだろう?  先は長そうだなぁ 













これはフェイジョア










実が順調に育っています 

 


草木染め体験(48)

2018-09-22 14:04:17 | 草木染め
9月になり、草木染めの教室が始まりました 












9月のお題は「コセンダングサ」

ボルト地方ではあちこちに生えて、くっつきむし、ひっつきむしと呼ばれています 

小さく切って










煮出した染め液から、濃いオレンジが出るといいのだけど・・・

つぼみは付いているもののまだ開いていないため、黄色とオレンジのどっちが強く出るのかなぁ 










染めの1回目











水洗いして、みょうばんでばいせん










水洗い











同じ行程を繰り返して、3度目の水洗いで終了

薄いオレンジかな 










みんなの作品を陰干し

同じ布でも微妙に色が違う 













この日、おまかせランチメニューは天ぷらでした 

お店で揚げてもらうと、とてもおいしかった 
















今日、やっと晴れた  

ボルちゃん、晴れると暑いね!












近くのコセンダングサの花が開いてきました














10月は「栗」で染めて、渋皮煮を作ります 





忘れていました 

はじめて見たアナグマの写真です 

教室にワンコが残したドッグフードを食べにやって来るのだそうです









草木染め体験(47)

2018-07-13 17:03:56 | 草木染め
草木染めの教室にやってきました












ネコちゃん発見 










おいでと呼んでも、近くに寄ってはこないのね 

染めの教室を主催するNPO法人が保護したネコです














7月のお題は夏の定番 「コアカソ」

染め液は先月より赤が強いように見えます

植物の色素は時期によって違う、不思議 










水洗いした布のうち色のついた布は、昨年ハゼの落ち葉で染めたもの

色が中途半端なのでもっと深い色に仕上げることにしました 









染めの1回目

白い布は鮮やかな色に 









水洗いして










鉄ばいせんで少し色が変わった










同じ行程を繰り返して、2回目の鉄ばいせん

色がすっかり変わった 











みんなの作品を影干し

黄色はイタドリで染めたもの

ピンクとオレンジはコアカソのみょうばんばいせん、茶色はコアカソの鉄ばいせん

もともと色付きの布は後列、通路の中央のチョコレート色 












ランチは染め友に、はじめてのお店に連れて行ってもらいました 

このお店はテレビに出たとかで行列、ランチにでかける人は意外と多いのね 

うちは残り物をチンすることが多いなぁ 












ボルトは雨上がりに近くの海へ行きました 

うれしそう 











梅雨が明けて、暑すぎる毎日が続いています 

ほぼ一日中エアコン生活のボルトは、夜のお散歩もハーハー言いながら 

また海に運動に行こう 




じゃ、またね 





草木染め体験(46)

2018-06-22 12:56:17 | 草木染め
草木染めの教室にやってきました 

天気は悪いけど久しぶりの教室 










6月のお題はお初の「すおう・チップ」

さて、どんな色に染まるでしょう 











染め液は濃い黄色だけど、液の底の方に赤がいそうです 









水洗いした布を投入










染めの1回目は黄色








水洗い

何度すすいでも色素が出てくるなぁ!









みょうばんで媒染中、黄色が次第に赤に変化してきた 









水洗いすると布はまだ黄色で、赤は流れていく 

あ~あ 色素がもったいない 









染めの2回目

時間の経過と共に、布が赤に変化してゆく 









水洗いして










みんなの作品を陰干し











染め友のひとりが同じボールで染めた同じ布を使い、鉄媒染にチャレンジ 











向かって右が元の色、左が鉄ばいせん後のブドウ色

どちらもステキな色です 









すおうはとてもきれいな色に染まりました

ただ染め上がり後の色が変化しやすいのが難点ということで、その時はまた染め直しもいいかもね

布の材質や鉄の量などにより、様々な色に染め分けられそうです 

と・・・・ランチをしながら、夢はますます広がるのでした 


しばらくは布を見ながらニヤニヤして、またタンスの肥やしが増えるかもね 












さて、ボルトは雨の日は体力温存に努めています 










すっきり晴れて、お散歩がたくさんできるといいね  

ボルトの洗濯物もいっぱいだ




じゃ、またね 
















草木染め体験(45)

2017-12-12 17:09:30 | 草木染め
寒くなってきたので、今年もボルトの温泉がはじまりました 

ボルちゃん、はな水たれてるよ 














草木染めの教室にやってきました 

山は時雨れて寒い 










12月のお題は「ハゼ」   落ち葉で染めます 

子供の頃、ハゼにまけた皮膚がかゆくて病院に通った思い出があります 








ハゼを煮出した









茶色の染め液に布を入れ、1回目の染め









水洗い

1枚だけ緑っぽい布は、もともとクサギで青に染めて何年も使っていたものです

変色してきたので黒に染め替えます 










水洗いして色止めのばいせん

今回は鉄ばいせん、ばいせん液につけると布の色はあっという間に変化します 










布を媒染液に入れて 









ひと振り









ふた振り









あれよあれよと言う間に








あ~、茶色がなくなる~ 






 



約5秒で黒に変化  











水洗いをして










再び温度を上げた染め液の色素を布に入れていきます











この工程を最終的には6回繰り返して、漆黒を目指しました

みんなの作品を影干し

染める回数や布の種類により、色々な黒が出来上がりました

いちばん右の茶色のスカーフが、みょうばん媒染をしたもの、ハゼの落ち葉そのままの色です 











染めの教室では、山の水をぜいたくに使えるのできれいな色が出るのですが、なにせ冷たい 

教室はまた来春、今年も染めの教室におつきあいありがとう 







ところで、忙しくて寒いこの季節の夕飯はなべの出番が多い我が家

お友達のおうちでは鍋のアクセントは何かなぁ 

うちは かんずり、レモスコ、ゆずこしょうです

いちばん大きな瓶は黄色のゆずこしょうを作ってみました











ゆずこしょうは畑のゆずと赤トウガラシで ( 高知県のゆずの村でも、黄色のゆずこしょうを見たことがあったなぁ )

畑のゆずは毎年小さな実を付けていたので、小さな実の成る種類だと思っていましたが 

レモンの木と共に剪定、施肥をしたら今年は立派な実を50個あまり付けました 


緑のゆずこしょうとはちょっと違うけど、入っているものは同じです
 








そんな話を染め友としていたら、ごまスコを教えてもらいました 

ごまスコも買って、畑のレモンでレモスコも作るぞ 



じゃ、またね