走れボルト

遊び大好き、いつも陽気で甘えん坊。ゴールデンレトリバー、ボルトの日々を書きます。ウサイン・ボルトから命名しました。

草木染め体験(44)

2017-12-05 17:00:37 | 草木染め
草木染めの教室にやってきました









11月のお題は「クサギ」だったよ 

染め友が1年前に採取して冷凍保存していた実を使います 

きれいな色が出るかな?










使い続けた私のスカーフは、クサギの水色が褪せていたので染め直し

もう1枚は新しい布











クサギの実は何度もゆでこぼして染料を集め











さらにすりつぶして、絞り集めます 







 



染め液の温度を上げながら染めると





  





鮮やかな水色になりました 

大好きな色です 










みんなの作品を影干し 









ランチはお山をおりて「旬菜 はる」でうめぇ 













さて12月になり、人間は何かと気忙しい毎日ですが、ボルトはのんびりの毎日です 

庭のアメリカ楓も冬支度 

ボルちゃん、お手伝いしてくれるの?










邪魔してるようにしか見えないけど 











焼き芋を焼くのは、風がない日にしようか 










焼き芋はまたこんどね 



じゃ、またね 

草木染め体験(43)

2017-11-01 17:05:55 | 草木染め
草木染めの教室にやってきました











10月のお題は「コセンダングサ」

あの くっつきむし です 

散歩の時、ボルトの毛にくっつく迷惑な植物 










小さく切って煮出して










染めの1回目











コセンダングサはみょうばんで媒染する工程で、

黄色がさらに濃く変化するのが特徴 











染めの2回目で鮮やかなオレンジに変化 

迷惑な植物から、こんなきれいな色が出るなんて 

4年ほど使い続けていますが、色落ちがなく安定した色素です











みんなの作品を影し














111の日 

9月に京都の染め工房「手染メ屋」さんでオーダーした藍染めTシャツが届きました

ワンコの足跡に見えるかなぁ 

来年の夏、きま~す 













朝夕は肌寒くなったボルト地方 

ストーブを出したり、こたつ布団を干したりしています


ボルトもハウスでお昼寝するようになったので、クールボードを片付け毛布を出しました 




















お友達のみんなも風邪を引かないよう、深まる秋を楽しんでね 


じゃ、またね 

草木染め体験(42)

2017-10-06 17:10:10 | 草木染め
草木染めの教室にやってきました

このワンコは染めの教室を主宰するNPO法人の新入り看板犬、名前は まる です 










10月のお題は「栗」 

ひとりで自宅で作りたくはない、でも食べたい栗の渋皮煮と、栗の染めは毎年恒例です 

栗は傷をつけないように鬼皮をむいて















重曹を入れ、あくを抜きます







ゆでこぼした汁は染めの液

3回目は水だけでゆでこぼします








栗の渋皮を、きれいに洗います










砂糖の種類も量も好み、ラム酒を入れたりで、渋皮煮はみんな違う味ですが、

今年は少量の上白糖とお手軽ワインだけで、ワイン煮にしてみることにしました 

あまり熟していないいちぢくを、赤ワインだけで煮たコンポートがとてもおいしかったので

そのワインを使います 










上白糖は数回に分けて入れ、水分が減った分、栗がかぶるまで赤ワインを注ぎ、沸騰させないようにコトコト

残っていた赤ワインを全部入れました 












染めの方はいつもの通り





















渋皮は、意外と可愛いピンクに染まります 










ひと晩冷蔵庫に入れてワインに染まった栗を、もう少し煮詰めて照りを出しました










渋皮煮は手間がかかるぜいたくなお菓子だけど、自分で作るとおいしいなぁ 

染めには興味のないパパですが、渋皮煮は大好きなので、畑に栗の木を植えると言い出したのです 
 



さて

まる君、もとは野良犬でした 

ランチの白ごはんを少し、まるのフードボールに入れてみました

ドッグフードが残っていたので、白ごはんなら食べるかなぁと思ったのですが、食べません

しばらくして見ると、フードボールの中身はすべてこぼれて、泥と小石だらけになっていたのです 

それは、まるがわざとやったこと 

おなかが空いた時のために、ごはんを隠したつもり 

その証拠に、一晩経つとごはんはきれいになくなっているそうです

知らない人が来ると、尻尾を巻いて吠えるまる、いじらしいなぁ

まる 人間は怖くないし、ごはんの心配も、もうしなくていいよ

優しい飼い主ができてよかったね 











この日、染め友の家でチョコパンを食べたクマネズミが、やっとつかまって持ち込まれました 

栗やお水をもらって、くまちゃん と名付けられたクマネズミの運命がとても気になります 

水責めの刑を危うく逃れたのに、飼育か? 骨格標本か? 

また会えるかな?










色々な動物が集まる染めの教室、この間はヘビがよしよしされていました 



じゃ、またね 

草木染め体験(41)

2017-10-05 17:05:46 | 草木染め
京都の朝は快晴 

午前5時50分、雨戸を引く音がして、読経の声がはっきり聞こえてきました

昨夜は暗くてわからなかった「妙蓮寺」さんが、朝日の中にくっきり 










朝ご飯に向かったのは、昨夜の染め友に教えてもらった「伊右衛門サロン」

開店時間に行ったら、すでに行列ができている 

2階の「千總ギャラリー」は10時からで、見ることができませんでした 




















だいぶ待って、やっと朝ご飯が食べられました 

うめぇ 












それから大急ぎでタクシーに乗り、やってきました染めの工房










染め友再訪の山本晃先生はスゴイ人 










楽しみにしていた体験は紅梅染めから 

真っ白のシルクのスカーフが








きれいな色に 

山本先生は、平安時代の紅梅重ね(王朝の色彩)の梅色を、室町時代の友禅の文献に基づき

現代に再現した人なのだそうです










作品はとてもきれいな色













ウメノキゴケ染めは、古木に付くウメノキゴケを使って



















紫色に染め上がりました 

色の違いは、染めた回数の違いです















体験のあと、山本先生の奥様が近くの神社のお祭りに案内してくれました 











この神社のおみこし「ずいきみこし」は、野菜でできているんだって 












ほんとだ、屋根も 






















染め友さん、お世話になりました 

また誘ってね 












染め以外どこにも行かなかったけど、お土産だけはゲットできたよ 













ボルトはおりこうさんにしていたかな 

庭の穴掘り、頑張ったの 












京都の染め旅におつきあい、ありがとう 



じゃ、またね 

草木染め体験(40)

2017-10-03 17:32:45 | 草木染め
貝紫を染めに、京都へ行ってきました 

この写真は 「天然色工房 手染メ屋」 のホームページのものです

「使っていいよ」 で、お借りしました 










「貝紫に染めるワークショップに行く?」 染め友のお誘いで 

瀬戸大橋を渡り 










京都にやってきました 

あこがれの「田中直染料店」で、布を買い込んだあとは 










本日の目的地

ビルの2階にある「手染メ屋」さんに一直線 










1番乗りの愛媛組のあと、鎌倉や大阪、各地から受講者が集まりました 

布や染め、そんなことが大好きな人ばかりが、ひとつのテーブルを囲みます 









みんなの期待の中、アカニシ貝の解体、染料の採取が始まりました 

貝に穴をあけ、身を取り出します









貝の黄色い部分「プルプラ」を









集め、薬品を入れ









日光に当てると

黄色だった液が紫色に変わってきました 

これが貝紫の染料なんだって 










液を濾して










水を加え染め液を作った鍋に、薬品を加え

水洗いした布を入れ、かき混ぜながら温度を上げると











液の色が、また黄色に変化 










アツアツの鍋から黄色のスカーフを取り出して、空中でふりふりすると、アラ不思議 貝紫に変化  のはずが

なぜかイマイチ違う色 












水色もきれいなのですが、頭の中はこの色













後日わかったことですが、原因は光が足らなかったこと

このまま持ち帰って直射日光で干した受講生から、「紫になりました」という報告が届いたそうです  



最初に聞いてはいたことですが、教室の中やスカーフも腐ったような磯のにおいが強烈 

すっきり貝紫とはいかなかったね 











さて、気を取り直して 

「再度の貝紫染めOK」というお言葉に甘えてあの布を預け、みんなで夕食に向かいました 

さっきのアカニシ貝をうめぇと頂き、京都の夜は更けていったのです 










「手染メ屋」さんに、ワンコの足跡マークを入れた藍染めのTシャツをオーダーしました

出来上がりが楽しみ 







京都の旅、2日目は紅梅染めとウメノキゴケ染め

草木染め体験 (41)に続く


草木染め体験(39)

2017-09-29 17:13:44 | 草木染め
草木染めの教室にやってきました 

ボルトの手術でずっと休んでいた染めの教室、久しぶり 











9月のお題は「コブナグサ」









そこここに、いっぱい生えているコブナグサ 

雑草と呼んでしまいそうだけど、立派な名前があるのね 











鎌で刈って、煮出していきます 









染め液は茶色










染めの1回目










染めの2回目

だんだんと黄色が鮮やかになってきました










作品を影干し









3回染めた染め友のスカーフは、とても鮮やかな黄色だったそうです 







さて、趣味の草木染めも5年目に突入し、

このたびお初の色、 に染める教室に参加することになりました 


ナイスミディな旅(古い   )となるか、はたまた珍道中となるか・・・


行ってきま~す 




じゃ、またね 







草木染め体験(37)(38)

2017-05-31 17:35:31 | 草木染め
スーパーエクセルサが咲きはじめると












バラの季節も終盤です













先日、ふたつの染め体験に行ってきました




ひとつめは毎度の草木染めの教室


5月のお題は「イタチハギ」

鮮やかな緑が人気です 

紫の花の時期にしか緑色に染まらないため、「あそこのイタチハギの花がもう咲いてたよ! 」と染め友がヤキモキ 


教室の日に、まだ花が咲いててよかった 













小さく切って煮出していきます

甘い香りもおなじみ 










水洗いした布を入れ、染めの1回目










水洗いして









みょうばんで媒染

媒染の工程の20分間で、花の色、紫が次第に緑に変化してゆきます 

毎年のことですがオドロキ 









緑に変化した布を水洗い












同じ工程を繰り返すと、緑が濃くなりました 










みんなの作品を影干し
















ふたつめの染め体験は藍 









プロの染色家の教室に、染め友が誘ってくれました 

場所はレストランの中庭 










持ち込みは藍の生葉で染めたもの









模様を入れて(先生の手)









藍で染めると










全く違う作品に生まれ変わりました 

7分袖のTシャツは白を買って染めたものです 









先生は布fuさん

染めた布で服を作っています

スカーフもいいけど、Tシャツやブラウス、スカート、テーブルクロス・・・いろいろ染めると楽しい 









藍は染めはじめると手が離せないので、レストランのランチを食べそびれ 

コンビニのおにぎりで腹ごしらえをしてひたすら藍染め 


今日はたくさんの生徒の作品も見られて、とても勉強になりました 







夜の散歩の時に、ホタルが飛びはじめました 



じゃ、またね 





草木染め体験(36)

2017-04-13 12:05:54 | 草木染め
春になって、今年も草木染めの教室が再開しました 



草木染めの教室にやってきました










4月のお題は春の草花たち









ただの雑草に見えるかもわかりませんが、この中には

カラスノエンドウ、ヨモギ、ヤエムグラ、セイタカアワダチソウ、ホトケノザ(春の七草のホトケノザとは別もの)

ヒメオドリコソウ、ススメノエンドウなど盛りだくさん 










煮出して染め液を作ります










スカーフは水洗いをして










染めの1回目










水洗い









みょうばんで媒染








水洗い








この工程をあと2回繰り返して

春の黄色に染まりました









みんなの作品を影干し









このたび 「石鎚ふれあいの里」 の 「ふれあい山菜week」 の初日

4月16日(日曜日)に

草木染め教室の作品を、展示即売することになりました 


染め友一同が、タンスにため込んだお宝を蔵出しします 


すべてが1点物なので、お気に入りのスカーフがあればぜひ 



これは私の作品ですが、ご参考に

もっとたくさんの色が並ぶと思います 























じゃ、またね 

草木染め体験(35)

2016-11-12 13:31:39 | 草木染め
草木染めの教室にやってきました












11月のお題は「メリケンカルカヤ」


メリケンと付くので外来植物ですが、草むらのなかに叢生しているのを見たら、ああ、これねと思うくらいよく見る植物、

名前を知りませんでした 


染め友が刈り取って切り、乾燥してくれたものを、煮出していきます











染め液はイネ科の黄色 










水洗いしておいた布を









染め液に入れ、染めの1回目










水洗いして










みょうばんでばいせん

水洗いした時の布の黄色(上の写真)は、みょうばんのアルミと反応してぴかっと輝く黄色へ変化 










水洗い










2回目も染め、水洗い、ばいせん、水洗いの工程を繰り返すと

さらに黄色は鮮やかに 










みんなの作品を影干し

メリケンカルカヤの黄色は、今まで染めた黄色の中で特に鮮やかな黄色だなぁ  

オレンジはビワのみょうばんばいせん













さて、ボルトのおやつも秋の味覚  

毎日が楽しみなボルトとママです    










体重、注意 



じゃ、またね 






草木染め体験(34)

2016-10-08 17:35:21 | 草木染め
ボルトの笑顔   












草木染めの教室にやってきました 













10月のお題は「栗」

研修旅行で買って来て、一晩水に浸けたものです 









さっそく苦手な鬼皮むきをして  

(みなさん、お手伝いありがとう  )










重曹一つまみを入れて、灰汁を抜きます

3回ゆでこぼして








集めた煮汁で、今回は麻のスカーフを染めます 

先生、ありがとうございます 









1回目の色

すすいでみょうばんでばいせん










2回目の色









3回目の色

次第にピンクが濃く入ってきました 

最後は微妙に色を変えないため、ばいせんせず染め液で終了 










染めと同時進行で、栗の渋皮煮を作ります

栗にはちみつ(250g)を投入 (一般的にはとても少ない分量、甘さはあまり感じない)

グラニュー糖、ザラメ、黒砂糖、みんな砂糖は色々で、ぜんぜん味が違うね 












染めの途中で

お昼ごはんはタイカレー 










テザートにも栗の渋皮煮  














みんなの作品を影干し

同じ布でも染め上がりのピンクが微妙に違うのは、栗の灰汁の量が違うから

産地によって灰汁がちがうんだねぇ 










ボルトはスカーフより、うまうまに集中  

ボルちゃん、どうだった 







たった1粒だったけど 

手間はかかるけど、染めと渋皮煮が一緒にできる栗はいいね 





じゃ、またね