走れボルト

遊び大好き、いつも陽気で甘えん坊。ゴールデンレトリバー、ボルトの日々を書きます。ウサイン・ボルトから命名しました。

草木染め体験(28)

2016-03-13 22:08:07 | 草木染め
草木染めの教室にやってきました









3月のお題は「きんもくせい」

草木染めに使う植物は、花が咲き始める時を選んで使うことが多いのですが、きんもくせいは例外

「春がはじまったよ ~  」という、早春の淡い黄色が出ます  

でも2回目なので

今回は鉄ばいせんで緑がかった灰色も狙ってみよう 





布は水洗いして、みょうばんで先ばいせんで準備OK

 






きんもくせいは小さく切って煮出していきます

 







先ばいせんした布を水洗いして、染液に

 





投入             20分後に水洗い

 





みょうばんでばいせん     20分後に水洗い

 





再び温度を上げた染液で染めの2回目   20分後に水洗い

 





ここからは鉄ばいせん       色の変化を見て終了

 





みんなの作品を影干し



透明感のある淡い黄色はみょうばんばいせんをしたもの 

黄色が出る植物は多いのですが、きんもくせいの黄色は愛されカラーだと思うなぁ 



大判のスカーフは偶然同じスカーフを選んで、最後に鉄ばいせんをしたもの

仕上がりの微妙な色の差は、酸化鉄たった1滴の差なんだよね 

酸化鉄はキャップから手で滴らせたので、ドバーと入ることもあり、それもあり!というおおらかで興味深い面々がそろっています 

草木染めは奥が深いなぁ 

草木染めにはたくさんの水が必要だけど、まだ山の水は冷たかった 






ボルトは草木染め教室のお友達に遊んでもらいました 

Uちゃん Iちゃん ありがとう 










来月は春の色 




じゃ、またね 

草木染め教室でリース作り

2015-12-19 21:18:26 | 草木染め
草木染の教室にやってきました

12月のお題は、ちょっと目先を変えて「クリスマスリース作り」 






 

それが・・・

パソコンに取り込もうとしたら、デジカメのデータがないのです 

あの日撮ったたくさんの写真が1枚も・・・ 

染め友の忘年会もかねて、ダッチオーブンで焼いたイノシシ肉の蒸しパンや紅玉の焼きりんご、薪釜で焼いた数種類の手作りピザの写真

かずらからリースの輪を編んで、飾り付けた色々なリースの写真がいっぱいあったのに 

よーく考えてみると最後に撮った写真がピンボケだったので、消去した時に「全画像消去」を押したとしか考えられん 

残念です 







残っていた写真を集めてきました

先月は徳島や香川に行った時、松ぼっくりを拾い集め、

今月は風が吹いた翌日、近くのお山に行き、ボルトを松の木につないで松ぼっくりを拾った時の写真










その松ぼっくりは大きかったので、きっとみんなびっくりするだろうなぁ 

なんてわくわくしながら洗い 










天日に干して乾燥して










またまた拾ってきた松ぽっくりを、パパが害虫駆除のために煮ているところ 









はじめてのリース作りは、かずら(葛かな)の輪作りから

思い通りにならないかずらに手を焼いて半ばあきらめていると、染め友が手を貸してれ、何とか輪になったよ


「いびつな形だなぁ」と机の下の方に入れていたら、

あとで染め友がリボンを巻いてくれ、クリスマスリースらしくなった第1号

「味がある世界でたったひとつのリースやん!」 とナイスフォロー・・・









気を取り直して、作り直した第2号は

かずらを巻いてお湯に浸けていた円筒型の容器の、その円形のままを束ねただけの輪に

松ぼっくり、リボン、ゴルをつけただけのリース 

ちなみに束ねてくれたのは染め友で、私はくっつけただけ 








手を加えていない第2号の方が、よく見えるというのはどうしたものか 


染め友作の凝ったリースの写真、たくさん載せたかったなぁ 





緑の葉(孔雀椿)を足して飾ってみたよ











それでは最後にボルトから一言 






高知県の桂浜に、立派なまわしを付けた闘犬がいたね

ママ作、世界にたったひとつのクリスマスリースでした  




草木染めの教室はまた来春、趣味のブログにおつきあいありがとう 



じゃ、またね 


草木染め体験(26)

2015-10-27 17:15:29 | 草木染め
草木染めの教室にやってきました



10月のお題は「クサギ」 






朝イチのお仕事は実の準備 



辛気な作業も、みんなですれば楽しい 

富士山に行く前に夜なべで取った実は500グラム、ちまちまと煮詰まりそうだった 

実の中から、ムシさんだってひょろっと出てきた 

Uちゃん、たくさんの収穫と実、大変だったね 










実と布の準備OK

 









実を煮出している間に、布を水洗い

 









染液に布を入れると、みるみるうちに水色に

 

歓声があがります 








色素を最大限、布に入れていきます

 








水洗いして終了なんだけど

ちょっと変 











みんなの作品を影干し

やっばり変 











水色がきれいに出ているものと、くすんだものがあるのです 



Oちゃんの持っている布とその隣は同じ布なんだけど、色の差が明らか 

乾いてくるとよくわかります 









くすんだ布は次回、もう一度色をかけることになりました 



こーんな秋空の色に染まれ 











じゃ、またね 







クサギの実を採ったよ

2015-10-12 12:07:59 | 草木染め
草木染めの染料を採りに行ったよ 













10月のお題は恒例の「クサギ」



青い実で、美しい秋空の青を染めるのだ 







この日、「例の場所のクサギの実、なくなったみたい  」と染め友からのメールに

大急ぎで採取に向かいました 












見つけていた場所の実はあってよかった 

名前の通り、くさい実と格闘中 





そのうえ、葉っぱに付いてるカメムシにも参ったぁ  














それから、はじめてのお蕎麦屋さんに向かったよ 










竜胆や百合が咲く山のお蕎麦屋さんは、行列のできる有名店だって 

 








ボルトは車で待っててね 










しばらく待って、川を見下ろすテラス席へ











モミジの紅葉は始まったばかり 



明るい木漏れ日が気持ちいいね  








空気がひんやりとして、中の席にはもう暖房が入っていたよ

あの鳥はやまがら











餌付けして慣れているので、手やひざの上にも乗ってかわいいね 










お蕎麦はこだわりの十割そば

 

おいしかったね 











石鎚山系のお山は秋 



空気が冷たく感じます 







それでは、ブログの主役ボルトから一言




ボルちゃん、お付き合いご苦労様  






実はどれくらいあるのか外してみなければわからないけど、頑張らなくっちゃ 

間に合わない時は、染め友のみなさんのお手を拝借したいのですが、よろしくね  


じゃ、またね 












草木染め体験(25)

2015-07-17 17:16:41 | 草木染め
雨がポツリとしそうな山道を急いで



草木染めの教室にやってきました 







7月のお題は「コアカソ」

 

6月と同じですが、小赤麻は花茎を伸ばし開花準備OK

毎年お世話になる小赤麻なのに、実は花を見たことがありません 

今年は観察してみたいなぁ

染め液は先月より赤の色素が強くなっている気がします






布を水洗いして                   今回はひと工夫 

 




染めの1回目                    20分後に水洗い

 




みょうばんでばいせん                20分後に水洗い

 




染めの2回目は同じ工程を繰り返し           染めの3回目は部分的に色を載せ

 

水洗いで終了






みんなの作品を影干し



最初の染め液に浸したもの、最初の染め液を水で薄めてサーモンピンクを出したもの、そのサーモンピンクを更に染めたもの

綿を染め分けて色のグラデーションをつけたもの、様々な作品が並んだよ

綿がいい感じに染まって、夏の間はこれが重宝 

(小赤麻の煮汁にはたくさんの色素があるので、もともと色素の入りやすい絹はしっかり染まり、
色素が入りにくい綿も安定的に染めることができるんだよね)




後ろ側の作品もきれいな色合い  



小赤麻は6月と7月ではまったく違った色が出て、植物の色素って不思議だぁ 

それに布を細工する楽しみも加わって、いつも賑やかな面々が静かに集中 







ボルトはというと 



お留守番だったもんね




ながーいC~の後は、机の下の定位置へ



エアコン、扇風機、クールボードでお昼寝 





パパはここで 





きれいな景色を眺めて 





ニッコウキスゲが咲く車山高原から白樺湖も見たんだって 

 


いいなぁ、夏のビーナスライン 

あのニッコウキスゲからはどんな色が出るのだろう 




じゃ、またね 

草木染め体験(24)

2015-06-27 15:41:47 | 草木染め
草木染めの教室にやってきました








6月のお題は「小赤麻」






先生が刈ってきたコアカソの高さは約1メートル    染め液はコアカソの茎の色かな

 




水洗いした布を                   染めの1回目

 



20分後に水洗い                   今回は鉄ばいせんで、しぶーい色をねらうのだ

 



20分後に水洗い                    染めの2回目

 



20分後に水洗いをして鉄ばいせんの2回目         20分後に水洗いで終了

 

鉄をかけると、だんだん色が暗く変化していきます




みんなの作品を影干し



同じ染め液を使っても、布の違いやばいせんで全く違った作品が出来上がるから、やめられないね 

お友達と一緒に染めるとたくさんの作品が見られて、次はあれがいいなぁ!となり、

タンスのコヤシが・・・  









おーい、ボルト 






ではなくて、おサルさんです 




数年前からうちの周りにもサルが群れで出没し、近くの畑では作物が荒らされるようになりました

食べるだけではなく、いたずらで人参や大根を引っこ抜いたりするのです

以前はうちの畑のみかんをむいていたとか、どこそこの栗を食べていたとか 

いのししもよく出るので、たけのこやさつま芋も狙われています 





ある日は、網戸に怪しげな影が・・・ 


手近の新聞を丸めて構えたら

 

ゴキブリではなく、クワガタでした 

おいしそうなものに寄ってきたのかなぁ 




雨が降ると、ボルトはお散歩もそこそこに、すま間でお昼寝にいそしんでいます



水遊びは好きなのに、雨はきらいなんだよね 

暑いのか夕方のお散歩はすぐにUターン、夜のお散歩は念入りに約1時間の毎日です 



スカッと晴れたら、水遊びでもいきたいねぇ 




草木染め体験(23)

2015-05-29 17:06:35 | 草木染め
草木染めの教室にやってきました



いちばん奥の山は石鎚山です 






5月のお題は「イタチハギ」



花房がイタチの尻尾に似ている外来植物です

花は香りがあるよ 




イタチハギを小さく切って煮出していくと、染め液は花色の紫

 




水洗いした布を染め液に入れて、染めの1回目は30分

 



水洗いすると布は花の色、きれいな紫に染まっています    みょうばんでばいせん

 

みょうばん水につけると、布の色がだんだん緑に変わりはじめます 
みょうばんばいせんで色が変化した植物はお初 




20分後に水洗い                     染めの2回目

 

布はさらに濃い緑色へと変化していきます 
緑に染まることは最初に先生から聞いていましたが、不思議だなぁ 




水洗いで終了






みんなの作品を影干し



透明感のある緑がとても美しい  


紫の染め液の中にある青の色素と、もともとマメ科の植物が持つ黄の色素が反応してできた緑色

イタチハギがつぼみであれば、紫の色素が少ないので緑にはならないんだって 

花が満開の時(約1週間)に偶然あたり、貴重な体験の教室となりました 




染めの浸け置き時間に、屋外プールを見てきました
(ここ「石鎚ふれあいの里」は廃校になった小学校で、「西条自然学校」というNPO法人が運営をしています)

プールのヘリをよーく見ると



おびただしい数の「ヤマアカガエル」が  

雨がふったら、みんなお山に帰るんだって 

たくさんのカエルにビックリ 







さて、ボルトは 



少し前になりますが、カフェのモーニングにお伴しました 




うれしそうな顔だったんだけど 




いいにおいだけだったね 



じゃ、またね 







草木染め体験(22)

2015-04-29 16:47:48 | 草木染め
草木染めの教室にやってきました 








4月のお題はこの草むらの中から採取



ながーい動物は出てこないでね 



「カラスのエンドウ」 と 「スズメノエンドウ」です

 

カラスとスズメはさやの付き方が違うんだって
カラスとスズメの間には、1字ずつ取って「カスマグサ」という名前の植物があるんだよね 




たくさん採って、おなべでぐらぐら

 




煮出している間に、水洗いした布をみょうばんで先ばいせん 15分後に水洗い

 




染め液で1回目の染め    15分後に水洗い

 

 


みょうばんでばいせん    20分後に水洗い

 



温めた染め液で、染めの2回目、水洗い、みょうばんばいせん、水洗いを繰り返して染め終了



みんなの作品を影干し



緑がかった布は、同じ染め液で鉄ばいせんをしたもの
半襟も刺繍の所にうまく色が入ったね 

布の違いやボールに入れる枚数の違いが、染め上がりの黄色の差となって表われています
染め液の中にあった赤がうまく出て、オレンジに近い鮮やかな黄色の布も・・・いいなぁ  





今日のランチは山菜尽くし




てんぷらはタラの芽、ユキノシタ ヨモギ ウド コシアブラ
手作りこんにゃくと木の芽酢味噌の隣はワラビ
たけのこ、イタドリ(ボルト地方ではタシッポ ゴウサとも言います)
白和えはセリだったかなぁ?
山菜は苦手なんだけど、冬の間に体にたまった毒素を排出してくれると教えてもらったから
ありがたく食べなくっちゃ 





庭のモッコウバラが満開 






ボルトは庭を行ったり来たり、忙しそう 



おーい、くわえて行ったドッジビーやボールはお片付けしておいてね 




お友達のみんなも楽しい連休になるといいね 


じゃ、またね 





草木染め体験(21)

2015-03-16 22:17:02 | 草木染め
草木染めの教室にやってきました 



お山はやっと梅が開きかけた頃 

楽しい染め友のみんなとも再会 



3月のお題は「サクランボ」 



先生の所に行ったサクランボの木は

 

染め液になっていたよ 

一輪車にうず高く積まれた枝は、蕾のある先端部分だけを煮出したあとの残骸
右の染め液が抽出されたもの
それは黄色を含んだ1煎目を除き、2煎目だけを集めたぜいたくな染め液 

山盛りの枝が根気の要る作業を語っています    



さて、どんな色がでるかな 



水洗いしたスカーフを約80℃まで上げた染め液に投入

 



染めの一回目  20分後に水洗い

 



みょうばんばいせんの1回目  20分後に水洗い

 



同じ工程(染め・水洗い・ばいせん・水洗い)を繰り返して、3回目は染めと水洗い

左は2回目の色  右は3回目の色

 

回数を重ねるごとに色があざやかに 




山の水は手が赤くなるほど冷たく、ストーブの火が恋しかったね 








みんなの作品を影干し






乾くと、少し薄い色に仕上がるんだよね



布の素材によって、まったく表情がちがう



畑のサクランボは、今まさに満開 



鳥さんのごはんが、やがて真っ赤に実ります



桜は普通に煮出しただけでは、薄いグレーにしか染まらないんだって 

きれいな色は先生の腕 



今日のボルトは

おたふく桜で花冠を作ってみたんだけど 


 


振り落とされた桜の花冠は、無残な姿に 

破壊活動に夢中になって、光っているのはハナミズ  

ボルトは花より団子だねぇ 


じゃ、またね 








サクランボの木を切ったよ

2015-02-28 13:41:18 | 草木染め
拝啓、染め友のみなさん 


ボルトの散歩道にあるサクランボの蕾が開き始め、満開になりそうな勢い 


うちのは日当たりがよくない場所にあるので、毎年開花が遅れますが





開きはじめたので 

 



先生に相談して 



パパに木を切ってもらいました




サクランボは鳥さんが食べるので



人間の口には、入ったことがありません 



昨日よりたくさん開いてる 



花の勢いのすさまじさ 

水があると咲いてしまいそうなので、軒下で保存することにしました




お手伝いのボルトは 



おじゃま虫のボルト 





サクランボの木は先生に預けました 



どのくらい色が出るかな 


また教室で