ボナさんの北海道の釣り三昧II(休養中)

投げ釣り主体に北海道の沿岸に出かけます。夏にはフナや鯉釣りも。

よく食べるものが生き残ってきた

2010-11-20 00:16:49 | 釣り
糖尿病の講演会で面白い話を聞いた。人類が地球上に現れてから、食欲のないものは淘汰され、食欲のあるものが生き残ってきた。私たちの祖先は、食欲のある者同士で結婚し子孫を増やしてきたのだ。

糖尿病の大部分の患者は、薬を投与されると、うちのカミさんもそうだが、低血糖を味わう、ひとたび低血糖の恐怖を味わうと、多く、何度も食べるようになる。食欲の良い遺伝子を持ったものの末裔で食事制限がうまくいかない群である。

糖尿病でなくとも、ダイエットが何度も失敗するのは、食欲の良い遺伝子のあるものの末裔である。あなたの肥満は意志のせいではない、遺伝子のせいであるから嘆くことはないと知ると意外に前向きになるという。

食事をすると血糖値が上がりインスリンが出て血糖を下げる、そうすると食べたくなる。人類が世に出た時に、食べものが豊富でないところに出生したものは、節約遺伝子を持っていて、インスリンが分泌しても血糖が下がらないインスリン抵抗性の遺伝子を持った。これが、従来の遺伝的な一面だったが、また別の面が話されたのである。ところで最近の魚は、食いがいいのだろうか、それとも節約遺伝子を持っているのであろうか。