フナに始まりフナに終わるって

今週末の台風の行く末が、11日現在まだ判然としない。予報通りに中国に上陸するのか、それとも太平洋東へ進路を変えるのか・・・雨風がつく場合には、月沼以外の旧石狩川に立ちこみ釣りをするのは危険。今回は岡に上がることにした。

さてどこで釣るといいのやら、２－３の確認のため２ケ所の試し釣りをしてきた。藻の成長振りも見学の目的である。バラト大橋の左岸、ゴルフ練習所横は、東を背に東の風に強いが西風はまともに向かって来る。釣りづらい上に、月沼のように竿を寝せたり、道糸をたるませる戦法では、１．５号の竿ではゴミに攻められ折る危険が大。藻の成長も良く、エリモに分けてやりたい程の出来である。

１時間ほど、２号の磯竿で投げてみたが、敏さんと相棒さんが紋別で釣ったうぐいグイグイの子供のようなサイズで前途多難。日が落ちる迄、時間があるので月沼に細い水路で通じている反対側の止めに竿を出してみた。上の写真のように、たたずまいはいいのだが、浅く、潮通しも悪く、釣れるのはウグイと写真下のような小ブナであった。東に面しているので風雨の強い西風には釣りになるようだ。

月沼フアンに席を譲って他の釣り場を探すのも一興と、格好つけたはいいが、どうなるんでしょうね。ミミズは、太いのはウグイに好まれるのが分かった。最近の釣り具やさんは、ミミズなどの淡水フアンに冷たく、生返事が返って来るのみ。釣りはフナに始まり、フナに終わるという格言を知ってはいないのだろう。釣り具の修理やエサに対する対応で、我儘な私は、店をかえている。