今日のひとネタ

日常ふと浮かんだことを思いのままに。更新は基本的に毎日。笑っていただければ幸いです。

見るだけなら結構いける

2009年05月09日 | ギターと楽器のこと

 昨日とあるサイトでヤマハのSJというエレキギターの写真を見かけて「そういうギターありましたね」と思ったのですが、ヤマハのサイトではちゃんと旧モデルも見られるので親切です。ついつい見入ってしまいました。

 実はヤマハのエレキギターは自分では一度も買ったことがないのですが、雑誌広告では一番よく目にしたので印象に残ってるのが多いです。今日はそんなギターの話。

 出身が石川県なので子供の頃お盆や正月に買い物に連れて行ってもらうのは金沢でした。大体レコード屋に寄るのですが、本屋とレコード屋と楽器屋が一緒になってるところがあってそこでよく見かけたのはSGの初期モデル

 今から考えるとたいした定価ではないのですが、小中学生の頃はフォークギターしか弾いたことなかったので「おお~これがエレキギターっちゅうものか」と憧れたものです。今になってスペックを見るとボディが桂という木でやたらと軽いのですが、これはどんなもんでしょうね。実は「弾いてみたい」と思うのはこれが一番だったり。

 ヤマハのギターの印象が強い原因としてギター雑誌以外での広告が多かったこともあります。学習雑誌なんかにも普通に広告が出てましたが、ある雑誌の裏表紙にSXというギターがいっぱい並んでるのを見て「なんてへんてこりんな形!」と思ったものです。が、やはり妙なものは印象に残るようです。特に3ピックアップのモデルに興味があります。

 広告で見て憧れたのはSFというのもありまして、これは24フレットまであるのとハイポジションが弾きやすそうな形で「すげえなぁ~」と思いました。まぁ当時は普通のフォークギターを弾いてたのでせいぜい17フレットくらいまでしか届かなかったから特に凄いと思ったのでしょうが。高田みずえの「ビードロ恋細工」の間奏はフォークギターだと全然届かないんですよね。(って、何をコピーしてたんだか…) いずれにしてもこのデブチンのような下膨れのような妙な形が魅力なんですよね。このギターも凄く欲しいです。

 初めてエレキギターを弾いたのは高校の入学祝に買ってもらったときなのですが、その頃は甲斐バンドが好きだったので迷わずレスポールを選びました。(カスタムではなくスタンダードにしたのがいまいちポリシーがないですが)

 そのときは市内の小さい楽器屋に行ったのでそんなに選択の余地はなく、買ったのはアリアプロ2のものでしたが、昭和54年なので充分ジャパンヴィンテージだったんですね。そのとき他に店頭にあったのがヤマハのSA-700。テレビでセミアコを使ってるバンドを見たというとペドロ&カプリシャスくらいだったのですが、F型ホールから配線が見えるのがなんとなく不思議でレスポールに比べて大きいこともあって結構ゴージャスな気がしました。これは一時期ラリーカールトンが使ってたこともあったという噂で私も欲しいです。しかし、重量が4.1Kgですって。セミアコってそんなに重いもの?

 これまでヤマハのエレキギターの実物を弾いたというと友人が持ってたレスポールのコピーモデルとか後期のSCモデルですが、どちらもネックが極太でした。ネックが太いギターを持つと悲しい気分になってしまうので、見てるだけならいいのかも。ヤマハのギターって全般的に太いんでしょうか?