新型インフルエンザについては、メディアの報じ方にもいろいろ問題あるなぁと思う毎日です。具体的には本日のTBSラジオ「荒川強啓のデイキャッチ」。舛添厚労省が検疫の緩和などを語ったニュースを取り上げ、強啓氏は嫌味っぽく「水際で食い止めるとか言ってたのに随分トーンダウンしてますね」ですと。
政府のミスを鋭く指摘するのがマスメディアの使命だとは思うのですが、今回はそんなに症状が強くなさそうというのがわかってきたのと国内での感染も広がってきたことからの緩和でしょう。それをこんな嫌味を言うってのはケツの穴の小さいこと。大臣が「水際対策の強化のため、成田空港での検疫をさらに増強します」とでも言えば賞賛するのでしょうか?
さらに本日のコメンテーターの宮台真司氏も勝手なことを言ってました。本日のテーマは「新型インフルエンザは騒ぎすぎ?」というものだったのですが、宮台氏の意見は「騒ぎすぎ」。
たしかにマスクが売り切れになったり、感染者の足取りを細かく追いかけたりするのは騒ぎすぎだと思うのですが、宮台氏曰く「最初から騒ぎすぎだと思ってました。」ですと。
今となっては「弱毒性で症状は強くない」「タミフルも効くらしい」「日本人で死者は出ていない」「予後も悪くない」ということがわかってますが、それを「最初から騒ぎすぎだと思ってた」というのは、私に言わせれば後出しジャンケン以外の何ものでもありません。それだったら最初から「やりすぎだ!」と声を大にして言えばよかったんですのに。
そもそも、いろんなことがわかってきたのは、初期に感染した人たちとそれを治療した医療関係者たちと調査に尽力した自治体関係者の努力の賜物であることは間違いないのに、最初からたいしたことないと自分だけはわかってたように言うのはムカムカきます。
今回はメキシコで死者が何人も出てたわけで、日本国内で感染者が出た場合に「黄色人種での症状はどうか?」「日本人でもタミフルは効くのか?」「妊婦はタミフル飲んで大丈夫か?」「乳幼児が感染したらどうする?」「糖尿病や腎障害など基礎疾患のある人が感染したら?」というような懸念はいろいろあるわけです。いまでも全容が解明されてるわけではないでしょう。それが「タミフル効くから大丈夫。騒ぎすぎ。」なんていうのは自分の事しか考えてないとしか思えないですね。
一般人でも「なにかあったらタミフル飲めばいい。出かけるときには予防的にも飲んでおけば」というような安易な姿勢がウイルスの薬剤耐性を増やすのでしょうから、かからないならかからないにこしたことがないと思うんです。そういう意味では初期に感染者が出た兵庫県の対応(休校とか)は、封じ込めには効果があったのではないかとも思います。
まぁ強啓氏も宮台氏もラジオ番組の低迷を挽回しようというリップサービスが行き過ぎたのかもしれませんが、私からすると二人ともヤキが回ったかな?という感じですね。二人とも嫌いではなかったのですが、今回はダメですね。二人ともお笑いに行くならいいですが、ニュース番組は向いてないです。
なお、日本人がやたらとマスクをしている様子を海外メディアが面白おかしく取り上げてるという話を聞きますが、言いたい奴には言わせとけ、と思いますね。くしゃみで飛沫が2mくらい飛ぶとかいう様子を報じていながら「マスクは実際には予防効果がない」っていうのはありでしょうか? 欧米人がマスクをしないのは、「できない」「耐えられない」というのが理由ではないかと思います。やたらと鼻が高かったり、やたらと早口でおしゃべりだからマスクなんかやってらんないというのが実情だと思うのですがいかがでしょう?
政府のミスを鋭く指摘するのがマスメディアの使命だとは思うのですが、今回はそんなに症状が強くなさそうというのがわかってきたのと国内での感染も広がってきたことからの緩和でしょう。それをこんな嫌味を言うってのはケツの穴の小さいこと。大臣が「水際対策の強化のため、成田空港での検疫をさらに増強します」とでも言えば賞賛するのでしょうか?
さらに本日のコメンテーターの宮台真司氏も勝手なことを言ってました。本日のテーマは「新型インフルエンザは騒ぎすぎ?」というものだったのですが、宮台氏の意見は「騒ぎすぎ」。
たしかにマスクが売り切れになったり、感染者の足取りを細かく追いかけたりするのは騒ぎすぎだと思うのですが、宮台氏曰く「最初から騒ぎすぎだと思ってました。」ですと。
今となっては「弱毒性で症状は強くない」「タミフルも効くらしい」「日本人で死者は出ていない」「予後も悪くない」ということがわかってますが、それを「最初から騒ぎすぎだと思ってた」というのは、私に言わせれば後出しジャンケン以外の何ものでもありません。それだったら最初から「やりすぎだ!」と声を大にして言えばよかったんですのに。
そもそも、いろんなことがわかってきたのは、初期に感染した人たちとそれを治療した医療関係者たちと調査に尽力した自治体関係者の努力の賜物であることは間違いないのに、最初からたいしたことないと自分だけはわかってたように言うのはムカムカきます。
今回はメキシコで死者が何人も出てたわけで、日本国内で感染者が出た場合に「黄色人種での症状はどうか?」「日本人でもタミフルは効くのか?」「妊婦はタミフル飲んで大丈夫か?」「乳幼児が感染したらどうする?」「糖尿病や腎障害など基礎疾患のある人が感染したら?」というような懸念はいろいろあるわけです。いまでも全容が解明されてるわけではないでしょう。それが「タミフル効くから大丈夫。騒ぎすぎ。」なんていうのは自分の事しか考えてないとしか思えないですね。
一般人でも「なにかあったらタミフル飲めばいい。出かけるときには予防的にも飲んでおけば」というような安易な姿勢がウイルスの薬剤耐性を増やすのでしょうから、かからないならかからないにこしたことがないと思うんです。そういう意味では初期に感染者が出た兵庫県の対応(休校とか)は、封じ込めには効果があったのではないかとも思います。
まぁ強啓氏も宮台氏もラジオ番組の低迷を挽回しようというリップサービスが行き過ぎたのかもしれませんが、私からすると二人ともヤキが回ったかな?という感じですね。二人とも嫌いではなかったのですが、今回はダメですね。二人ともお笑いに行くならいいですが、ニュース番組は向いてないです。
なお、日本人がやたらとマスクをしている様子を海外メディアが面白おかしく取り上げてるという話を聞きますが、言いたい奴には言わせとけ、と思いますね。くしゃみで飛沫が2mくらい飛ぶとかいう様子を報じていながら「マスクは実際には予防効果がない」っていうのはありでしょうか? 欧米人がマスクをしないのは、「できない」「耐えられない」というのが理由ではないかと思います。やたらと鼻が高かったり、やたらと早口でおしゃべりだからマスクなんかやってらんないというのが実情だと思うのですがいかがでしょう?