今日のひとネタ

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さらに不逞の輩が

2009年05月21日 | ニュースに一言
 読売新聞によるとタミフルについて、<あるサイトでは、薬価(1カプセル309・1円)の約4倍にあたる10カプセル1万2000円で販売されていた。サイト運営会社では「日本からの注文が増えている。世界的に品薄になるとの憶測から買いだめしているのでは」とする。>だそうです。

 これも覚えておきましょう。需要があるから値段が上がるのでしょうが、非合法で入手したものが本物だという保証はなし、自己責任っていって済まされる問題ではないような気がします。何より「ワシ、タミフルいっぱい持ってるからうつっても構わんもんね」とか言って無茶する人がいるかもしれません。そんなのは「子供が真似しまっさかいやめとくんなはれ」ということになります。

 あとはネットオークションでのマスクの高騰ぶりがすごいです。これもよく覚えておきましょう。あとは、マスクをしててもうつるときはうつるというか、飲んだり食べたりするときは外さざるを得ません。

 人ごみの中でマスクをしてて食事の時に外したとして、その際マスクの表面を手で触ってしまいその手でサンドイッチでも食べたもんじゃ、マスク→手→口とウイルスが運ばれます。じゃあ手を洗えばいいじゃんと思うのですが、手で回すタイプの水道ならノブにウイルスついちゃって、止めるときにまた手につくと。

 ということで「ずっとマスクをしてたので感染するとは思わなかった」とか言う前に、マスクの使い方が正しかったかどうかも検証せねばなりません。というよりも、マスクで完璧に予防できるとは考えない方がいいですね。

 世の中絶対っていうことはないのですが、少しでも感染確率を低くしようと思ったら、まず人ごみに近づかないことでしょう。今週末は電車に乗らねばならないのですが、吊り革をアルコール除菌ティッシュで拭いたりする人はいるのでしょうか?

 それにしても今回は弱毒性で症状もそんなに強くないようですから、「絶対うつらないようにすることも無理だし、かかっても大騒ぎする必要なし」という風にはならんもんでしょうか? 「ただし強毒性の鳥インフルエンザへの対策のために、感染経路や感染防止に有効な対策を調べる必要がありますから、政府や自治体の活動にはご協力下さい」という感じにすればよいように思います。ま、いろいろ考えてる人も多いのでしょうけど。