金曜の「タモリ倶楽部」は、新大久保の楽器屋でお客さんが試し弾きをする曲は何が多いかというのを店員さんに聞いてました。面白かったです。ギターの方は1位が「リトルウイング」、2位が「ルーム335」、3位「レイラ」でした。今はもう「スモークオンザウォーター」じゃないんですね。
上位3つでは「リトルウイング」はなんとなくわかりますが、あとの二つは意外。今の若い人は「ルーム335」なんて知ってるだろうかと。そもそも「フュージョン」というのも死語になってるような気もしますし。
私もギターを弾きますが、楽器屋さんで試し弾きをした経験はそんなに多くないです。というのも、実際買う機会がそんなにないので。楽器屋に行って眺めるだけはよくやるのですが、一応おじさんだと金持ってそうに思われるのでしょう、「弾いてみたいのあればどうぞ」と声をかけられることが多いです。いろんなギターに触ってみたい気はあるのですが、ベルトのバックルとか服のボタンで傷をつけるのが怖いので、本当に買う時だけしか弾きません。
試し弾きの経験としては、学生時代にストラトを買いに行った際、高中の「サダージ」の掛け合いのソロを部分をちょこっと弾いただけで店員に「おう、高中や!」と言われたので、みんな知ってる曲だと下手なのがすぐわかるのでビビりました。そもそも弦高とかテンションが自分の好みじゃないと弾きにくいので、普段弾ける曲もうまくできないし。(と、言い訳)
その後は大体エフェクターを買いに行く時に音出させて貰うことが多く、そういう場合はお店のお試し用のギターを渡されて大体年季の入ってるのですからあまり気を使いません。んで、試すのは歪み系のエフェクターが多いので、弾くのはMSGの「Armed And Ready」とかヴァンヘイレンの「you really got me」のイントロだけ弾いてました。テレキャスとか渡されるとテンションきついしロングスケールだしチョ―キングきついので、下手なのが目立たずかつ歪みの具合を確認できチョ―キングもしないでいいと。
ここ何年かだとアンプを買ったりギターも買ったりしましたが、クリーンな音でウンチャカするのはスペクトラムの「アクトショー」とか「なんとなくスペクタクル」とか。歪ませた音だとやはりスペクトラムの「夜明け」のイントロとか、甲斐バンドの「ランデブー」のイントロとか。ギターを真剣にチェックするときは特に曲じゃなくて15フレットくらいから上でちゃんとチョ―キングの音が伸びるか確認します。あとは須藤薫さんの「サムシング・サムバディ」の間奏を弾いたり。これはチョ―キング結構するし、1弦から6弦まで使う曲なのでばっちりです。おまけにアルバム曲なので知ってる人少ないし。とにかく自分のためでいいのです。
ということで、楽器屋で「夜明け」のイントロが聞こえてきたら私だと思っていただいてよろしいかと。って、しばらく予定はないけど。