先日、BSで朝ドラの夜の再放送を見終わったら始まったのがアナザーストーリーズ。それも「犬神家の一族」の話。番組サイトでは「映画未経験の出版社の若社長・角川春樹&鬼才・市川崑、知られざる物語!」という事でしたが、横溝正史先生の娘さんも出てきたし、音楽の大野雄二先生も出たし、石坂浩二も出たし結構見応えがあって、夜中なのに最後まで見てしまいました。
番組の詳細は省きますが、あの頃の一連のブームは結構楽しかったです。「犬神家の一族」というと、派手な宣伝があって映画になって、内容は知らないのになんか見る前から名作のような気がしたものです。
映画がヒットしただけじゃなくて文庫本が売れたのも良かったですね。あの特徴的なイラストのカバーをつけたのも角川文庫が最初だったとか。とりあえず文庫本を買えばブームに乗れたような気がしたのは、中学生にはありがたかったと。
ああいう「なんか知らんけどワクワクする」というのは、世の中大事だと思います。その後なにがどうしたのか詳細は知りませんが、角川書店については「仁義なき戦い」の菅原文太のように「どこで道まちごうたんかのぉ」という感じです。
なお、当時雑誌の「ヤングフォーク」かなんかでみなみらんぼう氏が映画レビューをやってて、「犬神家の一族」について「この映画が最高!というなら、君はちょっと子供過ぎるぞ」とか書いてました。そう言われるなら「子供上等! ガキでいいわ」と思います。別にこの映画が他の何よりも面白いとかはいいませんが、テレビでやってるとつい見てしまいますから。リメイク版はさっぱりだったので、やはりオリジナルはうまく出来てたんでしょう。なんでわざわざリメイクしたのかはわかりませんが。