今日のひとネタ

日常ふと浮かんだことを思いのままに。更新は基本的に毎日。笑っていただければ幸いです。

餃子の王将の思い出をば

2019年03月03日 | 日記・雑記・ただの戯言

 来週のタモリ倶楽部は、王将の中国語の話らしいので先取りして自分の記憶をば。学生時代の下宿すぐ近くに王将があってそれは京都の某店だったのですが、最初の頃は週に何回か行ってました。何しろ学校の前で餃子の無料券を配ってたので。

 その時に厨房で飛び交う謎の中国語らしき言葉を聞いてるうちに、なんとなくわかってきました。それは

焼飯→ソーハン
焼きそば→ソーメン
鶏のから揚げ→エンザーキ
餃子一人前→イーガーコーテル(コーテー?)

など。なので、焼飯と焼きそばと唐揚げと餃子一人前を頼むと「ソーメン、ソーハン、エンザーキ、イーガーコーテル」となるわけです。

 あとは、一般的な知識として青椒肉絲(チンジャオロース)とか回鍋肉(ホイコーロー)を知ってたので、肉=ローなのだろうとわかったり。で、メニューを見るとムーシーローってのがあってそれは豚肉と卵の炒め物、スーソーキというのが鶏肉のうま煮でした。ということは、キ=鶏肉なのでしょうね。ただ、疑問なのは「炒」は「チャオ」というような気もするのですが…。ソーハンとかソーメンというのは王将独自の用語なのでしょうか。

 なお、そのあたりに住んだ当初は王将によく行ってたのですが、当時の店員の対応が我慢ならずそのうちほとんど行かなくなりました。要するにカウンターの中が丸見えなので食器の洗い方が適当なのがイヤだったり(とても詳細は書けません)、あるときなどは定食を頼んだら店長が「あ、定食ね」と言って瞬時にポンと炒め物の皿を目の前に出して「冷めてないから」だって。間違えて作っちゃった余りものの処分をさせられたわけで、あれはさすがにムッときました。その他、新しく入ったバイトの扱いを見てて今でいうパワハラの様子がどうも痛々しかったり。まぁもう35年くらい前の話ですから、今は王将もすっかり全国チェーンでブームになったので改善されてるとは信じたいです。ちなみに、当時王将の他の店ではそんなこと感じなかったので、当時のあそこの店長の問題だったのではないかとも思いますが。

 それで、行かなくなったのは別に理由があって、近所にもっといい中華の店ができたのでした。友人に教えて貰ったのですが、料理は美味しいしメニューも豊富で漫画も置いてあるし店員さんもみんな気さくだったので、ほぼそちらに通い詰めることに。「紅華」という店でしたが、いつの間にかそのあたりに下宿してた友人がみんな馴染みになってて、あるとき四人くらいで行ったら店長が「え、お前らみんな友達やったんか? 四人で来たということは麻雀やってたな」とか言われたり。結構いじられたりすることもあったのですが、まぁそこは店員さんの人柄なんでしょうね。結構居心地よかったし。ネットで調べてみたら、今も同じ場所にちゃんとありました。もう店の人はみんな変わってるでしょうが、また行ってみたい気もします。

 で、そこの店長に「エンザーキってなに?」と聞いたところ、「ザーキが鳥のから揚げのことで、エンは柔らかいというか要するに骨がないということだから、骨なしの鳥のから揚げのこと」と教えて貰いました。これが本当なのかどうかは知りませんが、私は今もそういう認識でいます。北海道の人は鳥のから揚げのことを「ザンギ」と言ったりしますが、このザーキが語源ではないかと思ったりしますが、それが正しいかは知りません。

 まぁ王将メニューの謎の中国語については次回のタモリ倶楽部で明らかにされることでしょう。考えてみると「棒棒鶏」が「バンバンジー」なので、「鶏」は「ジー」なのではないかとも思ったり。