「益荒男」という言葉をご存知でしょうか? 私の場合は小学生の頃に見たドラマ「新撰組」のエンディングテーマの「ますら~おた~ち~の 雄たけびたか~く~ 新撰組と人は~呼ぶ」という歌で知りました。
「益荒男」は「ます あらお」という人名ではなく「ますらお」と読みまして、gooの辞書によると「(1)雄々しく強い男。立派な男。ますらおのこ。 (2)武人。もののふ。 (3)朝廷に仕える官僚。(4)狩人。猟師。」などの意味がありますが、新撰組の歌でもわかるように(1)や(2)の意味で使われることが多いようです。
要するに男らしいことをイメージさせる言葉であって、「益荒男」と聞くだけで成人女性の9割が「抱かれたい」と思うという調査結果があります。(当サイト調べ)
なんで急にこの言葉を思い出したかというと、大相撲の野球賭博の記事があったため。阿武松部屋の床山が野球倒幕を仲介してたと言われてますが、この阿武松親方が元関脇「益荒雄」なんですね。私はシコ名も「益荒男」だと思ってたのですが、よくよく見ると力士時代の名前は「益荒“雄”」でした。ちょっと違います。ちなみに「阿武松部屋」は「おうのまつべや」と読むそうで、これも難しいと。
さて「益荒男」というと男らしいことを意味するので、「益荒男ぶり」という言葉もありますが対義語をご存知でしょうか? 正解は「手弱女」です。この言葉は漢字検定2級の頻出語ですので私は知ってますが、なんと読むかわかりますか? 正しい読みは「たおやめ」です。「益荒男」の対義語としてこの語句を提示すると、成人男性の7割は「てごめ」と読むという調査結果があります。(当サイト調べ)
ということで、折角野球賭博が話題になってますので、大人としては「益荒男」と「手弱女」くらいは覚えておきたいところですね。
ちなみに、私のブログでは以前に書いた「国語の時間 <推して知るべし>」という記事が一番の人気で、今でも毎日何人かのアクセスがあります。日本語の乱れを気にしている人が多いだろうと思い、あたらに「国語の時間」というカテゴリを作ってみました。こういうのを「大きなお世話」というのかもしれません…。
3日ほど前から夜になると窓の外でフニャーフニャーと声がしてて「今って発情期だっけ?」と思ったのですが、目撃した妻によると凄く小さい猫だったんですと。私も声だけ聞いてたのですが、今朝初めて現物を見ました。
確かに手のひらに乗るくらいのキジトラだかサバトラだかの、とにかくトラネコです。今年の春に生まれたのでしょう。これがガリガリなら捨て猫かとも思うのですが、二階の窓から見た限りでは割と丸々としてたし、どっかで飼われてるのでしょうか。
今日もフギャフギャ言ってたのでママを探してるのかなぁとか思いました。ただし、以前住んでたマンション付近にアカシマトラネコのチビが出没しててすごく人懐こかったのですが、近所に大き目のアカシマトラがいるのを見たので、「あれがお前のママか?」と聞いてみたのですが、「ニャア」とも「ウンニャ」とも言わず結局わからず仕舞い。ということで、母親探しは無理でしょう。
ま、サバトラの親がサバトラとも限らず、ただ単に発声練習したくて鳴いてるだけかもしれません。どっちでもいいけど、もう少し静かにしてくれんかニャア。って言ってもこの記事は読んでないだろうけど。(当たり前じゃ)
近所のショッピングモールに仕事で行ったついでに、昼は久しぶりに花まるうどんにしょうかと思ったら「5月末をもって閉店しました」ですと。むぅ~ワシが丸亀製麺ばっかり行ったせいでしょうか。
花まるがなくなったところはそのまま空いてて、仕方がないのでどんぶり系の店でヒレカツ丼というのを食べました。しかしこれが、ご飯の上にタレのかかったヒレカツ4枚がのっているだけという代物。元々カツ丼に喜びを見出せない方なので、これはちょっと…でした。
ということで、ここのショッピングモールの食べ物は、ラーメン、ビビンバ、丼、銀だこ、ファーストキッチン、ケンタッキー、マクドナルド、になりました。花まるの後は何が入るのでしょう。平日の昼にフライドチキンとかビビンバとかたこ焼きを食べようとは思わないので、そばかうどんだとありがたいのですけど。
何回目かなぁ、かぶったの。これが文庫本1冊だからいいのですが、グインサーガ全巻だったりしたらそれはもぅ…。
角界の野球賭博問題は昨日も書きましたが、現役親方も絡んでたとかで騒動が拡大しそうな勢いです。あるいは「赤信号みんなで渡れば怖くない」式になるのかもしれません。個人的には野球賭博というと、Wヤングのヤング中田氏が1979年に自殺してしまったキッカケだったのを思い出し、「みんな学習能力ないなぁ」と凄く嫌な思いです。
現金を賭けるのはご法度として何を賭けたら捕まるのでしょう? 世の中お金より大事なのは人の命ですが、小学生が「ほんまやなー 絶対やなー 命賭けるかー?」と言ってても逮捕されないのは子供だからでしょうか?
あとは気になるのが元祖「時をかける少女」の原田知世。もう時効なのかなぁ…。
それが今は野球賭博疑惑で角界が揺れています。おまけに暴力団に恐喝されていたとかいう話もあったり。こんなことじゃいけません。その昔、アントニオ猪木が梶原一騎に監禁されたというニュースを聞いてどれだけのプロレスファンが落胆したことでしょう。力士であれば、暴力団員の5人や10人は片手で吹っ飛ばすくらいでなければ子供の夢は守れません。
ただし、まだ逮捕者が出ていないということから考えると野球賭博とはいえ「兄弟子、今日巨人が勝ったら明日のチャンコ番替わって下さいね」「え~しょうがねえなぁ」とか「明日ロッテが勝ったら俺の肩揉めよ!」「はい、親方! 肩でもチンチンでも揉ませていただきます!」とかいう感じなんでしょう。
どっちにしても賭博はいけません。個人的には公営ギャンブルも嫌いなので、博打は反対です。なので今回逮捕者が出たりすれば相撲協会には解散して貰いたいものだと。どんなもんでしょう。
そうなると、これからはSF作家の出番です。カプセルから何が出てくるストーリーだと面白いかという想像力の勝負でしょう。ロマンチックな展開としては<解読不明の文字が並ぶ手紙が入っててどうやら「ようこそ」と書いてあった>とか、<岩盤に地球では存在しないような花の絵が描いてあった>とかでしょうか。
もっと怖いのだと<ボワッと白煙が上がりその場にいた人たちがみんな倒れた>とか、<エイリアンが飛び出した>とかでしょう。もっともエイリアンというのも、大きいの小さいの、目に見えるの見えないの、怖いの可愛いの、いろいろあります。そういう想像力が試されますね、きっと。
なお、最近は技術が進化してるので岩石が入ってなくても、1mmより小さいような粒でもいろんなことがわかるのだそうです。地球ができてから46億年ほど経過してるといわれてますが、その頃の事が何かわかるかもしれないのだとか。気の遠くなるような話ですが、考えてみれば弥勒菩薩は56億7千万年後に現れて多くの人々を救済するという話なので、カプセルの中に弥勒菩薩からの予告編ビデオ画像が入ってたりすると面白いかも。
いや、それにしてもいろいろ考えると面白いですね。最も面白い展開としてはカプセルを開封した人がゲッソリして会見場に現れ「中に何が入ってたかはとても公表できない…」とかいうのがいいかも。
どのバンドも見るのは初めてでしたが、なにしろどこも上手くて驚きました。<Souls of Joy>はトリオのロックインストバンドですが、演奏したのは全曲オリジナルですと。ギターがリフを弾いてソロもギターということなので、ギターヒーローによるギターヒーローのためのバンドです。(いえ、ベースもドラムも上手いんですが) 6~7年やってるように聞きましたが、いつも三人だけでやってて煮詰まらないあたりが大人のバンドの証明でしょう。この人と一緒にバンドをやると、絶対ソロをやらせてもらえないというかこの人の前ではギターソロは弾きたくないというのが正直なところ。それにしても凄い!
2番目の<しんすけ&翼組>はポールマッカートニーのコピバンだそうですが、MCで「ポールマッカートニー様」と言ってたのが妙に受けました。ドラムが知り合いだったのですが、ステージを見るのは初めて。このバンドは全員凄腕で、特にヴォーカルは張りがあって凄い声量。普通、洋楽の歌物コピーだと苦労するのはその辺なんでしょうが、ここは全然問題なし。「普段これで営業やって全国回ってます」と言われても信用するくらいの出来でした。ここも全員すごく楽しそうに演奏してるのがポイント高いです。「ロックやるぜ!」という感じのドラムのカウント出しがいいですね。
3番目は大阪より来演の<Osaka Deep South>。基本的にインストバンドなんですが、全員にマイクが立ってて曲の合間にしゃべるしゃべる。普通にしゃべってて面白い人は羨ましいです。ギターの人はEMGピックアップのストラトですごく独特な音を出してました。ああいうのはライブだとやりにくいのかと思ったら、バッチリ決めてて凄いなぁと。ちなみにこの方はすごく濃ゆ~い顔つきをしてらっしゃったので、打ち上げで「もしかして沖縄の人ですか?」と聞いてみたら、周りの人が大爆笑で「やっぱり言われてる~」ですと。生まれも育ちも大阪だそうで人は見かけによらない…って意味は違うか(笑) 全員上手いんですが、ベースは6弦フレットレスだし、ドラムも上手いし、キーボードも凄腕だし(大阪音大ピアノ科卒ですと…)、おまけに波の音のSEは超アナログの手作業だし、見所聞き所満載のバンドでした。今日の帰りは富士山が見られたでしょうか?
で、最後が我々ReSPECTだったのですが「こんな人たちの中で、ワシらがトリでええんやろか?」という動揺と、履き慣れない靴で戸惑ったのと、アンプのセッティングが不安だったのと、1曲目のSEが始まってから「あ、ピックホルダーを忘れた」と気づいて焦ったのとで、いきなりやらかしてしまいました。と、言い訳ばっかですが、まぁ4つもあれば焦り具合はわかるでしょう(?)。
2曲目はさらにとんでもない演奏事故がありましたが、とりあえず予定曲は全部演奏完了。我々だけ図々しくアンコールまでやらせてもらい、結構盛り上がったように思いますのでよかったかなぁと。選手生命を賭けたMCネタも受けたし、昨日は温かいお客さんばかりで助かりました。
正直どんなライブイベントになるかさっぱりわからなかったのですが、こういうイベントでもないと会うことはなかったであろう人たちと知り合えたので、凄くいい機会になりました。出演者のほとんどが同年代だったので、真面目に音楽やってるオヤジが多いというのも刺激になったし元気づけられたし。
また、ブログで宣伝したおかげで見に来てくれた人もいたし、いつも応援に来てくれる人たちにも会えたし、演奏事故は置いといてすごく楽しいひとときでした。うちのステージについても「面白かった」「楽しかった」「一生懸命やってる姿を見てこっちも元気になった」などいろいろ感想をいただいて幸せです。音楽やっててよかったと、つくづく思います。
ということで、昨日会えたすべての人たちに感謝、と。どうもありがとうございました。残念ながらお越しいただけなかった方は次回にご期待下さい。昨日の演奏曲は以下の通りです。
1.モーション
2.メモリー
3.侍ズ
4.アクトショー
5.夜明け
6.イン・ザ・スペース
7.サンライズ
<アンコール>
トマト・イッパツ
イベント名:★Nice To Meet You Vol.3
日時: 2010年6月12日(土) Open 16:00 Start 17:00
場所: 新中野 Live Cafe弁天
http://www.benten55.com/
料金: \1,500+500(1drink)
出演:
17:00~ Souls of Joy(トリオのロックインストバンド)
18:00~ しんすけ&翼組 (ポールマッカートニートリビュートバンド)
19:00~ Osaka Deep South (大阪の人気フュージョンバンド)
20:00~ ReSPECT(ワシら スペクトラムのコピバン)
明日はReSPECTの今年1回目のライブ。今回は結構歌う曲が多いので今日は禁酒して(気持ちだけ)、早めに寝て(多分)、心の準備をせねば。私にとって何回目のライブかというと、リスペの初回が2005年9月にZaboonと一緒にやって、2回目が2007年の6月にまたZaboonと一緒で9月は弁天でトマパラをやって、2008年は飯田橋と仙台と弁天でやって、去年は吉祥寺でやって飯田橋でワンマンやって9月にトマパラで…と考えたら、明日がちょうど10回目ですな。(2006年のトマパラは私は欠席してます)
そう思うと記念すべきライブです。行ってやろうという方は是非どうぞ。結構会場は大きいので皆様お誘い合わせの上お越し下さ~い。
イベント名:★Nice To Meet You Vol.3
日時: 2010年6月12日(土) Open 16:00 Start 17:00
場所: 新中野 Live Cafe弁天
http://www.benten55.com/
料金: \1,500+500(1drink)
出演:
17:00~ Souls of Joy(トリオのロックインストバンド)
18:00~ しんすけ&翼組 (ポールマッカートニートリビュートバンド)
19:00~ Osaka Deep South (大阪の人気フュージョンバンド)
20:00~ ReSPECT(ワシら)