今日のひとネタ

日常ふと浮かんだことを思いのままに。更新は基本的に毎日。笑っていただければ幸いです。

立つんだ、ジョー!

2010年06月04日 | 映画
 ごめん、おっちゃんじゃだめなんだ…モリッ とかいう展開はないのですが、日本映画専門チャンネルで実写版「あしたのジョー」をやってました。1970年の作品だそうで、キャストは、矢吹丈:石橋正次、丹下段平:辰巳柳太郎、力石徹:亀石征一郎、白木葉子:高樹蓉子など。(ここだけ敬称略)

 私は原作の全20巻を何回となく読み返したものでありますが、率直な感想として結構面白かったです。が、なにしろ見始めたのが残り30分くらい。それにしても展開が早いこと。ウルフ金串なんて出てきたと思ったら数分で終わりでした。

 結構泣けたのが例の力石の減量シーンで、水道の蛇口からシャワーまで全部ワイヤーで縛ってあるのを忠実に再現してました。ただしパンとか布団は縛ってなかったです。(コンタロウ先生ごめんなさい)

 力石が減量してガウンを脱いだときにジョーが「ガリガリだ…」と言ったものの、さすがに亀石さんもそこまでは役作りができなかったらしく、やたらと顔ばかり映してました。顔はメイクでくまを作ったりするもので、いわば「ああ野麦峠」の熊谷真美さんの技ですね。

 そんなこんなですが「ウルフ金串がダブルクロスを使った」とか「力石はクロスカウンター対策でアッパーばかり狙った」という地道な解説は一切なく、「飛ばしすぎやで」という気がしないでもありません。が、石橋正次さんははまり役だと思います。結構見せます。

 で、私が見逃した部分のキャストを調べてみると、青山役は小松政夫さんなんですって。ああ、それは見たい。再放送は是非見ねば…と思って今月のプログラムをチェックしたら、全部実写版で「男一匹ガキ大将」、「嗚呼!!花の応援団」、「翔んだカップル」などがあります。「なんじゃ?」と思ったら、「特集 マンガと映画の70年」という企画だそうで、これら以外に「無能の人」「美味しんぼ」「ピンポン」などもあります。

 いや~困ったなぁ。こんなにいっぺんにあると全部見る暇ないわ。それでなくとも、今月は関根恵子特集もあるのに。ま、なんだかんだ言ってプログラムガイド見てるときは結構幸せです。