今日のひとネタ

日常ふと浮かんだことを思いのままに。更新は基本的に毎日。笑っていただければ幸いです。

ゲゲゲ!

2023年12月11日 | ドラマレビュー

 BS12で今日から「ゲゲゲの女房」が始まりました。2010年度上期の作品で、割と世間一般の評価が高く、低迷していた朝ドラがこのあたりから盛り返したと記憶しています。いきものがかりの主題歌もヒットしました。が、私は当時見ておりません。

 水木先生の「昭和史」は全部読んだので結婚のあたりのエピソードは大体知ってますが、それが奥さんからの視点でというのは興味深いです。まあドラマなのでかなり脚色されているでしょうが、その辺も含めて楽しみたいと思い、見てみることにしました。

 それにしても、朝ドラというと現在の「ブギウギ」は毎朝見てるし、BSでのアンコール放送で「まんぷく」見て、午後の再放送で「さくら」も見てると。ここにゲゲゲが加わるわけで、すっかり朝ドラまみれ。今に混同して「私は、ゲゲゲの娘です!」とか言いそうな。(ありえん)


夜ドラ「ミワさんなりすます」終了しました(ネタバレあり)

2023年12月10日 | ドラマレビュー

 夜ドラの「ミワさんなりすます」終了しました。妙なタイトルですが、ストーリーは人気俳優八海崇(堤真一)の家政婦募集に対し、採用された「美羽さくら」(恒松祐里)が交通事故に遭い、現場に居合わせた八海の大ファンである「久保田ミワ」(松本穂香)がなりすますという話。

 これが毎週4話ずつで全32話だったので8週間に渡って放送されました。八海崇のマネージャー役が山口紗耶加、家政婦役に片桐はいり、八海の俳優仲間が高岡早紀などで、結構いろんな人が出てるから盛り上がるかと思いきや序盤は結構苦痛でした。

 松本穂香扮する久保田ミワは、したたかに代役を狙って入り込んだわけではなく、自分が不採用だった家政婦として働く人を見に行こうと出かけたところ事故現場に遭遇し、衝動的になりすましてしまったという設定。この点は結構無理があります。

 しかも、本来の美羽さくらは数か国語を駆使する才女で料理も得意なのが、なりすましの久保田ミワはただの映画オタクではっきりしなくて要領も悪いという設定。そういうのは履歴書と突き合せればすぐばれるでしょうと思う次第。そんななので、序盤は見ててイライラしたのですが少しずつ結構面白くなりました。

 そういう事情ですが本物の美羽さんが出てくるあたりから面白くなり、なりすましのミワさんの元カレとか、八海崇の心情や生い立ちやらいろいろ絡んで、まずまず見応えはあり。

 それはそうとして、実社会ではありえない話ではあったので、特に誰に感情移入するでもなく最後まで見てました。継続できたということは一応面白かったことにしましょう。とはいえ、8週間で32回もかける話かなあと思うのは正直なところ。世間一般の評価はどうだったのでしょうか。あまり話題になってた気はしませんが、記憶に残るドラマではあります。私としては、再放送あっても見ないですが。


久しぶりにレコードをば>ステージ101 ゴールデン・ディスク

2023年12月09日 | 昭和歌謡・アイドル歌謡

 元々自分で持ってたレコードなのですが、20年ほど前に借りパクされてしまったもの。やはり手元に置いておきたいと思いネットオークションで入手しました。

 買ったのは50年近く前で、番組が好きだったので親にレコードが欲しいと言ったところババンと2枚組ベストを買ってくれました。が、当時好きだった「君のコスモス」「人生素晴らしきドラマ」「若い旅」「デゴイチ」などが入っておらず、ステージ101のテーマも「涙をこえて」もなくてどちらかというと洋楽カバーが中心。

 当初は「あら…」と思ってたのが、しばらくしたら結構好きになりました。私が番組をちゃんと見てたのは後期で、このレコードもそのあたりのメンバーであって、特に西玲子さんのボーカル曲が多いのが魅力。(もっとも、西さんもソロデビューしたので最終回の頃にはもういなかった様子。)

 ステージ101については、CDの2枚組ベストを2種類持ってて5枚組BOXセットもあるのですが、こんだけあるとどこに何が入ってるかわからず。このレコードに入ってる曲が全部CDにあるかというと、そうでもなさそう。特に西さんのソロとか。


 ジャケットの方はご覧の通りのシミだらけでちょっとがっかりで、さらにカラーピンナップもなしでした。まあこちらも確認しなかったし安かったから仕方ないかと。ジャケットの向かって右端の黒いタンクトップの方が太田裕美さんで、カラーピンナップの方でももっと真ん中にいました。ちなみに黄色いTシャツの方が私の推しの西玲子さん。それにしても、なぜこの写真をジャケットにしたのでしょう???

 それはそうと、レコードは傷も無く音は良好。久しぶりにレコード聞くと「おお、こういう音だったか。」と思います。割と低音も出るけど、全体的にモワッとした感じでステレオの分離も割とマイルド。とはいえ、レコードだとわかって聞いてるからであって、知らなければ普通に聞ける感じです。さて、あとレコードで入手すべきものは何かあったかなぁ。


今度はヤングフォークを直す!>古雑誌修復計画

2023年12月08日 | 昔の音楽雑誌の話

 ちょっと前に「gutsはやたらと割れるがヤングギター、ヤングフォークは割れない」と言いましたが、この発言は全面的に撤回します。←時流に乗って。

 今度の修復素材はヤングフォークの1975年4月発行のもの。表紙の二人にピンときた方は昭和な人です。

 中はこのようにパッカリと割れています。この割れ方は過去に何回も修復したので、もうお手の物。接着剤と綿棒一本あれば片付きもんそ、というあれです。

 ただ、よく見たら他にも軽く割れてる箇所があって、なんとそこは既にテープで補修してました。他にも微妙に剥がれてる場所もあり。ああ、あの頃に接着剤できれいに簡単に補修できることを知っていれば…。


 ということで、その辺のテープを慎重に剥がして、接着剤で補修し直すという企画です。使用するのは今回もこの接着剤と綿棒、竹串など。


 果たして修復の結果はというとご覧の通り。

 

 一部中央部分が割けたままのところもあるのですが、大まかには直ってるのはここに竹串で接着剤をヌリヌリすれば直すのは簡単。

 そして、修復ついでにこの号の内容紹介をば。カラーグラビアは、かぐや姫、萩原健一、シェリー、あのねのね、谷口世津など。洋楽はオリビア・ニュートンジョン、エルトンジョン&キキ・ディー、WISHBONE ASH、MUD、ジョン・デンバーと、バラエティに富んでます。

 

 アーティスト特集はダウン・タウン・ブギウギ・バンドとあのねのね。他にはダウン・タウン・ブギウギ・バンドと梢ひとみの対談記事。新人の紹介コーナーに登場したのは、ベル、マイ・ペース、葛城ゆき、タケカワ・ユキヒデ、河島英五とホモサピエンス。結構凄い顔ぶれでした。ブギウギバンドには、もっと仕事選びなはれと思わないでもないですが、この辺も宇崎さんの策略だったのでしょう。

 

 ちなみにこの号はキャロル解散についての矢沢永吉インタビューもあって、結構読み応えありますね。こういうの読んでると現世に戻ってこられないんですよね。


そういえば二画面テレビというのがありました

2023年12月07日 | 日記・雑記

 NHKプラスにはピクチャー・イン・ピクチャーという機能があるそうです。これは、スマホやタブレットでNHKプラスの動画を見ながら別のアプリも操作できるというもの。

 私はそこまでしませんが、それを聞いて昔は二画面テレビというのがあったのを思い出しました。あれがいつ頃かは忘れましたが、二つのパターンがありました。一台のテレビにブラウン管が二つあるやつと、同じ画面の右隅で小さく裏番組がみられるやつ。

 ブラウン管二つある方も、片方は凄く小さい画面だったと記憶してます。同じ大きさのが画面が二つあって別々の番組を映したら、それは相当うざいですしね。二つの番組の映し方を「ボタン一つで入れ替わる」というCMをしてた記憶あります。

 そういう需要があったということは、まだビデオデッキが一般的でなかった頃の話でしょう。しかし、我が家はもちろん親戚や同級生の家でもこれを買った話は聞いたことがなかったので、ヒットしなかったのは確かでしょう。

 ただ、今日はフィギュアスケートの中継と日本歌手協会歌謡祭をチャンネル変えながら見てたので、こういう時には今も役立ちそう。それ以外でも、私の場合は以前大晦日に格闘技中継と紅白を頻繁に切り替えながら見てたら、家族からは相当嫌がられました。そういうテレビがあれば、紅白見ながらでも気になる試合の時だけ切り替えればいいですしね。

 さて、今年の大晦日はというと紅白に伊藤蘭さまが出るのでそちらは必見として、裏番組はイノキボンバイエか亀田の喧嘩祭りか。二画面テレビ買ってこなきゃ!


古本探しも新たなフェーズに入りました

2023年12月06日 | 昔の音楽雑誌の話

 70年代中期のヤングギター、gutsなどの音楽雑誌を買うのが趣味で、たまに同年代の月刊明星も買ったりしてますが、最近ちょっと毛色の変わったのも見つけました。

 画像の通り「グラフNHK」という冊子で、70年代の号ではステージ101特集が何冊かあります。これは当時年間24冊分を申し込むと郵送で届くものだったようですが、定価は1冊20円でした。

 ネットオークションでも大量に出てますが、安いものだと300円位からあって、落札した場合は送料の方が高いくらい。ものによっては内容を強調して強気の値段設定をしているケースもありますが、何しろ1冊あたり20ページしかないし数千円とかだと私は買いません。

 売る方も単に「グラフNHK 昭和〇〇年〇月号」とかで一律に安い価格で出品しているケースもありますので、表紙を見ながら狙いをつけるのがちょっと楽しかったりします。ただ、「プリンプリン物語」が出てる号は少々高めですね。

 その最近落札したものではヤング101のメンバー紹介があって、私の好きな後期のメンバー全員が出てたので、これは個人的なヒットでした。ほとんどプロフィールを知らない人が多いのですが、伊藤三礼子さんのお父さんが伊藤久男さんと知ってびっくり。また、太田裕美さんはともかく谷山浩子さんの101時代の写真は珍しいかも。あとは「若い旅」や「人生すばらしきドラマ」などの譜面が出てる号もあったので、そちらもラッキーと。

 

 あとは、私は別に興味がないのですが、古い号だといきなりこういう人も出てくるので、これはファンの人ならお宝になるかもしれませんね。ま、でも私はもう買う号ないかも。


届きました!>伊藤蘭「Over the Moon わたしの人生の小さな物語」

2023年12月05日 | キャンディーズ・伊藤蘭

 今年デビュー50周年の伊藤蘭さまの初エッセー「Over the Moon わたしの人生の小さな物語」が発売になり、我が家にも届きました。

 届いたばかりなのでまだ最初の方しか読んでませんが、いきなりスクールメイツの頃の写真や応募した時のエピソードなど興味深いものばかり。

 中盤にはライブの写真もあって、それが私も見に行った9月の東京国際フォーラムのもの。会場のペンライトの波の中に自分もいるはずだと思うと、なかなか感慨深いものがあります。

 もちろんキャンディーズ時代のエピソードや、解散後に一緒にあちこち出かけた時のプライベートフォトもあります。そして、幼い趣里さんと一緒の写真も。これは相当楽しめますね。

 こちらは定価2,420円(税込)で発売中。どーですか、お客さん。


私が直す!>古雑誌修復計画

2023年12月04日 | 昔の音楽雑誌の話

 今回の素材はこちら。ヤングギター1977年8月号です。割れたページはというと、こちらの「座談会 風に吹かれて話そう甲斐」という寒いタイトルの記事。


 そもそも、風の二人と甲斐よしひろを対談させるという無理やりな企画に雑誌がびっくりして割れてしまったのではないかという気もします。風の大久保さんは二日後に結婚式だったそうですが、こういう仕事をしてる場合だったのでしょうか? おまけに甲斐さんはなかなか来ないし。


 ただ、今回は症状としては楽勝というか最初にやった修復の方法で、今は綿棒の扱いも軽々なので接着剤ヌリヌリして固定中です。接着剤は今回もこちら。


 あんまり塗り過ぎというか、はみ出してしまうとよろしくないので、今は綿棒の片方で接着剤を塗り、その反対側の方で塗り過ぎた接着剤を拭きとるという技を編み出しました。


 そして、接着剤を塗ったあとはこのように固定します。今回から滑り止めも付けて挟み込むこととしました。ちょっと上達しています。


 さて、古雑誌修復計画といいつつ単に自分のコレクションを披露しようとしてるのではないかという声もあるでしょうが、それは正しいです。是非お手元に1975年~1977年くらいの音楽雑誌があるという方はご一報ください。雑誌としてはgutsがいいなあ。やっぱり面白いし。


ヒーカップ唱法といえばアクビ娘と木之内みどり

2023年12月03日 | 洋楽・邦楽やオーディオの話

 ヒーカップ唱法というのがあります。一般的にはフレーズの最後で語尾を跳ね上げるというか裏声にするというか、そういう感じ。最近では「マツケンサンバⅡ」でも知られています。

 私がこれを最初に意識したのは、多分木之内みどりの「グッドフィーリング」。お手元に音源のある方はお聞きいただければわかりますが、「頑固なパパをまいていくから~」の「ら~」のあとです。

 この曲は、作詞:松本隆、作曲:財津和夫、編曲:松任谷正隆というヒットメーカーが揃ってますので、世が世なら大ヒットしたかも。レコードで聞くとすごくいいのですが、歌番組で聞いた時のインパクトのなさが残念でした。(意見には個人差があります。)

 そして、木之内みどりはこの曲が収録されている「グッドフィーリング」というアルバム収録の「ふたりのキャンパス」でもこのヒーカップをやってます。このアルバムは各種サブスクにあって、当然Spotifyにもありますので是非お聞き下さい。編曲と演奏がThe Last Showで、スチールギターとガットギターのソロ合戦が聞けます。誰が一番速いかという勝負ですが、そこにドラムも絡んでくるという豪華さ。(意見には個人差があります。)←こればっか

 とはいえ、私にとって最も印象的なヒーカップは堀江美都子の「アクビ娘」。ご存じアニメ「ハクション大魔王」の曲ですが、

知恵がまわって 明るくて~

のあとと、最後の

アクビ娘はすてきな子~

のところで盛大にやってます。1コーラスに2回ずつなのですごく目立ちます。当然年代としてはアクビ娘の方が先なのですが、曲をちゃんと聞いたのは木之内みどりの方が先なので。

 このヒーカップの狙いや効果については詳しくないですが、「アクビ娘」を聞いた感じではすごくポップというか可愛い感じが出せるので、この歌唱はグッジョブですね。22世紀に伝えたい名演です。私と同年代なら知らない人はいないと思いますが、こちらも今はサブスクにありますので興味のある人は是非お聞き下さい。手っ取り早いのはこちらです

 それで木之内みどりの方はというと、もちろんアイドルとして可愛さを強調する狙いはあると思うのですが、音域の狭い歌手の歌にインパクトを加える要素があるのではないでしょうか。

 というのも、佐藤剛さんの「上を向いて歩こう」という本には、かの世界的ヒット「上を向いて歩こう」について当時の関係者の証言として「なにしろ九ちゃんは音域が狭いから、ファルセットヴォイスの特徴を上手く出してほしかったんです。」という話がありました。「上を向いて歩こう」に裏声なんて出てきたっけ?と思う方もいるかと思いますが、あの「オゥ、オゥ、オゥ、オゥ」という部分をはじめ、随所に裏声混じりの歌声が聞けます。ヒーカップと逆で裏声から入るといいますか。木之内みどりの歌でも、同じような効果を狙ったのかも、というのは個人的な推察です。

 ヒーカップの話に戻りますと、これを使ってネタにできそうなのは、およそヒーカップが似合わないであろうという曲で全部の語尾にこれをやるというのはどうでしょうか。北島三郎の「与作」を歌いながら、

与作は木~を切る~ウッ!

とか。ま、ほぼ出落ちですね。私はやらんけど。


まだまだ修行が足りません>雑誌修復計画

2023年12月02日 | 昔の音楽雑誌の話

 全国6万人の古雑誌ファンの方に悲報です。修復計画2冊目にして、失敗してしまいました。というのも、上部が割れたページを接着したところ、上部は修復できたものの逆に中ほどが割れてしまったと。

 修復前


 修復後(成功部分)


 修復後(中ほどの割れ)

 

 もっとも、これは修復する前に既に割れていたのかもしれません。波打つように割れがあるのかもというパターンですね。なかなか雑誌修復道は道が深いです。

 

 ただ、ページの上から下まで丸々割れてたページの修復は無事できました。多少広げてみようとしても無事です。

 修復前


 修復後


 さらに、これらだけじゃなくて新たに割れが発覚したページもありました。

 

 これを考えると、一部割れたところはあえて上から下までパッカリと割ってから接着剤を丁寧にヌリヌリして固定した方がいいのかもしれませんね。うまくいかなかった箇所は、再度接着剤を注入して固定してます。

 

トライアンドエラーの毎日ですが、失敗は恐れずに今後も精進します。