今日のひとネタ

日常ふと浮かんだことを思いのままに。更新は基本的に毎日。笑っていただければ幸いです。

今年もいろいろありました

2024年12月31日 | 日記・雑記・ただの戯言

 いよいよ大晦日です。今年もあとわずかで終わるわけですが、なにしろ元旦に地震があってドッキリ。能登にいたわけではありませんが、帰省中で石川県内にいたので家屋に被害はなかったもののかなり驚きました。そして、一向に復興が進まない事やいつまでも避難所の環境が改善しないことにイライラした年ではありました。

 日常生活ではやたらとキレるといいますか、まずはキッチンの長い蛍光灯が切れてカバーが開かず取り替えるのに手間取って、その後洗面所の小さい電球が切れてスーパーでは売ってないタイプだったのでネットで取り寄せて、それを交換したと思ったら今度は風呂場の電球が切れたと。それも形が小さいタイプだったので取り寄せました。

 極め付きはリビングの蛍光灯で、輪っかが二つあるタイプなのですがつかなくなり、それは4000円ほどかけて買ってきたのですが交換してもつかず。照明器具のメーカーにメールしたら、そもそも本体が古いので交換が必要だろうと。

 それについては、今の住まいも19年住んでますので仕方ないかと。そしてリビングの照明器具は同じのがもう一個あるので、結局二つともLEDに取り替えました。というか、今はLEDが一般的なんですね。で、買ってきた新品の蛍光灯は使えないわけで即ゴミに。ウガー!

 さらに今年はノートPCもシステムがクラッシュしてHDDをSSDに換装して復活させたり、いろいろトラブルもありました。まあそちらは怪我の功名というか、速くなったし安定してるし今は満足してます。

 幸いなのは健康には問題なく、あちこちライブを見に行けたしバンドのライブも二回できて仙台にも行けたし、まずまず楽しい年だったと言えましょう。演奏の方では機材のトラブルはなく、ギターも修理するような事態は無かったし。そしてブログも1年間毎日欠かさず書きましたし。

 ということで、来年も健康には気をつけないと。皆さま、どうぞよいお年をお迎えください。


2024年 今年読んだ本

2024年12月30日 | ブックレビュー

 今年も読書マウントの時期がやってまいりました。とはいえ、読んだ本は下記の通りで合計45冊。マウントとれるほどは読んでないですね。(再)と書いてあるのは再読の本ですが、前に読んだのをすっかり忘れているのもありました。


用もないのに/奥田英朗(再)
きょうも涙の日が落ちる/渥美清
らもチチ 私の半生 青春篇/中島らも・チチ松村(再)
50歳になりまして/光浦靖子
天職は、声優。/日高のり子
ショッピンインアオモリ/能町みね子
本 人の縁とは不思議なもので…/さだまさし(再)
バッタを倒すぜアフリカで/前野ウルド浩太郎
投資依存症/森永卓郎
ひとりじめ/浅田美代子
九州少年/甲斐よしひろ(再)
かさぶた/甲斐よしひろ
荒馬のように/甲斐よしひろ(再)
紋切り型社会/武田砂鉄
嵐の季節/石田伸也(再)
昨日、ホームレスになった。/岸田健作
本気で言いたいことがある/さだまさし
稲妻日記 甲斐よしひろ(再)
「踊り場」日本論/小田嶋隆 岡田憲治
稲妻日記part2/甲斐よしひろ(再)
街場の共同体論/内田樹
昭和史/半藤一利(再)
杖下に死す/北方謙三
いつか虹の向こうへ/伊岡瞬(再)
だからあれほど言ったのに/内田樹
ゴールデンボーイ/スティーブン・キング
B面昭和史/半藤一利(再)
調子悪くて当たり前/近田春夫
リバー/奥田英朗
ヘルメス/山田宗樹
マル暴甘糟/今野敏
水木サンの幸福論/水木しげる(再)
賢いお金の減らし方/大江英樹
ぼくは戦争は大きらい/やなせたかし(再)
書いてはいけない/森永卓郎
プロデューサー/酒井政利(再)
霖雨/葉室麟
タイガース世界は僕らを待っていた/磯前順一(再)
半暮刻/月村了衛
ゲゲゲの女房/武良布枝(再)
総員玉砕せよ/水木しげる(再)
芸能界今日モ反省ノ色ナシ/ダン池田(再)
ちばてつやが語る「ちばてつや」/ちばてつや(再)
ガサコ伝説「百恵の時代」の仕掛人/長田美穂
南沙織がいた頃/永井良和(再)

 作家あるいはライターとして初めて読んだのが月村了衛、内田樹、岸田健作、武田砂鉄、浅田美代子、能町みね子、日高のり子、光浦靖子、渥美清など。月村了衛の「半暮刻」が面白かったので他のも読んでみようかと思ったら、なんと娘1号の本棚から大量に発掘されたのでちょいと臆してしまいまだ読んでません。

 他に小説で面白かったのは「リバー/奥田英朗」「マル暴甘糟/今野敏」で、こうやって見ると今年は小説が極端に少なかったので、来年は胸躍るような話をあれこれ探してみたいとは思ってます。実は「百年の孤独」も半分ほどで止まったままだったり。

 小田嶋隆と岡田憲治の「街場の共同体論」は何年も前の本なのですが、まさに今あちこちで見られることについて当時から問題視していたので、目からウロコが落ちるような感じ。もっと早く読んでおけばと思いました。おまけに小田嶋おじさんはもういないし。

 タレント本では、意外だったのが浅田美代子。「ひとりじめ」というのは樹木希林が亡くなったあとに共に過ごした時間のことを中心に綴った本で、あの人は庶民派というか自然体のイメージを勝手に持ってたのですが、その生活が「ザ・芸能人」というものでやはりスターは違うなあとあらためて思いました。ま、どうでもいいですけど。

 別に数を読めばいいというものではないですが、少なくとも知らなかった事を知ることができ、見たことのない時代や世界を見せてくれるという点で読書は楽しいです。想像力が高まるということもありますが、多くの本を読めば好みの本に巡り合える可能性も高いので常に情報網は張り巡らしておきませんと。来年も頑張ります。


2024年 私的ドラマアウォード

2024年12月29日 | ドラマレビュー

 今年も私的ドラマアウォードの季節になりました。例年通り、最初から最後まで見たものの中から今年中に最終回を迎えたもののみ評価してます。そういう縛りなので、昨年10月開始の朝ドラも入ったりしてますが、ルールは私が決めますので。

 それで今年見たドラマをテレビ局ごとに並べると以下の通り。

<フジ>
「君が心をくれたから」 主演:永野芽郁
「春になったら」 主演:奈緒、木梨憲武
「院内警察」 主演:桐谷健太
「Re:リベンジ -欲望の果てに-」 主演:赤楚衛二
「アンメット ある脳外科医の日記」 主演:杉咲花
「海のはじまり」 出演:目黒蓮、有村架純、大竹しのぶ
「マウンテンドクター」 出演:杉野遥亮、岡崎紗絵、宮澤エマ
「新宿野戦病院」 出演:小池栄子、仲野太賀、橋本愛
「ギークス/GEEKS」 出演:松岡茉優、田中みな実、滝沢カレン
「嘘解きレトリック」 出演:鈴鹿央士、松本穂香
「モンスター」 主演:趣里
「オクラ~迷宮入り事件捜査~」 主演:反町隆史、杉野遥亮
「わたしの宝物」 主演:松本若菜

<日テレ>
「となりのナースエイド」 主演:川栄李奈
「降り積もれ孤独な死よ」 主演:成田凌
「放課後カルテ」 主演:松下洸平
「潜入兄妹 特殊詐欺特命捜査官」 主演:竜星涼、八木莉可子
「若草物語―恋する姉妹と恋せぬ私―」 出演:堀田真由、仁村紗和、畑芽育、長濱ねる

<テレ朝>
「グレイトギフト」 主演:反町隆史
「Destiny」 主演:石原さとみ
「Believe-君にかける橋-」 主演:木村拓哉
「アイのない恋人たち」 主演:福士蒼汰
「東京タワー」 主演:永瀬廉
「6秒間の軌跡~花火師・望月星太郎の2番目の憂鬱」 出演:高橋一生、本田翼、橋爪功
「スカイキャッスル」 出演:松下奈緒、木村文乃、高橋メアリージュン
「ザ・トラベルナース」 主演:岡田将生、中井貴一


<TBS>
「不適切にもほどがある!」 主演:阿部サダヲ
「さよならマエストロ~父と私のアッパシオナート~」 主演:西島秀俊
「アンチヒーロー」 主演:長谷川博己
「笑うマトリョーシカ」 出演:水川あさみ、玉山鉄二、櫻井翔
「あのクズを殴ってやりたいんだ」 主演:奈緒
「ライオンの隠れ家」 主演:柳楽優弥
「海に眠るダイヤモンド」 主演:神木隆之介


<テレ東>
「ダブルチート 偽りの警官 Season1」 主演:向井理
「しょせん他人事ですから ~とある弁護士の本音の仕事~」 出演:中島健人


<NHK>
大河「光る君へ」 主演:吉高由里子
土曜ドラマ「3000万」 主演:安達祐実
朝ドラ「虎に翼」 主演:伊藤沙莉
朝ドラ「ブギウギ」 主演:趣里
朝ドラアンコール「オードリー」 主演:岡本綾
「燕は帰ってこない」 主演:石橋静河
BS「舟を編む ~私、辞書つくります~」 主演:池田エライザ
朝ドラ再放送「カムカムエヴリバディ」(CSにて)
朝ドラ再放送「ゲゲゲの女房」(CSにて)

<WOWOW>
「完全無罪」 主演:広瀬アリス
「ダブルチート 偽りの警官 Season2」 主演:市原隼人
「W密告はうたう2 警視庁監察ファイル」 主演:松岡昌宏
「ゲームの名は誘拐」 主演:亀梨和也
「坂の上の赤い屋根」 主演:桐谷健太

 今となれば出演者も見ないとタイトルだけではどんなドラマか思い出せないようなのもあります。最後まで見たという事は少しは面白いと思ったのでしょうけど。

 そして、こうして見るとフジのドラマが多かったですね。テレ東は案外少なく今年はWOWOWも収穫が少なかったです。その中で、面白かったと言えるのは以下のもの。

「アンメット ある脳外科医の日記」 
「新宿野戦病院」
「嘘解きレトリック」
「若草物語―恋する姉妹と恋せぬ私―」
「アイのない恋人たち」
「6秒間の軌跡~花火師・望月星太郎の2番目の憂鬱」
「ザ・トラベルナース」
「ライオンの隠れ家」
「あのクズを殴ってやりたいんだ」
「しょせん他人事ですから ~とある弁護士の本音の仕事~」
「3000万」
「虎に翼」
「燕は帰ってこない」
「舟を編む ~私、辞書つくります~」


 さらにこの中から優秀作品賞5作を選ぶとすると、

「虎に翼」
「燕は帰ってこない」
「舟を編む ~私、辞書つくります~」
「若草物語―恋する姉妹と恋せぬ私―」
「アンメット ある脳外科医の日記」

としましょう。次点には「嘘解きレトリック」「3000万」が入ります。

 そして、最優秀作品賞は「舟を編む ~私、辞書つくります~」、最優秀主演女優賞は「虎に翼」の伊藤沙莉、最優秀脚本賞は「虎に翼」の吉田恵里香、優秀主演女優賞を「舟を編む ~私、辞書つくります~」の池田エライザ、優秀助演女優賞を「マウンテンドクター」「あのクズを殴ってやりたいんだ」「アイのない恋人たち」の岡崎紗絵にします。今年はそれぞれ違うタイプの役での活躍が目立ちました。

 これらの受賞者の方には、拙宅までお越しいただければ記念品を差し上げます。が、連絡先知らないのでこちらからは声かけません。(当たり前)

 今年も結局NHKとNHKBSのドラマが強かった印象ですが、大河がクソだったのでその辺は相殺かも。あとは民放では鳴り物入りの割には「はて?」と思うのがチラホラあったので、豪華キャストと企画だけでは面白くならないというのもあらためて感じました。

 さて、来年もよいドラマが見られますように。特にWOWOWに期待したいです。


2024年 今年見たコンサート

2024年12月28日 | 洋楽・邦楽やオーディオの話

 今年は結構いろんなところでいろんなライブが見られました。緊急事態宣言の頃には考えられなかったことで喜ぶべきことです。まだまだ油断できない世の中ですが、その中でもチャンスを逃さず出かければ貴重な体験ができますね。

 ということで、今年見たのは以下のライブです。


4/6  甲斐よしひろ 10th Anniversary Billboard Live 2024 go EAST(ビルボードライブ東京)
4/8  尾崎亜美 CONCERT 2024 at Billboard Live YOKOHAMA
4/13 薬師丸ひろ子コンサート (EX THEATER ROPPONGI))
5/12 岩崎宏美コンサート2024 (東京国際フォーラム ホールC)
5/29 伊藤蘭 Special Premium Live ~Don’t Stop The Music!~ (EX THEATER ROPPONGI)
7/15 石川ひとみ Acoustic Live with Strings at COTTON CLUB
9/14 尾崎亜美コンサート2024 at EX THEATER ROPPONGI
9/15 石川ひとみライブ at Billboard Live 横浜
9/19 伊藤 蘭 ~Over the Moon~ コンサートツアー 2024-2025(大宮ソニックシティ 大ホール)) 
10/3 イルカ with Friends Vol.18 at ウエスタ川越
11/9 イルカ&尾崎亜美ホームメイドコンサート at 神奈川県民ホール大ホール
11/29  石川ひとみ Premium Live 2024 at 羽田ティアットスカイホール


 上記のうち、初めて生で見たのが甲斐よしひろのソロと岩崎宏美。(甲斐バンドは見た事あります。) どちらも貫禄のステージで圧倒されました。岩崎宏美さんはヒット曲多いだけあって前半後半にそれぞれヒットメドレーがあり、ステージ構成も万全。しっかりオチのあるMCもさすがでした。(当日のレポはこちら。

 薬師丸ひろ子コンサートは当日見たものが今週ブルーレイで届いたので、あらためて見ることができ、こういうのもいいですね。クオリティの高いステージだったのを再認識しました。

 尾崎亜美さんはビルボードで見て、EX THEATER ROPPONGIではバンドでのソロコンサート、ウエスタ川越でイルカWithフレンズでのゲスト、神奈川県民ホールでのイルカさんとのジョイントなど4回も見られました。様々なスタイルで見られたので満足です。ライブハウスでもいいですし、来年はバンドでのソロを複数回見られることを願います。

 伊藤蘭さまはEX THEATER ROPPONGIでのSpecial Premium Liveのステージセットが凄かったです。そしてテープ投げも体験しましたが、個人的にはあれはもういいかなあと。なにしろ緊張してあれこれ集中できないので。(当日の顛末はこちら。

 そして今年は大宮ソニックシティでも見られました。こちらは2列目でしたがあそこはステージと客席の最前列が近いので何回も蘭さまが目の前に来てくれて、見つめられた時には心臓が止まりそうになりました。(なお、見つめられたというのは本人の思い込みによるところが大きいです。) この人は毎回見るたびに「今回のが一番いい!」と思わせてくれるのがプロフェッショナルだと思います。

 石川ひとみさんも3回も見ることができ、それぞれスタイルが違うライブでしたが圧巻は羽田ティアットスカイホールでのPremium Live。ああいうセットリストで来るとは思いもしなかったので、本当に驚きかつ堪能しました。今年見たステージでは歌の部分だけでいうとベストパフォーマンスかもしれません。(当日のレポはこちら。


 とにかくいろんなステージを見に行くことができて幸せでした。こうやって見るためには自身の健康も重要だし、費用をねん出するためには働かなければならないのでそのためにはやはり健康が重要。おまけに今の世の中何がおこるかわからないので、チャンスは逃さずというのを心がけて今後もあちこちに行きたいと思ってます。

 ということで、来年も素晴らしいステージパフォーマンスに出会えますように。


2024年 今年の買い物

2024年12月27日 | 日記・雑記・ただの戯言

 今年もまたまたギターを5本も買っちゃった!というような事を書ければいいのですが、今年は1本も無し。新たに入手したのは

・ハンディレコーダー
・コンプレッサー
・電動ドリル

など。

 ハンディレコーダーはZoomの新型ですがこれは重宝しました。軽いのに高性能で、32bitフロート録音というものです。原理がよくわからないのですが、大音響のバンド練習でも音割れせずに高音質で録音できるのは本当に不思議。世の中進化しているのだというのを思い知らされました。

 

 コンプレッサーは、今年の初めのリハでなにげなくマルチエフェクターのコンプを使ってみたらいい感じだったので導入した次第。ただ、実際のライブではONにすると妙にギラギラした音になって「いかにも!」というのがいやらしかったので結局使いませんでした。なので、まだ本番デビューしてません。来年は使えるかなあ。割と気に入ってるのですが、アンプとの相性とかそういう問題でしょうか。

 

 電動ドリルはDIYの第一歩として前から欲しかったのですが、今年初めて購入。まずはウクレレにストラップピンを装着することに使いました。あとは、壁に蛍光灯のリモコンのホルダーを取り付けるのに使ったくらい。


 そういう小物祭りでしたが、ギターはもう欲しいのがないので予定なし。とはいえ、テレキャスターカスタムとかグレッチのロックジェットとかP-90のレスポールゴールドトップとかカワイのムーンサルトとかアリアのPEとか、気になるのがないわけではないです。まあ、夢を見るくらいはいいですよね。多分買わんけど。


カフェインレスコーヒーはどうでしょう

2024年12月26日 | コーヒーの話・珈琲道

 当方平日は晩酌をしませんので、食後に何か飲もうと思ってカフェインレスコーヒーに注目しました。

 別に普通のコーヒーを何杯飲もうが熟睡できる人はいいでしょうが、私の場合は夜にコーヒー飲むと眠れませんので、せめてカフェインレスと。

 実はこれの前にヤオコーブランドのカフェインレスというのを1週間ほど試したのですが、じっくり濃いめに入れるとそれなりに普通のコーヒーっぽい味になったので、まあいけるかと思った次第。

 それで今回はちょいと高級なブランドにしようと小川珈琲のをチョイス。今夜試してみます。困るのはどうしても割高なんですね、これが。

 ちなみにカフェインレスとはいえ、カフェインを97%除去したそうでノンカフェインというわけではないんですね。どういう仕組みかは知りません。

 なお、「カフェインレス飲んでコーヒーを知った気になるんじゃねえ、素人が!」という声があろうことも承知しております。軟弱だと笑いたければ笑うがいいさ、ワッハッハ。


2024年10月期のドラマをまとめてレビュー

2024年12月25日 | ドラマレビュー

 ほとんど終了しましたでしょうか。これまで個別にレビューしてないものをまとめて書きます。


◆フジ「モンスター」 主演:趣里

 今期最大のガッカリでした。主演が趣里だから見続けたものの、違う女優だったら3回くらいでやめてますね。主人公の背景がわからずに後半まで引っ張るのは無理があったのでは? 弁護士事務所の人たちの人物設定がもっとしっかりしてれば展開にも説得力あったかもしれませんのに。ま、趣里はよかったです。可愛いですよね。表情を見てると楽しいです。次回作に期待。


◆テレ東ドラマプレミア23「Qrosの女」 主演:桐谷健太

 実は三話目まで見ていまだにそのまま。いや、続きは見ようと思ってます。年明けまでにはなんとか…。


◆フジ「オクラ~迷宮入り事件捜査~」 主演:反町隆史、杉野遥亮

 序盤は「どうかなあ」と思いながら見続けて、中盤から話が大きくなってきて少し面白くなったけど、最終的にはまあそんなもんかと。反町は今年の初めにやってた「グレイトギフト」よりはこういう役の方が似合いますね。ま、ワンパターンといえばそうですが。

◆フジ「全領域異常解決室」 主演:藤原竜也

 世間では「面白い」という評価があるので見ようとは思いつつ、三話目まで見てどうにも馴染めないというか楽しめないのでそのまま。一応録画は全部ありますのでまだ見ようとは思ってます。そういう感じです。


◆テレ朝「ザ・トラベルナース」 主演:岡田将生、中井貴一

 これは今回も面白かったです。私の評価では今期のNo.3。キャラが確立されているのでいろんなところを端折ってすぐ楽しめる感じ。中井貴一の暴走ぶりが際立ってました。ただ、院長の山崎育三郎をめぐるあれこれのストーリーはそんなにハラハラもしなかったし感動もしなかったし。ま、岡田&中井の漫才を楽しむドラマですね。続編は大歓迎です。

◆フジ「わたしの宝物」 主演:松本若菜

 これは特に期待してなかったのですが、思ったよりダメだったのは脚本か演出か。初回からどうも違和感あって、最後まで見続けたのは松本若菜がキレイだったからですが、ドラマとしてはクソですね。(意見には個人差があります。) どうせなら「スカイキャッスル」みたいな感情むき出しのドロドロにすればちょっとは見ごたえあったのに。


◆テレ東「D&D ~医者と刑事の捜査線~」 主演:藤木直人、寺島進

 たしか三話目まではリアタイ視聴しました。まだ全部録画してあるので見ようとは思ってます。思ってます。思ってます…。


◆TBS金曜ドラマ「ライオンの隠れ家」 主演:柳楽優弥

 何しろ楽しい話ではないので見続けられるかと思いながらの視聴でしたが、中盤から断然面白くなりました。尾野真千子はさすがです。あとは脚本、演出はしっかりしてましたね。桜井ユキのやさぐれた感じの記者役も良かったです。評価します。

 

◆テレ朝「無能の鷹」 主演:菜々緒

 初回が凄く面白くて「この勢いで続けられるの?」と思ってたのですが、その後も結構面白かったです。アイディアはバッチリでした。で、実は途中から録画が溜まったままになっており、まだ最終回は見てません。そんなにストーリーが気になるタイプのドラマではないので、年末にでもゆっくり見ようかと。バカバカしいという点では今期ダントツでした。


◆日テレ「放課後カルテ」 主演:松下洸平

 これもほぼ期待してなかったのですが、結構面白かったです。小学校の保健室で勤務することになった偏屈な医師が主人公ですが、その松下洸平がなかなかのこじらせっぷりでいい味を出してました。あとは女性教師役の森川葵が真面目な演技で良かったです。

 相手が小学生だから学園ドラマという感じではないですが、子供相手だからこそベタな言い方をすると「お互いに成長する」という様子を見る作品でした。

 

◆TBS日曜劇場「海に眠るダイヤモンド」 主演:神木隆之介

 これは鳴り物入りでしたが、期待した割には盛り上がらないうちに終わった印象。なによりも登場人物が多くて過去と未来を行ったり来たりの話でもあり、ちゃんと見てるつもりでもわかりにくかったというのが実際。不幸なのは二週目が選挙特番でお休みになってしまったことでしょう。

 最終的にはいい話だったとは思いますが、端島の方だけでも炭鉱の島、炭鉱夫と外勤職員の溝、クリスチャン、被爆者、台風、正体不明の女など色々ポイントとなる部分があって、トッピング全部乗せのラーメンを一気に食べさせられたような感じ。まああくまでも私の感想ですが、「あれはどういう意味があったのだろう?」と消化できてない部分が多すぎて、最後も特に泣けなかったというのは、私がちゃんと見てなかったせいでしょう。そういうことにします。

 

 ということで、まだ最後まで見てないのはありますが、見た限りで言うと今期のNo.1が「若草物語」、No.2が「嘘解きレトリック」、No.3が「ザ・トラベルナース」でした。世間の評価とは大きく違うとは思いますが、面白いと思ったものはちゃんと言っておきたいと思う次第。


森本毅郎・スタンバイ!の強さを感じる朝

2024年12月24日 | ラジオ番組の話題

 「森本毅郎・スタンバイ!」はTBSラジオ平日朝の人気番組ですが、先月放送開始から9000回を迎えたとか。凄いですね。私も基本的には運転中はTBSラジオを聞くことが多かったので、出勤時や移動中に長年これを聞いてました。

 が、ここしばらくはニッポン放送の「垣花正 あなたとハッピー!」を気に入って聞いてたり。垣花さんの語り口が魅力的で面白いのと、やはりモリタク先生のキャラは強烈だと。

 ただ、どうも味の濃すぎるお菓子には飽きが来るというか、結局また出勤時にはスタンバイを聞くようになりました。やはりおやつばっかじゃなくてちゃんとご飯を食べたいという感じでしょう。

 スタンバイはなんといっても最後の「トークファイル」のコーナーが面白くて、この番組はパーソナリティーだけじゃなくてリスナーも一緒にあの雰囲気を作り上げてるんですね。この番組のリスナーは結構年齢層高いと思うのですが、そういう人が朝からビシバシとメールを送るのにも驚きますが、その中に結構ためになる情報が多いのも事実。

 ということで長寿番組の強さを感じるのでした。まあ「あなたとハッピー」の方も、モリタク先生の話は毒だと思って面白がってればいいのですが、月曜のコメンテーターの方の話がどうも不快で。細かい事は言いませんが、ラジオは話し方で人柄がわかるというのがありますしね。この辺は好き好きなので。

 あとはスタンバイについては遠藤泰子さんの声も大きな魅力であることは申し添えておきましょう。やはり長寿番組にはそういう理由があります。


フジ月9「嘘解きレトリック」終了しました

2024年12月23日 | ドラマレビュー

 フジ月9ドラマ「嘘解きレトリック」が先週で終了しました。主演は鈴鹿央士と松本穂香。まったく期待していなかったのですが結果的に凄く面白かったです。私の評価では今期のNo.2。

 原作は少女マンガだそうで当然読んでません。事前にキャストだけ見たところ「この二人が主演で大丈夫?」と思ってたのですが、今回はバッチリでした。演技が上手いとかセリフで感動させるとかそういう類のドラマでは無いですし、まさに漫画的なのでしょう。

 特に良かったのは全体の雰囲気で、舞台は昭和初年となってますがそこも本当に設定だけそういう時代にしていて、いわゆるいいとこどり。ライトな時代劇を見るような感じではありましたが、セットも良かったしテーマ音楽もいい味出してました。毎回あのバイオリンの音が鳴ると「掴みはオッケー」という気持ちになりましたし。

 良かったのは主役の二人だけじゃなく、隣の料理屋夫婦の大倉孝二と磯山さやかも面白かったし、町内の令嬢役でじゃじゃ馬娘の片山友希もキャラ設定がしっかりしてて面白かったです。ミステリーではありながら、毎回シリアスな展開にはならないので安心して見ていられました。毎回のゲストもなかなかにいい人選だったかと。

 この題材ならパート2もできるのでは?と思ってます。やるなら私は見ます。これを今期のNo.2と書きましたが、1位は「若草物語」、3位は「ザ・トラベルナース」なので、世間一般の評価とは大きく異なるものと思われます。いいかどうかは自分で決めますので。

 とにかくいいものを見せて貰いました。毎回楽しみだったのでアッパレです。大作ドラマでなくともいい感じにはできるという見本ですね。ま、セットとか衣装にはそこそこお金かかったでしょうけど。


ギター歴50年になりました

2024年12月22日 | ギターと楽器のこと

 あれは小5の冬のこと。すぐ裏に住んでたいとこから兄がフォークギターを借りてきて、それがすごく面白そうで初めて触ったのが昭和49年の今頃。

 ということで、めでたくギター歴50年となりました。とはいえ、最初は本当に持ってるだけでまったく弾けず、教えてくれる人もおらず、教則本も無い状態でした。

 幸い母がバイオリンを習ったことがありギターのチューニングもなんとかできたので、一応音は合ってる状態にはなってました。そのうちバイオリンのピッチパイプで自分でもチューニングができるようになったり。

 そして、どうしようかと思ってたところ目に付いたのがトップ画像の明星の歌本。これが昭和48年5月号の付録で、かなり前から家にあったのですが、よく見るとギターコード付きの楽譜が出てるではないですか。

 その歌本の最初にあったのがガロの「学生街の喫茶店」。何しろ右も左もわからないので、これの難易度もわからず。とにかく弾いてみようと書いてあるままにDmを押さえてみたらとにかく「指がいてー!」「変な音!」ということですぐ挫折。

 もし自分が初心者に教えるとしても、最初にこの曲をやらせようとは思わんですね。コードチェンジも頻繁だしGmもB♭△7も出てくるし。無謀でした。

 そして簡単に押さえられるコードで始まる曲として、次にあのねのねの「あほの唄」にチャレンジ。B7に多少苦労はしましたが、これはなんとか弾けるようになりました。なので、私が最初に弾けるようになった曲はこれ。

 その後ずうとるびを見て「エレキギターが弾きたい」と思うようになったわけですが、リードギターを弾きながら歌もできる江藤氏は私にとっては神でした。こういう経歴ですので、まあ上達することはなかったです。50年経ってなんとか神の領域には達したかとは思いますが(?)。


 なので、ギター歴50年というとメチャメチャ上手くてジャズでもクラシックでもなんでも弾けると思われるかもしれませんが、その辺はまったくダメ。何しろ就職したり子供ができたりしたときはケースに入れたまま1年位弾かない時期もあったりしたし。

 今ではほぼエレキしか弾きませんが、最初からクラプトンとかジミヘンを神とあがめれば良かったのかもしれませんね。あるいはダウンタウンブギウギバンドの和田静男でもよかったかも。


 まあそんなこんなではありますが、人生の大半をギターと共に生きてきたわけで、多分今後も続けることでしょう。ずっと続けられることを小学生の段階で見つけられたのは幸せな事かもしれません。そういえばそのきっかけをくれたいとこがギターを弾いてる姿は見た事ないなあ。