最近は山岳熱もさることながら、プロレス熱の上昇ぶりがスゴいことになっている。日々ネットを徘徊して、プロレスの裏話や当時の動画などを探しては見る始末だ。特に「リングの魂」は当時本当に好きで見ていた番組だ。幸いYouTubeにもいくつか消されずに残っているので、今のうちに見ておく事をお勧めする。
しかしネットでプロレス情報を漁っていると、必ず八百長論に出くわす事になる。特に格闘技ファンからの声が強いように感じる。オレも格闘技が好きだからその声は分からんでもないが、八百長論を唱える人は、そもそもプロレスの仕組み自体を理解していない事が多い。
かと言ってオレもそれらの人を説得するだけの説明を持たないのがツライ。見続ければ分かるとしか言いようがないんだよね。
そもそも八百長ってのは真剣勝負が前提になっていないと意味を成さない言葉のように思うのだがどうだろう?そうなるとプロレスラーは真剣にやってないという批判も出そうだが、真剣にやる事と真剣勝負とはまた別の意味合いになるとオレは思ってるけどね。
プロレスファンで格闘技も好きという人とその逆では、前者の方がはるかに人数が多いだろう。と言うのも、格闘技だけ好きという人は勝敗に拘るからだ。勝敗にのみ重点を置いて行くと、大物レスラーでも負ける事が日常茶飯事のプロレスを楽しむ事は難しいだろう。なぜならプロレスは年間で100とか200とか試合をするから、生涯を通じて負けないという事はおよそ不可能だからだ。
プロレスにはブックやアングルと呼ばれる台本や筋書きが存在する。現在のアメリカンプロレスWWEなどはこれが厳密に決められていて、専用のシナリオライターが何人もいるという話だ。要はドラマや映画を観るのと同じ感覚でプロレスを見ているわけだ。
ところが日本のプロレスはちょっと事情が違う。ブックやアングルの存在は認められているものの、そこに中途半端にリアルが垣間見える。そしてそれを見たファンが、どこまでがアングルでどこからがそうでないかを楽しむといった構図だ。その全てがシナリオではないだろうというところに幻想が生まれる仕組みだ。非常によく出来ている。
そういった考え、及び見方でプロレスや格闘技を観戦すると、楽しみも倍増するというわけだ。大体真剣勝負をうたっているK-1や旧PRIDEなんかにもアングルはあるしね。まぁ、試合自体はあくまで真剣勝負ですよってことで、マッチメイクの一環なのだろうが、あれなんかも非常にプロレス的に映るのはオレだけか?
そういうわけで最後にプロレスの象徴であるジャイアント馬場さんが遺した、プロレスというものを非常によく表した名言を紹介。
「シュート(PRIDEやK-1の意)を超えたところにプロレスがある」
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しかしネットでプロレス情報を漁っていると、必ず八百長論に出くわす事になる。特に格闘技ファンからの声が強いように感じる。オレも格闘技が好きだからその声は分からんでもないが、八百長論を唱える人は、そもそもプロレスの仕組み自体を理解していない事が多い。
かと言ってオレもそれらの人を説得するだけの説明を持たないのがツライ。見続ければ分かるとしか言いようがないんだよね。
そもそも八百長ってのは真剣勝負が前提になっていないと意味を成さない言葉のように思うのだがどうだろう?そうなるとプロレスラーは真剣にやってないという批判も出そうだが、真剣にやる事と真剣勝負とはまた別の意味合いになるとオレは思ってるけどね。
プロレスファンで格闘技も好きという人とその逆では、前者の方がはるかに人数が多いだろう。と言うのも、格闘技だけ好きという人は勝敗に拘るからだ。勝敗にのみ重点を置いて行くと、大物レスラーでも負ける事が日常茶飯事のプロレスを楽しむ事は難しいだろう。なぜならプロレスは年間で100とか200とか試合をするから、生涯を通じて負けないという事はおよそ不可能だからだ。
プロレスにはブックやアングルと呼ばれる台本や筋書きが存在する。現在のアメリカンプロレスWWEなどはこれが厳密に決められていて、専用のシナリオライターが何人もいるという話だ。要はドラマや映画を観るのと同じ感覚でプロレスを見ているわけだ。
ところが日本のプロレスはちょっと事情が違う。ブックやアングルの存在は認められているものの、そこに中途半端にリアルが垣間見える。そしてそれを見たファンが、どこまでがアングルでどこからがそうでないかを楽しむといった構図だ。その全てがシナリオではないだろうというところに幻想が生まれる仕組みだ。非常によく出来ている。
そういった考え、及び見方でプロレスや格闘技を観戦すると、楽しみも倍増するというわけだ。大体真剣勝負をうたっているK-1や旧PRIDEなんかにもアングルはあるしね。まぁ、試合自体はあくまで真剣勝負ですよってことで、マッチメイクの一環なのだろうが、あれなんかも非常にプロレス的に映るのはオレだけか?
そういうわけで最後にプロレスの象徴であるジャイアント馬場さんが遺した、プロレスというものを非常によく表した名言を紹介。
「シュート(PRIDEやK-1の意)を超えたところにプロレスがある」
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