最高級にダサい名前だが、こいつは非常に優れている。簡単にいうとネットを通じてセッションが出来るというものだ。要はSkypeのようなチャットの音楽版みたいなもんだね。
じゃあSkypeでやればいいじゃんって声もあるだろうが、Skypeだと音の伝送が安定していないため音楽には不向きだ。セッションというからには通信が不安定ではしょうがない。
そこでこのNETDUETTOってわけだ。こいつは極力音の遅延を抑え、リアルタイムでセッションを楽しむレベルを実現させている。
導入方法は非常に簡単で下記のサイトからNETDUETTO本体をダウンロード&インストールするだけ。あとはギターやマイクをPCと繋ぐオーディオインターフェイスを用意するだけ。ここで注意して欲しいのがオーディオインターフェイスにはASIO対応のものが好ましいと言うことだ。こいつに対応していると低遅延で音声をやりとるすることが出来る。幸いオレが使用しているTONEPORT UX1もASIOに対応しているのでそのまま使用することができる。
NETDUETTOはルームをパスの有無で作ることができ、最大4人まで参加できる。ルームは作成時から6時間使用することができる。ところがこいつにはネットゲームでいうようなロビー的なものが存在しない。つまり飛び込みでセッションしたくてもどこへ行ったらよいかさっぱりなのだ。
そうなると知り合いとあらかじめ打ち合わせをしてルームを作るか、ネットの掲示板などを探してそこへ飛び込むかといった具合だ。このあたりは改良の余地があるのではないだろうか?
オレも最初はそこで途方にくれたのだが、Twitterをやり取りしている人がNETDUETTOでよくルームを作っているので参加させてもらうことにした。ちなみにこの人はファミコンギターってサイトをやっていて音源をアップしてるから聞いたことあるんだけど、メチャクチャ上手いんだよね。だからちょいと躊躇したのだがどうしても試してみたくてお邪魔したってわけ。
この一連の流れがあって冒頭のギター再熱ってわけなんだけど、とにかく面白かった。最後にスタジオに入ったのなんて3~4年前だし、こうやってギター同士で合わせるなんてさらに昔じゃないかね。そして今回のセッションでフュージョンへの興味が非常に沸いてきた。今まで避けてきたジャンルで未開拓だから楽しみだよ。最近はラリー・カールトンのRoom335をひたすらコピーしてる。
ちなみにセッションではコテンパンにやられて相当凹んだけどねぇって話ヽ(*´Д`)ノ
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