オーディオマニアの部屋に行く

嫁さん側の親戚にオーディオに詳しいという人がいて、先日その叔父さんの家にお邪魔させていただいた。

以前親戚が集まるバーベキューに参加した際にオーディオ好きだという話は聞いていたのだが、実際にオーディオ部屋をみせて貰ったら、オーディオ好きなんて言葉が生ぬるいガチのオーディオマニアでビビったよ。

案内されたのは6畳ほどのオーディオルームで、中央にソファと前方にドデカいスピーカーが2つ。JBL4341と記されたそのスピーカーは、なんと40年前に購入したものだという。「当時の年収が吹き飛んだよ」と笑いながら話すが、笑い事ではない。



壁コンセントも交換してあるし、機材の後には馬鹿みたいに太いケーブルが這っている。ケーブルを床から浮かして音の改善を図るなんて雑誌の中だけの文句だと思っていたが、やはりマニアはやっているんだね。

他にも壁には拡散ボードなどと呼ばれているものが貼り付けられている。無造作に配置されているように見えるが計算されたものなのだろう。

極めつけは自作のアンプ。設計図を引いて筐体を発注するというから驚きだ。聞けば通信関係のエンジニアを職業としていたので、この手のものは得意分野ってわけだ。

オーディオを本格的に自作までするようになったきっかけは、ある静大教授との出会いだとか。その教授から「本気でやるなら今しかチャンスがないよ？」と言われて弟子入りしたと言う。と言うか、何だよその出会い！？何者だよその教授！！？？訳分かんねーけど懐かしそうにその話をする叔父さんにそれ以上の事は聞けなかった。

もう機材を観ただけで圧倒されたわけだが、もちろん実際に音も聴かせてもらった。叔父さんセレクトで1時間弱は聞いただろうか……まぁ、それはスゴかったよ。ちょっと世界が違いすぎてよく分からんかったよ。

ちなみにあれだけの音質と音量を出すには、部屋の防音等含めて膨大な量の金と時間がかかるのでオレには到底無理だって話ヽ（*´Д｀）ﾉ


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