1年ぶりのチョイ悪モンスターは太っていた。元々少し太めな彼がチョイ悪ファッションに目覚めてランニングと自転車でスリムになったのだが、この1年でほぼ元通りになっていた。しかしそこはチョイ悪モンスター。体型は変わっていてもチョイ悪精神は死なず。しっかりとチョイ悪ファッションに身を包みやってきてくれたのだが、「着られない服が多くなってきたよ」と悲しい言葉。
仕事が忙しく中々運動の時間が取れず、モチベーションも上がらないためこのところ全く運動をしていないとのこと。オレが目標とするチョイ悪モンスターがこんなではいけないと、お茶をしながら必死に刺激を与える。
結果、運動への意欲・新しい音楽発見への取り組みとを呼び覚まさせることに成功。彼はドライブが好きなので長時間車に乗ることが多く、その中で新しい音楽を聴いていきたいと話す。中でもクラシックとジャズが気になっているということなので、オレの知りうる限りで協力することになった。
クラシック・ジャズといっても幅が広すぎるので、とりあえずジャズは「THE BEST OF BLUE NOTE」なる3枚組1,200円!!の格安CDをゲット。格安3枚組といっても侮るなかれ。MILES DAVIS、ART BLAKEY AND JAZZ MESSENGERS、BUD POWELL、CHARLIE PARKER、SONNY ROLLINS、THELONIOUS MONK、KENNY BURRELL、JOHN COLTRANE等々、ジャズ・ジャイアンツ達の名演が収められている。世間一般が抱くであろう「これぞジャズ!!」といった曲ばかりなので入りにはうってつけだ。
一方クラシックは難しい。交響曲・管弦楽組曲・協奏曲・室内楽曲・器楽曲・宗教曲・声楽曲……曲調も多様なのでこれといった1枚を勧めるのは困難だ。そんな中でも聴きやすいだろうという事でショパンのピアノ曲集を1枚。後は色々と視聴した結果、J.S.バッハの「無伴奏チェロ組曲」とベートーヴェンの「運命」を購入。無伴奏チェロ組曲はオレが猛烈に押した結果の購入で、ベートーヴェンはチョイ悪モンスターが20枚以上のCDを試聴した結果だ。
帰りに早速愛車のBMWに「THE BEST OF BLUE NOTE」をセット。1曲目はMILESが1957年に発表した「Birth of the Cool」からRocker。初っ端からのアップテンポナンバーにチョイ悪モンスターもご満悦。このCDを聴き終える頃にはさらなる進化を遂げていることに間違いない。
チョイ悪モンスターに色々とCDを勧めているうちにオレの中での音楽熱も高まってきた。こうやって刺激を与え・与えられる関係っていうのは良いよね。
最後は真剣にCDを試聴しつつ選別しているチョイ悪モンスターでお別れだ。やっぱり出来る男は背中で語るって話し(´∀`)
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