さよならteacup

地方在住40代既婚男性の日常

日本三大崩れって何よ?

2011-05-01 10:10:00 | 
世間がGWに突入したこともあり、友人から山へのお誘いを受けた。とは言え、冬の装備を持たないオレたちにまだ残雪の多いアルプスはキツイので、静岡にある日本三大崩れのひとつ大谷崩に行くことにした。

友人に聞くまで日本三大崩れなんて言葉は聞いたことなかったが、結構有名なのだとか。崩れってのは山が崩落した箇所の事を言い、そこだけえぐれた様になっている。去年八紘嶺に登った際にぜひとも大谷崩れは見せたいと言っていたので、今回行くことにしたのだろう。

今回は梅が島温泉手前にある新田から登り始め、大谷嶺を目指す山行。つまり大谷崩自体を登っていくというわけだ。いきなり日本三大崩れが目の前にあるので、ありがたみもへったくれもないねヽ(*´Д`)ノ

スタートの大谷山腹工は標高1,247m。大谷嶺が標高2,000mなので、およそ750mの標高差がある。

さすが日本三大崩れと言うだけあって、急峻な斜面にゴツゴツとしたガレ場が広がり、足場が安定せずに歩きにくい。調子に乗って走ったりすると結構な大きさの石、もしくは岩が下まで転がっていってしまうので気をつけなければならない。この感じは去年登った常念岳に似ている。

そうして登り始めてから約2時間で新窪乗越に到着。ここから稜線を歩いて大谷嶺に向かうのだが、同行した友人の嫁さんはここまでが今日の山行だと聞かされていたらしく、稜線とはいえ結構な起伏のあるこの先の道はキツそうだった。

新窪乗越から大谷嶺までは50分弱。途中少しだけど残雪もあり、もう少し早い季節だとアイゼン無しでは危険かも知れない。

大谷嶺では5名ほどの中年パーティーが先着していて、そのまま八紘嶺側へ向かっていった。オレたちはここで昼食を取り、来た道を引き返していった。

街だと最近結構な暑さで、日によっては半袖でも過ごせるが、山頂及び稜線上は風が吹き荒れて、かなりの冷え込みようだった。山はまだまだ寒いねぇ。

そんな感じで久しぶりの山だったわけだが、やっぱり気持ち良かったね。体力はあきらかに落ちてるが、これでまた鍛え直そうという気持ちが湧いてきたよ。今回行った大谷嶺は、山伏、八紘嶺、七面山と繋がっているので、日帰りではなく泊まりで稜線歩きなんかも楽しめそうだ。

ちなみに先日紹介したDIY GPSに今回の山の地図データを持っていって試してみたが、なかなか良い精度で満足いく結果を得ることが出来た。そんなわけで有料版を購入することにした。まぁ、3G電波が終始圏外だったのはご愛嬌。

静岡に住んでいる人は日本三大崩れのひとつ大谷崩れを見てみると良いよ。写真では伝わりにくいが、なかなかの迫力を持っているんだぜって話(´∀`)

<大谷崩~大谷嶺~大谷崩>

7:00 新田駐車場出発
9:00 新窪乗越到着
9:50 大谷嶺到着
10:20 大谷嶺出発
11:00 新窪乗越到着
12:15 新田駐車場到着




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2 コメント

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Unknown (yasujack)
2011-05-02 18:17:44
標高2000mとはいえ、稜線上の強風と気温の下がり方にはやっぱり山の怖さを感じたよ。ひとたび天気が荒れれば一気にやばい状況に追い込まれそうだね。
でも、雪の南アルプスの山並みが見れてよかったね。俺もトレーニングは本腰入れていかないとだよ。
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Unknown (bonjovi)
2011-05-02 21:21:55
たしかに甘く見ちゃいけないよな。
ただ今回の山行で気持ちがさらに高まってきたよ(´∀`)
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