先日の後立山連峰縦走にトレッキングポールを持っていたのだが、やはりオレには必要ないかなという結論に達した。オレが持っているのはAmazonで購入した怪しげな格安カーボン製で、何度か山行に持っていったものの結局一度も使うことはなかった。
格安ポール故に効果が薄いのか、そもそもオレの使い方が悪いのかは分からないが、ポールを使ってものすごく楽になるって感覚がないんだよね。これはコンプレッションタイツにも言えることなのだけれど、どうもオレには世間が言うほどの効果を感じる事が出来ない。
しかし山に行くとポール&タイツは正装かってくらい多く、これにミドルカットの登山靴を加えれば完璧だね。まぁ、登山を商売にしている側から見ればこういった装備が必須ということになっている方が都合が良いのだろうけど、どうもその手の情報に踊らされ過ぎな気がしないでもない。オレもその1人なのは自覚してるけどさ。
今まではポールを使わないにしても一種の保険として持っていっていたのだが、今回岩場を歩いていて、ザックに外付けしたポールが邪魔になることが分かった。邪魔になるといってもそれほどたいしたレベルではないのだけれど、こういった小さなストレスの蓄積は無視できない。基本ザックの外側には何も付けたくないので、それだったら使う予定のないポールも要らないなというわけだ。
そんなわけで次回からの山行にはポールを持っていくことはないだろう。これも今はまだ体力的に余裕があるからの話であって、今後急激に膝や腰が衰えたらその時はポールのお世話になるかもしれない。
オレが山に登るのはある種のトレーニングだという考えがるのだが、ポールやタイツを排除する方向に向いているのはその考えに基づいているのだろう。トレーニングといっても本番があるわけじゃないのだけれどね。
と、まぁ体力の続く限りはそういったスタイルでやっていこうかと考える。もちろんこれはオレ個人の勝手な考えなので、ポールやタイツを使う人に対して思うところがあるって訳じゃないので悪しからず(´∀`)
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