前回の記事で書いたとおり、後立山連峰縦走2泊3日の旅は失敗に終わった。2泊3日は以前ヒロと行った表銀座縦走以来2回目となったわけだが、今回は食事を全て自分で用意したという意味ではかなり勉強になった。
まずは今回持っていった食事を見てみよう。
朝食・夕食・行動食をそれぞれ別々にしてある。昼食がないのは、基本的に山行中は長い休憩を取らずに行動食で済ませてしまうからだ。
さらにこれに水分を補給するわけだが、今回の山行で分かったのは、長時間行動するには圧倒的に行動食が少ないということだ。
行動食の中身は3日分全て同じで、エネルギージェル×1・シリアルバー×2のセット。合計でおよそ600kcal弱といったところか……いや、これ明らかに少ないだろ!!今までは行動時間がそれほど長くなかったこともあり、これでやりくししていたが、今回のように8時間を越えて、しかも肉体的にハードな山行ではとてもじゃないがやっていけない。
結局2日目の山行で3日目分の行動食も食べてしまったのだが、それでも足りない。同行したYJには言わなかったが、途中ハンガーノック寸前になったほどだ。
ウルトラ・ライトほどではないものの、ライト&ファストを標榜して休憩をなるべく取らないスタイルでやってきたが、このスタイルにしてはあまりにも行動食が少なかったかも知れない。
行動食は今後の課題だが、朝食・夕食に関しては問題無い。もうこのスタイルで完成されたと言っても過言では無いだろう。いわゆるサトウのごはん的なレトルト米にカレーや角煮などのこれまたレトルトの組み合わせ。軽量化という観点から見るならアルファ米や精米を持っていくのが良いのだろうが、味・手間を考えるとサトウのごはん系がもっともバランスが良いと考える。
あとはそれに味の濃いものを組み合わせればOK。特にセブンイレブンの角煮は絶品だ。これに勝る山飯は今まで食べたことが無いよ。
手間を惜しまなければ酢飯も良い。今回は100均で購入した稲荷用の味付けお揚げに家で調合した酢飯の素を用意した。調理法はいたって簡単。まずはレトルト米を湯煎して、ジップロックに入れる。そこに酢飯の素を入れてジップロック内でよく揉む。あとは出来上がった酢飯をお揚げで包んで、これまた別のジップロックに入れてお終い。コレを前日の夕飯時に仕込んでしまえば、翌日の朝は快適な朝食を摂ることが出来る。多すぎてもそのまま行動食に出来るってのもポイントだ。
と、ここまで書いていて思ったのだが、稲荷をあえて多めに作ってあらかじめ行動食に組み込むってのは良いかもしれない。個人的に酢飯はあまり飽きが来ないので、朝食+行動食でも問題無いだろう。
そんなわけで今回の山行で浮き彫りになった行動食問題。量ももちろんの事だが、もう少し休憩を取りつつ行動した方が良いかと考える。次回の山行はこのあたりを改善して挑みたいねぇって話(´∀`)
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