9月22日、鳩間島
部屋の準備ができるまで、屋良の浜に行くことにする。
フィンを借り、シュノーケリング。
2年前にここに来たときには、自分がひとりでシュノーケリングするなんてありそうになかった。
思えば、沖縄の島旅を繰り返すようになったのは、ここ鳩間島のおかげかもしれない。
瑠璃色の海。
青く突き抜ける空。
ここで淡い恋の芽生えも見守ったし、得難い友にも出会ったし、何よりも人々の素直なあたたかさに包まれた気がした。
2年前、この浜でまったく海に入らなかった自分が、いまはシュノーケリングで沖へと泳ぎだそうとしている。
たぶん、世界は自分の手で広げられる。
部屋の準備ができるまで、屋良の浜に行くことにする。
フィンを借り、シュノーケリング。
2年前にここに来たときには、自分がひとりでシュノーケリングするなんてありそうになかった。
思えば、沖縄の島旅を繰り返すようになったのは、ここ鳩間島のおかげかもしれない。
瑠璃色の海。
青く突き抜ける空。
ここで淡い恋の芽生えも見守ったし、得難い友にも出会ったし、何よりも人々の素直なあたたかさに包まれた気がした。
2年前、この浜でまったく海に入らなかった自分が、いまはシュノーケリングで沖へと泳ぎだそうとしている。
たぶん、世界は自分の手で広げられる。
9月22日、鳩間島へ
〈パイン館〉から港まで、クルマで送ってもらう。
上原港から鳩間島までは10分もかからない。
船はバラス島を横目にひた走る。
鳩間島の宿は〈あだなし〉。
着いて宿帳に記入している脇で、酔って出来上がったひとが、
「キミたちのこと、忘れないぞー!
鳩間島のお別れの歌だっ!
俺は見送りには行かないぞーっ!」
と、帰っていくと思しきお客さんと飲みつつ、三線を弾きつつしていた。
どーやら昨夜からオールで飲んでいるらしい。
鳩間島の日々はなかなか楽しめそうだ。
〈パイン館〉から港まで、クルマで送ってもらう。
上原港から鳩間島までは10分もかからない。
船はバラス島を横目にひた走る。
鳩間島の宿は〈あだなし〉。
着いて宿帳に記入している脇で、酔って出来上がったひとが、
「キミたちのこと、忘れないぞー!
鳩間島のお別れの歌だっ!
俺は見送りには行かないぞーっ!」
と、帰っていくと思しきお客さんと飲みつつ、三線を弾きつつしていた。
どーやら昨夜からオールで飲んでいるらしい。
鳩間島の日々はなかなか楽しめそうだ。
9月21日、西表島
バスで住吉のバス停まで戻り、散歩しつつ〈母家〉で荷物をピックアップ。
歩ける距離なんだが、
「三線も持ってるし、ビーチに行くお客さんを送るついでだから」
ということで、クルマで送ってもらう。
本当に何から何までお世話になりました。
〈パイン館〉にて、声を張り上げ、中を探すが人の気配がない。
仕方ないので、電話する。携帯に転送されて、
「あー、いまはそちらに行けないので、204号室に入っていてもらえますか?」
「運動会ですか?」
「ははは、そーなんですよ!」
あとで聞けば、小学校の運動会に民宿のスタッフ全員でチームを組んで参加し、しかも賭けたビールも勝ち取ったそうだ。
こういう離島らしいノリは大好きだが、せめてその旨がわかるように、どこかに書いておいてほしいなぁ。
とにもかくにもシャワーを浴びて昼寝をすると、沖縄に来て2週間の疲れがたまっているのか、立ち上がる気力がわかない。
で、シュノーケリングを見送る。
夕焼けを見ようかと思ったが、スコールに見舞われて、散歩を見送る。
三線の練習をして、階下の食堂で夕食を摂る。
夜の星空とホタルとヤシガニも……見送る。
ひたすらブログを書いて、寝た。
バスで住吉のバス停まで戻り、散歩しつつ〈母家〉で荷物をピックアップ。
歩ける距離なんだが、
「三線も持ってるし、ビーチに行くお客さんを送るついでだから」
ということで、クルマで送ってもらう。
本当に何から何までお世話になりました。
〈パイン館〉にて、声を張り上げ、中を探すが人の気配がない。
仕方ないので、電話する。携帯に転送されて、
「あー、いまはそちらに行けないので、204号室に入っていてもらえますか?」
「運動会ですか?」
「ははは、そーなんですよ!」
あとで聞けば、小学校の運動会に民宿のスタッフ全員でチームを組んで参加し、しかも賭けたビールも勝ち取ったそうだ。
こういう離島らしいノリは大好きだが、せめてその旨がわかるように、どこかに書いておいてほしいなぁ。
とにもかくにもシャワーを浴びて昼寝をすると、沖縄に来て2週間の疲れがたまっているのか、立ち上がる気力がわかない。
で、シュノーケリングを見送る。
夕焼けを見ようかと思ったが、スコールに見舞われて、散歩を見送る。
三線の練習をして、階下の食堂で夕食を摂る。
夜の星空とホタルとヤシガニも……見送る。
ひたすらブログを書いて、寝た。
9月21日、西表島
船で白浜に戻ると、港でバスが待っていた。
すぐ次の祖納(そない)でバスを降りて、海へと向かう道を探す。
まるま盆さんは、祖納の港から真ん前に見える丸い小島で、節祭(しち)にはこの島を回って帰って来る競漕が行われる。
民謡にも歌われる名勝なんである。
船で白浜に戻ると、港でバスが待っていた。
すぐ次の祖納(そない)でバスを降りて、海へと向かう道を探す。
まるま盆さんは、祖納の港から真ん前に見える丸い小島で、節祭(しち)にはこの島を回って帰って来る競漕が行われる。
民謡にも歌われる名勝なんである。