人を殺してはいけない

今日も　暑かったです。
ただ　なんとか日影になる駐車場に停められました。
日向に停めると　帰るとき　ハンドルが燃えるように熱く　しかも車内の温度が10℃は違います。

さて　娘が　横で公民の宿題をやっていました。
そして　急に
「『人を殺してはいけない』って法律あるよね？」
と　小学生的な質問をしてきました。

「『人を殺してはいけない』って　法律はないんじゃない？倫理的な問題だよ。」
と　答えると
「倫理？って？」

「人として守るべきルールのこと」（もう答えるのが　面倒くさくなってる）
「でもさあ　『平等』だって　当たり前のことなのに法律あるじゃん。」
「人類の歴史で　平等が完全に実現したことはないから」
「じゃあ　人殺しだってなくなくならないんだから　法律ないのおかしいじゃん。」
「・・・・・・・・・・・・・・」

珍しく　娘の論理に分がある。
私が知らなかっただけで　もしかして「人を殺してはいけない法律」があるのか

Googleりましたよ。
やはり　似たようなことを聞く方はいらっしゃるようで　回答がありました。
「人を殺してはいけない法律はないが　人を殺したらこういう刑罰があるという法律がある。」
とのことでした。

「人を殺したい」と思う時　その衝動を
「罰は受けたくない。」という理由で押さえるというのも悲しい話ですが

「死刑になりたいから　殺した。」
という無差別殺人が　起こるたびに　
そんな理屈のために被害にあった方のことを思うと　無性にむなしくなります。

ふと　小学生のころのことを思い出しました。
何かと　私につっかかってくる意地悪な理屈屋の男の子がいました。
ある日　「どうして　人を殺してはいけないのか？」という論争になり
「それじゃあ　そういう法律があるのかよ！」
「ないけど　人は殺しちゃいけないの！」
「なんでだよ。結局説明できないんじゃん。まんじゅう。」

女子のある意味リーダー的な存在だったので　言い負けるわけにもいかず

「法律がなくっちゃ　人殺しも否定できないなんて　○×君は情けない人ね。」

とか言う感じで　お茶を濁した記憶が・・・

妙な理屈がまかり通る世の中だけど　本当に大事なことは理屈じゃないのよ　＞　娘＆○×君

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