「すいか」木皿泉

今日は暑かったのかなあ？涼しかったのかなあ？と　思っていたら
館林35℃。
暑かったのね。

さて　木皿泉の「すいか」１，２巻を読みました。

	すいか 1 (河出文庫)
	木皿 泉
	河出書房新社

	すいか 2 (河出文庫)
	木皿 泉,山田 あかね
	河出書房新社

木皿泉が脚本を担当したドラマ「すいか」のシナリオ本です。

ええっ　あの「すいか」をご存じない？

信用金庫でOLをやっている34歳の早川基子（小林聡美）。
ある日　同期の友人　馬場まり子（小泉今日子）が　３億円を横領し逃走。
依存し合っている母（白石加代子）との関係も悪化し煮詰まる毎日。

そんなある日　偶然　下宿屋ハピネス三茶に出会う。
母との喧嘩の末　基子は家を飛び出し　ハピネス三茶に住むことになる。

そこで　
大学教授の崎谷夏子（浅岡ルリ子）
売れないエロ漫画家　亀山絆（ともさかりえ）
スリランカに放浪の旅に出てしまった父の代わりに下宿をきりもりしている芝本ゆか（市川実日子）
との不思議な同居生活が開始する。


なんてことはない　下宿屋ハピネス三茶の日常をさらりと描いています。
でも　もう　木皿泉なんだなあ・・・・
日常と非日常が交差することによって　日常がより鮮明に描かれる。

どこか寂しくてそのくせ懐かしくもある世界。

このドラマの数々の名台詞や名シーンは　宝物レベルです。

有名だと思いますが　放映当時の視聴率は低い。
配役も素晴らしいし　すごくいいドラマなのに～

当時私は忙しくて　録画しても　週に１本しかドラマを見られませんでしたが
これは　オンタイムで見ました。
これを選んだのは我ながら　グッジョブ！

もう毎週　すごい楽しみでした。

DVDももっています。
何度も見ましたが　最近出版されたこのシナリオ本を買っちゃいました。

なんと　この文庫版は　おまけつき。（登場人物　その後）
あのひとやこのひとの　気になるその後が・・・・

ドラマも花丸ですが　活字もいい。

まずは　ドラマをご覧になることをお勧めします。
そのあと　配役を把握したうえで　シナリオ本もどうぞ！

ともに　超お勧めです！

いがぐりおは　小林聡美好き？
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