まんじゅうのつぶやき

まんじゅうです。読んだ本の感想や日々のできごとの忘備録です。最近栖が変わりました。

木皿泉「二度寝で番茶」2

2013-09-09 21:12:15 | 読書のすすめ
今日は 爽やかな秋晴れでしたね。

さて 木皿泉の「二度寝で番茶」を読みました。
この本を読むのは2度目。

二度寝で番茶
木皿 泉
双葉社


一度目の感想はこちら。
 木皿泉「二度寝で番茶」 ご覧ください。)


このコーナー?で 何度かご紹介している「すいか」「Q10」などのドラマの
脚本家木皿泉のエッセイ集です。

2度目の感想。
やっぱり 木皿泉はいい。

木皿泉はご夫婦で一つのペンネームを共用されています。
大福さんとかっぱさんのお二人の対談の形をとっています。

最終回 木皿さんは 自分たちを 西遊記の八戒と沙悟浄に例えておられます。

西遊記は ご存じ孫悟空と三蔵法師が出てくる 壮大な怪奇小説。
日本でも 何度もドラマ化され 古くは あの夏目雅子と堺正章のコンビで
新しくは 香取信吾と深津絵里のコンビで 
ほかにも何回かドラマされていますが どれも甲乙つけがたいドラマです。

日本人にとって もっともなじみの深い話の一つだと思います。
妖怪たちが登場する奇想天外なストーリー。
不思議とどことなく哀愁を感じます。

これを例に挙げた後で
「子供が何かを一所懸命食べているのを見ると哀しい。」
と大福さんは言います。

綿々と私たちの命がつながっていくという
あまりにも当たり前の日常に心を揺さぶられ 『哀しい』と表現される木皿さん。

その感性に私たちは心を揺さぶられます。

今回も図書館で借りたのですが 決心しました。
この本を買うことにします。

私 疲れがたまったり 精神的に煮詰まったりすると 
「うーーーん。木皿泉が足りない!
と 思い ドラマのDVDを見たり 本を読んだりします。

ほかにも「スラムダンクが足りない」とか「坂木司が足りない」とかいろいろあるんですが・・・

自分を元気づける ビタミン剤みたいなものです。

というわけで 「二度寝で番茶」 お勧めです。

いがぐりおは まだ哀愁はまだよく分かんないか・・・
いがぐりおをクリックしていただけると嬉しいです。いつもありがとうございます。^^/
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コメント (2)
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