「和菓子のアン」坂木司

今日は　午前中は涼しかったですね。
窓開け放っているだけで　結構図書館内もいけたんですけど　
さすがに午後になると　カウンター付近（奥まったところ）は　蒸し蒸ししてきました。

動き回っていると暑い！
そうしたら　「冷房入れました！」の連絡が・・・
ありがたいことです。

さて　坂木司の「和菓子のアン」を読みました。

	和菓子のアン
	坂木 司
	光文社

梅本杏子は　十八歳。
身長１５０ｃｍ。体重五十七キロ。
小学校時代のあだ名は「コロちゃん」。　
高校卒業後　大学に行くでもなく就職するでもなく　方向を見失った杏子。

近所をぶらついているわけにもいかず　時間つぶしに寄ったデパート地下の食品フロア。
そこに貼られている求人を見て　和菓子処　みつ屋で　アルバイトをすることにした。
みつ屋には　バックヤードで豹変する有能な椿店長　仕事ができる桜井さんと　女性スタッフばかりだったので仕事を決めたのだが　実際に仕事に行ってみると　立花さんという和菓子職人希望の男性社員がいた。
太っていることで男性に不愉快な態度を取られてきた杏子は　心底がっかりする。
杏子は　みつ屋でアルバイトを続けることができるのか・・・・



坂木司は　著作に季節を盛り込みます。
和菓子は　本当に季節感のある世界だなあと感じました。

当たり前だけれど　ひとつひとつの和菓子に名前があり
その和菓子の由来がある。

お茶を習っていた時　お茶菓子の説明をされたりしたのを思い出しました。

生和菓子は高価だし　普段食べるかと言うと　あまり食べない方かも知れませんが
これを読んでいたら　もう美味しそうで　すごく食べたくなりました。

自分の体型を苦々しく思っているものの　新しい世界に飛び込み
一生懸命仕事に励む杏子は　応援したくなります。

おばさん　思うけどさ　
若いってだけでもう可愛いんだから自信持とうよ！

と　声をかけたくなります。

若い時はなかなか気づけないんですけどね。
ないものねだりですぐに自分に駄目だししちゃうくせに　根拠のない妙な自信も持っている。

それも含めて　「若さ」っていいやね。

「和菓子のアン」。
和菓子が好きな方も　そうでもない方も　心が温かくなる本なので　お勧めです！

いがぐりおは　和菓子好き？
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そこか・・・

今日は月が綺麗ですね。

さて　本日　娘の高校の進路説明会でした。

ついこの間　入学したばかりなのに　もうそんな説明会が・・・^^;
と　思ったのですが　ママ友たちは　皆すごく熱心な方が多い。　
考えてみれば　年に　10回とか20回とかするわけでもないので　
残っていた夏休みを使って　お休みをいただきました。

説明会は　学校でなく　公共施設で開催されました。

校長先生が壇上に上がり　「皆さん　こんにちは！」と　あいさつなさった。
「こんにちは！」と挨拶を返す人　お辞儀をする人　まあ普通の光景でした。

ところが　校長先生は　開口一番　噛みしめるように　こうおっしゃいました。

「私が　あいさつした時に　皆さん顔をあげてくださって　きちんと話を聞く態勢をとってくださりありがとうございます。
親御さんたちが　皆さんこうやってしっかりした方々なので　お嬢様方もきちんと人の話を聞く態勢が整っていて　本当にありがたいことです！」

・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・

そもそも　私たちは　話を聞きにきているわけで　校長先生が壇上に登れば　
黙って話を聞く態勢なのは当たり前・・・・
あいさつをしてくだされば　挨拶をし返すのも当たり前です。

いきなり　そこか！

と　思ったけれど　すぐに中学の頃の授業参観や学年保護者会を思い出しました。
先生方が声を枯らして話していても　全く聞かずに私語を慎まない保護者がけっこういました。
授業参観に来て　先生よりも大きな声で　廊下でしゃべり続ける親がいました。
あと　人が話しているのに　下を向いてスマホをずっといじっている親とか・・・

普通の親御さんよりちょっと年をとっているせいなのか？
親が礼儀には厳しすぎるほど厳しかったせいなのか？
1時間足らずの時間も　それも子供の先生の前なのに黙って聞いていられない。
そういう親を見ていて　なんだかなあと思っていました。

小学校の運動会で　子供たちが一生懸命競技に励んでいる10時ごろから　
仕出し弁当を配達してもらい食べ始め　
しまいには　昼間からビールを飲んで酔っぱらう親が　出てきました。
花見か！

ありえないと思うけれど　一家族がやりだすと　
「そうか。ビール飲むと美味しいなあ？」
と　真似する親が出てきました。

翌年の運動会の通知には　
太字で『昼食時以外飲食禁止です。（酒類絶対不可）』
って書いてありましたもん。

親のレベルがさがっているってことなんですかねえ。
かくいう私も　決してレベルが高いわけではありません。　
自分の母の母親力レベルが１００だとすると　３・・・くらいか？？？と　思います。

レベル下げている一人ですね。

でも　当たり前のこと褒めたくなるほど　先生方はいろんな親を見ておられると言うことなんだなあと思いました。
（公立高校なので　異動もあるんだろうし。）

先生方に心から同情するとともに　ご迷惑をかけないように　
せめて親レベルを１０くらいには上げたいと思ったまんじゅうでした。

いがぐりおは　お母さんが授業参観に来てくれると嬉しい？
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「花の鎖」

今朝は涼しかったですね。
もう秋の感じ・・・

さて　ドラマ「花の鎖」を見ました。

湊かなえ原作のドラマ化ですが　原作は読んだことがありません。

話は　別々の人たちの話が交錯して　一本の線となるという　湊かなえの得意なパターン。
でも　ちょっとひねってあって　鶏頭な私は　かなり話が進むまで　全体像が見えませんでした。

しかし　豪華なキャストですね。
草笛光子　中谷美紀　戸田恵梨香　松下奈緒　筒井道隆　松坂桃李　要潤・・・・

うーーん。豪華です。

ところで　最後の最後まで　
「え～　だ・か・ら　松下奈緒の父親誰？」
と　思ったのは私だけではあるまい。

あ・・・豪華だけあって　面白かったです。
好きな俳優さんが多かったし・・・

それにしても　ひどい友人夫婦だなあ・・・・
謝れば済むってものではないし　しかも何十年もすっとボケているし・・・
普段はいい人に囲まれているので　こんな悪辣な人たちがいるって信じられませんが　
ニュースを聞く限りでは　世の中いい人だけで成り立っているわけではないんですよね。

しかも悪辣な人にも多面性があり　いい人の面もあったりするわけです。
だから　あんないい息子が育ったわけなんだものね。

そういう意味では　リアリティのある話なのかもしれません。

いがぐりおのお父さんは　どんな人？
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タッくん追悼

今日は台風一過。
太陽ぎらぎらでした。
ニュースを見る限りでは　大変なことになっているようですが　皆さま大丈夫でしょうか？

さて　「タッくん」って誰だって思わずググってしまった方・・・・残念でした。
って　そんな人いないか・・・・

タッ君とは（さっきと変ってますがな＾＾；）　10年間私と一緒に戦ってきた戦友
食器洗い機のタッ君です。

実はタッ君。
今年の初めごろから体調不良を訴え　何度か手術するも　もう限界みたいです。

追悼。タッ君。

君は十分に　働きながら家事する私を支えてくれたわ。
ありがとう。
もう天国で楽しく暮らしてください。

・・・ってわけで　外野で夫が
「もう食器洗い機いらないんじゃないのぉ？？？」
と　言っているのは　完全に無視して　キッチン会社に連絡。
洗うの私だし！！

聞いてみたところ　
「ミーレか　AEGか　パナソニックですね。」
と　言われました。

「あとは工務店さんとご相談ください。」
と言うので　工務店に電話したところ
「○×キッチンさんと相談してご連絡します。」

なにやっとるんじゃ　おのれら！
失礼！　全然話進まないし・・・

手が荒れ荒れになりそうな冬までには　連絡してくださいよと思っていたら
今日　工務店さんが来てくれた。

「設計図はあるんですけど　合ってるかどうか確認しに・・・」

・・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・

この工務店は（どこも一緒？）かなりアバウトだ。
施工主がまんじゅう一家でなければ　相当お叱りをもらっていることだと思う。

10年ぶりぐらいに話をしたので　最初そのことを忘れていましたが　徐々に思い出してきた。

30分くらい　食洗機の後ろを確認した揚句
「多分　どの会社でも大丈夫だと思います。」

多分・・・・かい？

そして　インターネットで検索した結果を私に見せ
「○×キッチンさんは　自分を通して買うと定価になるので　インターネットで買った方がいいんじゃないかな的なことを言っていました。」

「インターネットって　価格.comとかで　調べて買うってことですか？」
「・・・・・・・・・・じゃないかなああ？」
『じゃないかなあ？』

ちなみに　工務店の方々は　今はどうか知りませんが　かつてはかなりパソコン音痴でした。
　
「安くない品物だし　すでにあるキッチンにつけるのに部品が足りないとかって時に
　インターネットで購入したものでも　アフターケアとかしてくれるのですかね？」

「？？？？？？？？？？？？？？？？？？？？？？？？？？？？　さあ？」

『さあ？じゃないわよ！あなたたちが取り付けるんでしょうが！』

工務店は当たり前なのか？インターネットで　食器洗い機を購入したことはない様子。

我が家の食器洗い機は　通常のビルトインタイプより幅が広い。
よって　容量は大きいが　値段も高い。

たとえばインターネットで買ったら半額だって言うなら　確かに迷う金額ですが　決して安くない買い物。
買ったはいいものの　取り付けられませんってなことになるのが　一番困るのだけど・・・

とりあえず　キッチン会社にそれぞれの定価とやらを聞いてもらうことに・・・

価格.comで調べたけど　高い！
ちょっと　通販的なインターンネット代引きで買う気にはなれない。TT

定価は如何に？

ところで　パナソニックの該当機種は１つなんですが　ミーレにいたっては6種類あり　価格.comで見ると
倍ぐらい値段が違います。

機能の違いは一体何？＾＾；

・・・って　調べていたら　公式HPに価格表はあるんですが　機種名だけで違いが分からん。
しかも　すべての商品　ドア材必要・・・

ってことは　○×キッチンの力が必要ってこってすよね？
あなたたち　1週間かけて　いったい何を打ち合わせたの？

ああ　工務店と○×キッチンとの間を取りもたなければならないのか・・・・

施工主が一生懸命工務店の分も働く・・・だんだん思いだしてきたわよ。
10年前の苦労・・・

はたして　我が家に新しい食器洗い機は付くのか？
乞うご期待！

いがぐりおは　食器洗い機使ったことある？
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美容院デビュー

今日は　台風のおかげで　なかなかに興味深い体験をしました。
今は　通り過ぎてしまいましたが　風が強いし　寒い・・・
局地的に大きな被害が出ているようですが　皆さま大丈夫でしょうか。

さて　今日は　台風の中　１０年ぶりに新しい美容院に向かいました。

まず車を出したらいきなり　豪雨になって　打ちつける雨と道に跳ね返る水しぶきで前が見えない。　
にもかかわらず左から右へ　いろいろなものが飛んでくる。
大きな木の枝　サンダル　どこかの玄関マット　そして植木鉢・・・

あ・・・植木鉢は正確に言うと転がってきました。
さすがに　びっくりしました。

そんな中　頑張って運転し　美容院につくと　タオルをもってお迎えでした。
駐車場は　すぐ隣でしたが　結構ぬれてしまっていたので　心遣いがありがたかったです。

電話で予約した時　出てくれた人は男性でした。
しかし　「○×の○○です。」と名乗っていたので　ああ男性もいる美容院なんだなあと思っていたのです。

しかし　入った店内を見渡すと　スタッフは彼一人。
え～　男性美容師さん。
しかも　若い。やだ～。

話すと長くなるから端折りますが　私は男性美容師さんが苦手。
特に若い方は　嫌です。

全国の男性美容師さん　ごめんなさい。
あなたたちは　全然悪くないの。
前に通っていた美容院の男性美容師さんのせいで　トラウマになっているだけ。

というわけで　軽いショックを覚えながらも　仕方なく席に導かれ　座りました。

Dr.コトー(古い？）の吉岡 秀隆似の美容師さんは　あくまで優しかったです。

お勧めの「カラー＆カット＆ハナトリートメントコース」をお願いしました。
ハナの自然志向のカラーリングは有名なので　やってみたかったけれど
数日かけて定着するらしくそれまでは　青い色（インディゴ）に染まるそう。
しかも最初の１週間くらいは色落ちするとのことだったので　今回はトリートメントのみでお願いしました。


それにしても　Dr.コトー（仮）の髪はサラサラストレート。
どうしたら　そんなにサラサラになるんですか？と　聞きたくなるほど。
ハナは髪にいいんですよ～って　説得力ありすぎ！

結論から言うと　こんな日にくる酔狂な客は私一人だったらしく
時間をかけて丁寧に　でもテキパキとやってくださった。

最初の髪質診断（は　髪を見ながら心の中でやっておられたが）を含めて　カラーもカットもシャンプーも一人でこなしておられます。

つい今後も応援したくなる　優しくて一生懸命なDr.コトー。
あと１回くらいは行ってあげたいなあ。

通っていた美容院がいつ再開するかによるんですが・・・

Dr.コトーのおかげで　男性美容師さんへのトラウマが少し薄まりました。

いがぐりおは　床屋さんよね？
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並行読書

今日は朝結構雨が降っていたので　一日雨かと思っていたら　午後晴れてました。
今はまた雨が降っています。
明日は・・・・どうなるのかな？＾＾；

さて　毎日　３冊の処理を並行して読んでいます。

一冊は　仕事場の昼休み用。
一冊は　お風呂用
一冊は　寝る前の読書用。

お風呂で　人や図書館から借りた本を読むわけにはいかないので
自分の本や漫画を読み返しています。

今　読んでいる本は
昼休みに　ビブリア古書堂の事件手帖　第４巻（図書館で借りています）

	ビブリア古書堂の事件手帖4 ~栞子さんと二つの顔~ (メディアワークス文庫)
	三上 延
	アスキー・メディアワークス

短編集みたいになっているので　１５分くらいしか読めない昼休みにぴったり。

そして　お風呂用は　坂木司の「子羊の巣」（自分の本なので　もう３回目くらいです。）

	仔羊の巣 (創元推理文庫)
	坂木 司
	東京創元社

　

ミステリーなんだけれど　やっぱり４編くらいの短編に分かれているので　お風呂タイムにぴったり。

そして　寝る前は　高羽彩の「PSYHCO-PASS　０」。（図書館で借りてます。）

	小説 PSYCHO-PASS サイコパス/ゼロ 名前のない怪物
	Production I.G×ニトロプラス
	マッグガーデン

少し前に２クールぶち抜きで放映されたアニメ「PYCHO-PASS」のサイドストリー的なもののノベライズ版。
読み終わったら　感想を書きたいと思いますが　アニメ「PYSCHO-PASS」は
いまどき珍しい漫画原作ではないアニメ。
近未来の刑事と犯罪者の物語なんですが　設定がしっかりしており
しかも　キャラクターが魅力的で　かなり面白かったです。


というわけで　狡噛ファン（多分主人公？）としては　狡噛と填島（殺人犯）との最初のかかわりを描いたこれは　なかなかに面白い。

ところが　寝る前って　面白いなあ。もっと読みたいなあと思っても　
睡魔が襲った時にはすぐに寝ることにしています。
そうじゃないと　ついつい最後まで読んでしまい　睡眠時間が～

・・・で　本日　予約していた　坂木司の「和菓子のアン」が・・・

	和菓子のアン
	坂木 司
	光文社

つい　誘惑に負けて　昼休みに　ビブリア裏切って読み始めてしまった。

面白くて持ちかえってしまったので　今度はサイコパスを裏切って
ああ　もうどんどん読んじゃうよ～

というわけで　ついに４冊並行で読んでいます。

こういう読書をしている私に　１年に一冊読むかどうかの娘は
「よく　話がこんがらがらないね？」
と　呆れています。

しかし　東野圭吾の推理小説を２カ月かけて読むほうがどうかしていると思うけど・・・
そういえば　買ってやった「プラチナデータ」。
「読み終わったらママに貸すね～」
と言われて　もう半年近くたつけど　あのブラックホールの何処に消えたのか・・・＾＾；

極端な親子ですね。

いがぐりおは　本一度に何冊まで読める？
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ミモレット

今日も暑かったですね。
明日は台風が・・・しかし仕事だわ。


さて　半年ぶりに伊勢崎のミモレットに行ってきました。

いつもながら美味しい！！

お料理も相変わらずのハイクオリティなんですが　デザートに出たゴルゴンゾーラのアイス。
すごく美味しかったです。
ゴルゴンゾーラチーズで　あんなに美味しいアイスが作れるとは思わなんだ。

本当に素敵な1時間半でした。

・・・って　写真　美味しすぎてすぐに食べちゃうから撮れない。
済みません。
多分次回はまた半年後以降になると思いますが　その折には必ず写真を！

ところで　食べている最中に　ふと　これって何料理？と思いました。

・・・・で　レジのところで　
「本当に　美味しかったです！」
と　お話ししながら　置いてあるパンフレットを見ると
「フランス料理　ミモレット」
って書いてある。

ああ　フランス料理だったのね。
もっと早く気付けよ！って話ですが　美味しいものに国境はない！

庶民派の私たちには　ちょっと贅沢なのと　お店が遠いのとで
だいたい半年1回ペースです。

それから　もうひとつ　美味しいお店は大事にしたいので　このくらいのペースで十分です。

おいしいものをゆったりといただく。
贅沢な時間でした。

いがぐりおは　何食べている時が幸せ？
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塾の方針

今日は　暑かったですね。
仕事しながら　汗だくでした。


さて　先日　夏休みから　娘を塾に通わせているという話をしました。

成績があまりに転落の一途をたどるので
夏期講習くらい通わせようとしたところ　塾の先生が
「普通授業の方も受けてください。」
と　おっしゃいました。

夏期講習は一日2時間くらいでしかも3日で終わってしまう。
いくらなんでも　6時間くらいじゃあ　娘の数学嫌いは治らないだろうと思い
財布は痛いものの　通常の授業も通わせることにしました。

こちらは　週3日。
うち2日が数学。

1回の授業が　1時間半くらいなので　夏休み全体で　だいたい15時間。
これくらい勉強すれば　得意までは行かなくても　普通くらいにはなるんじゃないかと　
淡い　いや　甘い期待をする母。

ところがです！
塾が普通授業で何をやっていたかというと　なんと学校の夏休みの宿題！

最近の塾事情がよく分からないんですが　これ普通なんですか？
1学期の復習ならまだ分かるけど　宿題をやる？　意味分かりません。

この辺の高校生で　大学進学を視野に入れる高校に通う子は意外と少ないのです。
娘の高校はその数少ない高校の一つ。

塾はそれらの高校別にクラスを設けており　？？？？と思っていたのですが
こういうことか・・・・

まあ　確かに高校によって　学習の進度も違うんでしょうけれど。
宿題か・・・

塾ってそういうのやる場所でしたっけ？

・・・で　そんなに宿題をやってもらったにかかわらず　夏休みの最後の1週間。
娘は毎晩　「ママ　数学教えて～」

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

お金返してください！＞＞　塾長　

夏期講習に参加するのも滅茶苦茶嫌がっていた娘ですが　
私以上に保守的なため　夏休みが終わった今も塾に通っています。

数学の成績　少しでいいから上がらないかなあ・・・＜＜　あくまでこりない母。

いがぐりおは　まだ塾通ったことないよね。元気に遊んでね！
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「ふくわらい」西加奈子

今日は朝のニュースで　「嫌な暑さになります。」と言っていました。
「嫌な暑さってどんな暑さだ？」と警戒していましたが　普通の天気でしたね。

遅い夏休みをもらったので　一日読書三昧。
昔は一日何冊も読めたけれど　今は一冊読みきるだけで達成感あるわ～

さて　西加奈子の「ふくわらい」を読みました。

	ふくわらい
	西 加奈子
	朝日新聞出版

編集者の鳴木戸定は　小さいころからずっと　ふくわらいが大好きである。
最近では　人の顔をパーツに分け　目鼻口眉と　顔の中　時には　別の人の顔の上に移動してみるのが好きである。
趣味は女優の顔写真で　ふくわらいをすることである。
世界中を旅する作家の鳴木戸栄蔵を父に持ち　母が亡くなった５歳から父が亡くなる１２歳まで
父と一緒に旅をした。
旅の途中で　死んだ人間を焼きその体を食べると言う一族に接し　
定が一緒に人肉を食べたことを父が著作に書いたことが大問題となり
一躍世の中の有名人となってしまう。

普通でない経験を数々した定は　その経験が世間に知れ渡っていること以外にも
身にまとう独特の雰囲気で　まわりに距離をおかれてきた。

あるとき定は　会社を辞めた同僚の代わりに　プロレスラーの守口廃尊のエッセイを本にまとめる仕事を引き受けることになる。
守口廃尊の顔は　長年のプロレス人生で傷つき　バランスの悪い顔となっている。
定は　その顔に異常に惹かれるが・・・


初　西加奈子です。
うーーーん　なんだろう。
すごいですね。

多分読んだ人は　最初は戸惑いながらも　きっと定を好きになってしまうと思う。
定はとにかく変わっていて　特に出会った人の顔をパーツに分けて　
頭の中でふくわらいする描写は　シュールと言うか・・
大丈夫なんだろうかこの子？と　心配になってしまいます。

が・・まわりに何を思われようと　「定」としてあくまでまっすぐなその生き方に
惹きつけられます。

そのうち　定の背景がいろいろ明らかになってきて　
定の変わりようにも納得というか　
逆にこんな経験してきて　どうしてこんなにまっすぐでいられるのかと驚嘆します。

そして　最後は定の行動に涙してしまうと思います。
（決して　お涙ちょうだい的な話ではありませんが）

お勧めです。

自分としては　定も大好きですが　定の初めての友人となる小暮しずくが好きです。
彼女が友人の定のために　定のことを好きな男性に　啖呵をきるところ
もう本当に同じ女性として誇りに思うほど大好きです。


ぜひ　ご一読ください。

西加奈子の作品　たくさん出版されているので　どんどん読むぞ～！
読んだらまた　感想をアップしますので　お楽しみに～
あ～読む本が溜まっていく。
嬉しいような　苦しいような・・・
読書の秋ですね。

いがぐりおは　読書好き？
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娘と数学

今日は蒸していた気がします。
明日は34℃。マジですか・・・

さて　理系夫婦の子供だというのに　娘は数学が苦手です。

どのくらい苦手かと言うと・・・・

一生懸命予習しているわりに　全くできない。
試験前に（しかも前夜とかに）　「教えて～」と言ってくるが
こちらが寝る時間を割いて　教えてやっても　いつも恩をあだで返す成績。

しかし　本人は　驚くほどプラス思考。
いや数学があの点だったら　落ち込むけどなあ。

娘は　進学校に通っています。
入学説明会のとき　先生に言われました。
「お嬢さん方は　中学の時はトップクラスだったと思いますが　ここにはそのトップクラスの子が集まっています。
それでもその中で順位がつきます。
テストで末尾の順位になっても決して落ち込むことのないよう　ご家庭でのケアをよろしくお願いします。」　

先生がおっしゃるには　あまりの順位にショックを受け落ち込む子が少なくないそう。

我が家の娘の場合　ケアの必要なし。

いや　もう少し　落ち込んでくれ。
いっそ　落ち込んでくれ。
せめて　一日は落ち込んでくれ。

と　お願いしたくなります。

夏休み　あまりに数学ができない娘を　なんとかしてくれないかなあと　淡い期待を込めて　塾に通わせました。

夏休み明けのテストで　娘は珍しく　「数学ができた！」と嬉しそう。
「へええ？　塾のおかげ？」
「うん。塾のおかげ！」
「そうかあ。よかったね！」
と　詳しく内容を聞いてみると

学校配布の参考書に載っていた問題を　学校で説明してくれ　塾でも説明してくれたらしい。
先生はサービス問題として　数値まで全く同じ問題を出した。
その結果　娘は　「『答え』を覚えていたからできた。」んだそう。

はあ？
一応娘に確認してみました。
「いままで　いつもどうやって勉強していたの？」
「答え覚えていたよ。」

はあ？？？？？？？？？？？？？？？？？？？？？？

数学ってさ　そりゃあ問題を早く解くためには反復練習も効くだろうけど（特に計算）
基本的には覚えるんじゃなく解く方法や考え方を勉強するんじゃなかったっけ？
百歩譲って　解き方は　覚えたとしよう。
答えを覚えるのはなんか違うんじゃないの？

って思ったけれど　もしかして　答えの暗記で中学数学と受験を乗り切ってきたのか？＾＾；
或る意味すごい。

数学のだいご味はパズルを解くのと似ている。
ちょっと難しいかなと思った問題の答えが　すいっと出たときの喜び。
答えを暗記しているようじゃあ　知らないんだろうなあ。
だから　数学が嫌いで　嫌いだから勉強も消極的で　結果できるようにならない。
負のスパイラルですなあ。

ちなみにその問題ができて　あと記号運がよかったおかげで
娘の成績は久々に　平均点を超えたばかりか　入学以来の好成績となりました。
「もう　こんな順位取れない～　私マジで数学できるようになったかも！」
って　喜んでいましたが　問題暗記と記号運・・・・

そういうのできるようになったって言うのか？

娘は数学はかなり苦手ですが　国語は壊滅的に苦手です。
日本人として生まれ　普通に文字を読めるのに　
壊滅的に・・・本当にもう破壊神ですか？っていうくらいできない！

国語力がないから　結果として数学の説明も理解できないってことなのか？
悩む母のことは　そっちのけで　好成績ですっかりご機嫌な娘でした。（娘にしては・・・ですけど）

ま　嬉しそうだからいいか。

いがぐりおは　算数好き？
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