おやぢの暇つぶし by JJ1WGG
(どうでも)いい歳になり、趣味やら日々の防備録です。
ほぼ趣味の話題(アマ無線・バイク・カメラetc)が主です。





実はある測定器を使用してみたいと思い、色々調べていると・・・
入力電力に制限が有る物が多く、10mmW以下とか1mmW以下とかが有る。
そこでアッテネーターを作ってみようと思い立ち、色々とWeb調査。
今はちょっと検索すると沢山出てくる(hi
取りあえず何でも使える用途で「ステップ・アッテネーター」を
作ってみることに・・・
これはご存じのように、アッテネーターをいくつか「繋げ」、
組み合わせて(10db+10db=20dbとか)使用するので汎用性が高そう。
オーディオの様に細かなステップは必要ないので、10+10+10+20で
総数50dbのアッテネーターとして働くように作る。
回路はいわゆる「Π(パイ)型」と言われる結構オーソドックスな
回路とし、これを4回路作る。
回路や部品の(特に抵抗値など)関係はWeb上やHamWorld7月号などに
沢山出ているので、自分が使う予定の常数を探してね!

まずは部品の調達だが、抵抗とスイッチ・コネクタ・ケース配線材等々・・・
今回、以前アキバで何かに使おうと買っておいた蛇の目基盤と、
サイズ間違って買ってきちゃったリードのケース(80×120×50)は
部品箱から出して(やっと使えた~hi)抵抗の一部とスイッチ(6P2接点)
銅箔テープはタカオ電子で購入。
何しろアキバに行けないのは辛いが、買い忘れもすぐに(?)行けるのは
心強い(おばちゃん今後ともよろしく!!)
同軸コネクタも自分の在庫品に有った(片方は四角の座付きでもう一つは
丸ネジの貫通型・・・hi)物を使用。
後はケース加工して、蛇の目基盤に抵抗を半田付けし各回路を繋ぎ、
コネクタへ導くが、ケース加工が・・・今回はさすがにきちんと
各穴の位置やサイズをきちんと測って加工した・・・でもやっぱり
少しズレるのでヤスリで修正~(hi
またリードのケースは表面にコーティングがされており、そのままでは
導通が取れない(感電防止か?)ので必要に応じてコーティングを
紙やすりで剥がし、グランドの面積を稼ぐ。
基盤も出来るだけグランド面積を稼ぎたいので、銅箔テープで
グランド面積と若干のシールド効果を狙い、ベタベタ貼る(hi
実は基盤だけに貼って様子を見たが、芳しく無かったので
ケース内と底板へも導通取るべくベタベタ貼ったところ改善。
尚銅箔テープは重ねると導通が取れないので、銅箔間もハンダで処理。
まぁ上記の製作はWeb上で、OMさんが沢山製作されているので詳細は
省くし、写真を撮るのをかなり忘れたのでごく一部のみUPしておく。

ちょっと失敗したのは、蛇の目基盤に「基板用スイッチ」を付けたため
ザ・ローガンには半田付けが厳しくなってしまった(hi・hi
(なんちゃってハ○キルーペとハンダ付用ルーペを駆使しても厳し~)
まぁ完成した状態を「NanoVNA」で測定したところ・・・
やっつけで作ったにしては上出来なのだが、さすがに100MHzを越え、
30db以上は怪しげな数値となった(50MHz以下なら大丈夫そう)
ただ波形を見るとかなり波打っていて、美しくない・・・orz
測定ケーブルも安モンの変換コネクタを2段にして使ったり、
ショートケーブルを2本繋いだりしているのでかなり怪しい・・・
今後の課題だな~・・・便利グッズが取りあえず完成したので良しとする(hi

by JJ1WGG


構想メモ(hi

NanoVNAで測定 スルー状態(ATTスルー)

ATT 10db

ATT 20db

ATT 30db

ATT 40db やや怪しくなってきた(hi

ATT 50db もはや50MHz以上は40db以下に・・・限界か?

途中経過の写真忘れた・・・
取りあえず銅箔テープとコートを剥がした底板

なるべく銅箔テープを貼り付け、ハンダで導通を取った

無線機を考えてMコネにしたがBNCの方が良かったか・・・

スイッチがちっちゃ!!hi

参考に受信状態 ATTスルー

ATT 10db

ATT 20db(Sメーター振れが半分)

ATT 30db (Sメーター振れていないが音声はかろうじて聞こえる)

ATT 40db(既に音声も聞こえず)


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