おやぢの暇つぶし by JJ1WGG
(どうでも)いい歳になり、趣味やら日々の防備録です。
ほぼ趣味の話題(アマ無線・バイク・カメラetc)が主です。





RFカプラを作ってみた。
とは言っても、アッテネータとして使用する減衰信号を
取り出そうと言う物らしい・・・適当な事言ってる・・・hi
実はステップアッテネーターを作る際、Webをさすらっている時に出会った。
トロイダルコアと同軸ケーブルを組み合わせた状態で既に
-20dbのATTとして動作する・・・良く見てみるとつまり「トランス」だぁ~。
(かなりの暴言だと思ってます・・・m(__)m)
っでこれにATTを組み合わせれば-20dbプラスATTのゲインだな~っと。
すぐにやってみたかったのだが、ケースとトロイダルコアの適当な物が無い。
Web上での諸先輩の記事によると、FT50系で43番か77番が適当らしい。
なので、通販で取りあえずFT50-77番を購入。
一緒にBNCのメス側(座付き)を3個と他の部品も購入して、何とか
「¥1,000以上送料無料」に押し込んだ(hi
ケースは適当にタカオ電子でリードのPL-5という65×100×50を購入。
ついでに別の部品も仕入れ(hi

っで肝心の中身だが、トロイダルコアにラッピング線を10回程度巻く・・・
トロイダルコアの中空部に3D-2Vを通すと一回巻きに相当する・・・そうだ。
つまり1回巻きと10回巻きの「トランス」状態にする。
10回巻いたラッピング線の先をどうするか。
計画通り「Π型」のATT、-20dbをケース内に入れようかと思っていたところ、
JH1OHZ 片倉OMの記事で、終端抵抗のように「50Ω」を入れれば
-40dbのATTになる・・・とのことなので、一番簡単そうで部品数が少ない
この方法を取らせて貰った(参考にさせて頂きました)。

今回は手持ちに有った「両面生基板」をカットして使用。
(グランド面積稼ぎ)
トロイダルコア・同軸部はダイレクトにコネクタに半田付けするが、
同軸長の影響は解らなかったので、ケースに合わせて適当にカット(hi
結果的に47.5mmだった(えれー適当!)
抵抗は手持ちの100Ω・3Wを並列で50Ωとして使用。
後は各部品の半田付けをするだけ・・・銅箔テープでグランド稼ぎと
ケースは端っこをヤスってグランドと大きく導通を・・・

完成後NanoVNAで測ってみると、ほぼ-40dbのゲインとなり、
300MHz付近までは安心して使用できるレベル。
さすがに400MHz以上は怪しいが、解っていれば-30dbとして使えば
430MHzのアマバンドまでは十分使用できそう。
かなりラフに尚且つ適当に作って幸い上手くいったが(もちろん
色々Web上で参考にさせて頂いた物も沢山あり)再現性は全く不明(hi
これを機会にトロイダルコアの勉強しようかな~。

by JJ1WGG


「Π型」ATT組み込みの構想

最終的にはこれ

この状態で-20dbのATTとして働く

両面基板をケースに合わせてカット

カット部は半田ごてで暖めてカッターで除去

ケースの加工(今度は結構まじめにやった)

コネクタ取り付け

基板を取り付け

各部品取り付け

「素」の状態

お名前入れ(hi

NanoVNAで確認

ゲインの状態 下部はSWR

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