興味津々

日々思ったことを綴ります

「お腹不調の時」セット

2019年03月16日 | 65歳未満
今読んでいる本は、またもや中途でツンドクに
なりそうな状態なのではあるが

書いている人は医者で
基本 薬はのむな という主張

市販薬のことも書いているが
薬のことを書いているにも関わらず
薬剤師の影さえ出てこない

それはそれで
私的には別に良いじゃんと思ったりしているのだが

ドラッグストアで
店の利益の為に
要らない薬を売りつけられる というスタンス

誰が売るとは書いていないけど
書いている人には多分薬剤師が念頭にないのでは?

医者の考えってそんなものなのだ

別に売りつけたりしてないんだけどなぁ
確かに店の利益が成り立つからこそ
私達の収入が発生する

時給が高額な私達薬剤師は
たくさん利益の上がる薬を売って
他のパートさん達の給料を支えなくてはならない

という意識を持って(持たされて?)きた

いま一緒にいる年輩男性薬剤師は
そんなこと考えてなくてイイよぉ~と
言ってくれるので 安堵はするけど

本来 競争の激しい業界では
そんなこと言ってられないだろう

で お腹を壊した時

下痢止め 使いますか?

ストッパ下痢止め : お客さま指定が多い、緊急の時は薦めます

正露丸 : これも同様です 悪くない 糖衣錠なら臭くない

赤玉 : 旅行の時は割とお薦め 海外旅行で困ることはあり得るから

ロペミン入り : 市販薬の中では強力ですが 私は薦めない

下痢止めを薦めない理由は、
下痢をしているということは
悪いものを外に出そうと身体が反応して頑張っている ってことだから
なのに止めてしまっては いつまでも よろしくないものが身体に残って
悪さを色々とする可能性がある

ただ下痢をすると体力を消耗する

滅多にお腹を壊さない私は たまに下痢になると
精神的にも落ち込んでしまう

私は決めています

お腹の不調の時セット。

ビオフェルミン(もしくは類似の整腸剤)をのむ
腹巻をする
おなかにカイロ(「めぐリズム」が理想) 

で出来るだけ食べるものは消化に良いもの おかゆとかうどん

果物なら柑橘類より りんごです

肝腎なのは「水分補給」
下痢すると水分を失われるので脱水状態になりやすくなる
下痢で一番怖いのは、実はこの脱水です
下痢しては困るというので水分控えると
点滴しなくてはならなくなる それがために病院に行く必要が出てくることになる

冷やさないように温かい水分を少しでも良いので補給するように

簡単なことですが
意外に迷う人も多い
そういうこともまぁお伝えできて
たまに喜んでもらえる立場にあることは
ありがたいことだと思っています

ただし緊急の激しい下痢及び特に熱まである場合は受診ください です

ロペミン欲しい人に敢えて反対しませんけどね
その方が選んだお薬ですし、合っている場合もあるからです
こちらにすれば店の利益を得ることが使命でもあるのですから。 
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