りんごちゃん 速達で~す!

亡き愛犬「りんご」の生まれ変わり?
エンジンルームから救出された三毛猫
「あずき」の成長記録です♪

愛おしい老犬さん♪

2016年09月15日 | わんこ・動物
病院=混む=待ち時間が長い・・・たまの休日を病院で半日費やすのが嫌で、つい足が遠のいてしまいがちです。

しかしワンニャンの場合は別!自力で病院には行けないし、先生に辛い症状の説明も出来ません。

犬や猫と暮らすと言うのは尊い命を預かる事です。最後まで面倒を看るのが飼い主として当然の任務ですよね。

今まであずきちゃんの通院日は比較的スムーズに事が進んでいましたが、一昨日は珍しく激混みでした。

狭い待合室には既に数匹のワンニャンと飼い主さんが居て、中には入れないような状況です。

その病院では駐車場で順番を待つ人に、食堂とかで貰うポケベルみたいな呼び出しブザーが手渡されます。

 時間がかかりそうだけど、暑くなくて良かったね

車の中でパパさんとそんな話をしている時、ふと目に入った1匹のワンコ・・・なんて可愛いんだ・・・



老犬さんの横には私達と同じく、呼び出しブザーを持った女性が居ます。

今回も勇気を出して声をかけてみました。「クーちゃん」というお名前の男の子です。さて一番気になる年齢ですが・・・

 お蔭様でもうすぐ19歳になるんですよ。

 19歳・・・1997年生まれだ!元気なら今年20歳になるりんごと変わらないんだ!

飼い主さんのお話しでは、脳梗塞を2度も患ったクーちゃんは、今でも自力で歩こうと頑張っているそうです。

もちろん年齢的に足腰が弱っているのは当然ですし、頭を下げクルクル同じ所を回るのも老犬さん特有の行動です。

 「歩くんだ!立つんだ!という気持ちが伝わり、私も頑張れるんですよ・・・」飼い主さんが笑顔で話してくれました。

   

 僕が歩くと、お母さんが嬉しそうに笑うんだ!



老犬はおろか親の介護も未経験の私には、計り知れないご苦労がたくさんあると思います。

 「タヌキみたいでしょ?」そう言ってクーちゃんのお顔を見せてくれた飼い主さんです。



りんごに似てる・・・一瞬、老犬りんごに出会ったような錯覚を起こしてしまいました。

 りんごちゃんは、18歳まで頑張れた子だったと思います。

闘病中の担当医は期間限定で手伝いに来ていた方でした。お嫁に行っちゃったから、りんごの最期は知らないんですよ。

悪気は無く何気に言った彼女の一言が、ずっと自責の念としてのしかかっています。

りんごののサインを見逃した苦い経験が、今のあずきちゃんへの細心の注意となっているのは事実なの。

たくさんの事を残してくれたりんごには、心から感謝をしています。りんちゃん、ありがとう。

 幾つになっても褒められるのは嬉しいな~ 

     
 下界でもお空でも、褒められっ放しだね。

 クーちゃんは何故か、病院に来ると途端に元気になるらしいです。

待合室にいる多くの人から「すごいね~!」「頑張ってね~!」「尊敬します~!」と言われる事で

クーちゃんママさんが、笑顔になるのが分かっているのかもしれません。健気過ぎる・・・

その日の病院で一番輝いていたのは間違いなく『クーちゃんと飼い主さん』でした。
 

 クーちゃん、アッパレ~! りんごより 

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