体重管理 豆腐のように硬い意思

体重管理 豆腐のように硬い意思
 
私は太りやすい体質だ。ちょっと気を抜くと、太る。今年の正月に増加しはじめ、現在も増加傾向継続中。理由は明確だ。正月の飲食、からの油断。正月期間中の多少の増加はやむを得ないとしても、その後は元に戻すべきだ。それができていない。
 
理由は明白。明らかに日々の摂取カロリーが高すぎ。かつ、酒を飲みすぎ。これはフィーリングではなく、日々記録しているカロリー記録による。体重が増加している時期は、日々のカロリー記録が空欄になる傾向があることもわかっている。実際、そんな日が続いた時期があった。
 
体重を減らす方法は、ある。食べなければ良い。これは真理。でも、食べないわけにいかないから、苦労するわけで。ちなみに、20 年以上前の私は、業務上のトラブルがあるととたんに食欲が落ちていた。その結果は、こんな感じ。
 
 
左の方に二つの 谷 がある。どちらも開発していた製品のトラブルで、最初 A 製品の問題で急激に体重が落ち、解決したと思った矢先に B 製品のトラブルに見舞われた。この状態の面白いところは、体重を減らす努力を全くしていないことだ。単純に食が細くなっているだけ。いわば、トラブルダイエット。逆に、問題を解決し先に進んだら、見事に体重が回復している。
 
とは言え、精神的に参ってこうなっているので、勧められたものではない。さらに言えば、これで鍛えられたのか、後年もっと大きなトラブルも経験したが、残念ながらダイエット効果はなくなっていた。
 
そしてもう一例。素晴らしいダイエット結果。（スケールは前のグラフと同じ）


1 年半で 15 キロ近く絞れている。この時はトラブルはなく、運動、カロリー管理、酒の制限（禁酒していない）など、理想的な活動を継続し、それがきちんと結果として表れた。外観も大きく変わり、周りは聞けない病気かと思ったらしく、やせたことはあまり話題にならなかった。そしてこの成功体験は「やればできる」という逃げ道を作り、自分を甘やかす道具となってしまった。詳細は省くが、リバウンドし、小規模なアップダウンを繰り返し、現在に至る。
 
TV を見ていると、一般の方の劇的ダイエットを紹介するコーナーがある。あのカラクリは、驚くようなカロリー満載食事で太っている方は、落とせる貯金（体重）をたくさん持っているということだろう。もちろん、不屈の食事の切り替えや運動があってこそだが、それを持続できる精神力は尊敬に値する。
 
自分の場合は、やはり酒だろう。浴びるほど飲んでいるわけではないが、寝る前の一杯がよろしくない。当然つまみも食べる。これをやると翌日は体重が増えることは知っている。でも、ついつい飲んでしまう。なぜか？豆腐のように硬い意思だから。
 
まだ 1 月なので、今年の抱負ではないが、まずは 70 キロ台まで戻すことを目標にしよう。