物欲 日記

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BT ワイヤレスイヤホン FGSF503 その 1 最終

2024年12月19日 07時37分09秒 | (デジタル)家電

BT ワイヤレスイヤホン FGSF503 その 1 最終   ブランド: SPOZGO ¥2,599 税込
 
結論:FGSF503 は、そこそこ人気商品のようだ。低価格なイヤーカフ型のワイヤレスイヤホンをお探しなら、候補の一つになるだろう。耳への装着性(安定性、軽さ)、操作性(LCD 残量表示、物理スイッチ)など優れている。ただし音に関しては低域がカットされたような音質なので、その点は要考慮。廉価版イヤーカフ型で音質重視なら、個人的には YYK-Q92 をお勧めする。
 
 
以下本文:またイヤホンを購入した(^^)/。
現用のイヤホンで特段の問題はないが、最新の製品がどのくらい進歩しているか試してみたくなった(←コジツケ(^-^;)。ウォーキング用なので耳穴をふさがないことが条件。そうするとイヤーカフ型か耳掛け型が候補となる。外せない条件として、ケースに LCD 表示があること。この仕様に慣れると欠かせなくなる便利な機能。あと、試聴せずに購入するので価格は数千円台、かつ、なるべくアマゾン等で購入数が多いこと。それらの条件で検索した結果、この FGSF503 に絞られた。アマゾンの取り扱い開始時期も 24 年 9 月となっていた。
 
ちょっと脱線するが、アマゾンの商品ページの品名欄が無駄に長すぎ。先頭にモデル名を書いてほしいのだが、安ものイヤホンは特徴が延々と書いてあるだけで、モデル名がない場合が多い。それは置いといて、私が購入した製品は、アマゾンの商品ページにはモデル名 FGSF503 と表示してあった。しかし、購入した製品の取説や箱には型番 K6 と書かれていた。K6 で検索すると別の製品が出てくるので、本稿では FGSF503 としておこう。
 
この両者は、おそらく OEM 元が同じなのだろう。OEM 製品は、出荷先の要望で仕様を少し変えてあったりするが、本製品はそのままみたい。せめて箱や取説の型番くらい変更すれば良いのに。K6 のアマゾン取り扱い開始時期が 24 年 1 月なので、新鮮味が 8 か月も薄れた。あと、楽天で買った方が 200 円ほど安いんだけど。Yahoo!ショッピングならもっと安い。調査不足かもしれないが、ちょっとがっかりだな(^-^;。気を取り直して、今わかることをまとめておく。

ケースの外観は、見出し画像で。表示は充電中を示している。数字はケースのバッテリー残量。イヤホンに充電すると数字が小さくなっていく。両側のバーは、左右のイヤホンへの充電を示している。イヤホンをケースにしまったときにバーが表示されない場合は、表示されなかった側の充電が(端子接触不良等で)行われていないことを意味する。

以下は、イヤホン本体の拡大。右耳用を三方向から撮影。充電端子がある方(左側画像)の円形部が操作部。タッチセンサーではなく、メカニカルなボタン。その反対(右側画像)の円形部が音源。二つの玉?がほぼ同じ大きさなので、耳への装着ミスに注意。


以下、数日間ウォーキングに使用して感じたことを列挙する。
 
●デザイン:透明ケースで中が見える。一見カッコよさげ。透明な樹脂は不透明よりも強度が弱いと聞いたが。落とさなければ良いか。つぶした卵のような形状で、立てて置くことは困難、というか想定していないのだろう。かつ、デザイン優先のせいか、表示部を上にして机に置くと落ち着きがない(クルクル回る)。イヤホン本体のデザインは、イヤーカフの一般的な形。ただし、写真でわかるように操作部と音源部が同じくらいの大きさなので、耳への装着方向を外観で見分けることは難しい。
 
●電池寿命:電池がなくなるまで使い込んでないので、実力やローバッテリー警告の仕様などは不明。スペックにはケースバッテリー寿命込みで 60 時間と書かれている。画像は 2 時間ウォーキングした時のバッテリー残量表示。 この円グラフがリニアな表示とは思わないが、少なくとも普通のウォーキングには十分だ。ちなみに iPhone は残量 95 %。

 
●音圧:他の製品と比較して違和感なし。(耳の穴をふさがない系イヤホンのユーザーレビューで、音量が小さい、周りの音にマスキングされるみたいなコメントが散見されます。目的に合ったタイプのイヤホンを選びましょう。)
 
●高音の音質:普通に素直な音質。特に違和感はない。

●低音の音質:音質以前に低域がスカスカ。ローカットフィルターを入れたように聞こえる。例えばピアノトリオでのベースの音が、弦を指ではじく音は聞こえるけど、弦自体の低音は聞こえないみたいな。
 
●耳へのフィット感:良好。軽い。また、位置ずれも起きにくい。
 
●外音浸透性:良好。
 
●音漏れ:未評価。私が聞く音量では、ほとんど漏れていないと思う。
   
●音途切れ:数日のウォーキング使用では、いわゆる音切れ(フリンジエリアでのブツブツ的な途切れ方)はなかった。ただし何回か左右の音が乱れることがあった。他のイヤホンでも経験するが、少し頻度が高い。これがちょっと気になる。
  
●遅延特性:ゲームや動画観賞用ではないので評価外。
  
●携帯性(ケース):置くときには不利な卵つぶし型形状も、ズボンのポケットに入れる時は利点となる。超小型ではないが、このケースは携帯に支障はない。
  
●操作性・仕様(イヤホン本体):本製品の操作には、タッチではなくメカニカルスイッチが採用されている。個人的にはイチオシな操作性。親指と人差し指で本体を挟むように押すと耳からずれにくい。とにかく、ケースから出すときや耳に装着するときに、タッチ方式のようにやたら誤動作(誤操作)しないのが良い。惜しむらくは操作音(BEEP)が出ないこと。本当にザンネーン。ペアリングや BT 接続時の案内は日本語(女性)だった。
 
●操作性・仕様(ケース):LCD によるバッテリー残量表示が役に立つ。この仕様ってなぜ廉価版にしかついていないのだろう。ふたの開閉も特に問題ない(ふたの開閉が素直にできない製品が少なくない)。ただし、ケース表面がツルツルしているので、滑って落とさないように注意しよう。あと、イヤホン本体の取り出しが容易。イヤホンの弦を持って取り出し、左右とか回転とか考えずに、そのまま耳に持ってくれば正しい方向で装着できる。
 
★使用感まとめ:とにかく低域のスカスカ感には心底ガッカリ。操作性や表示仕様が良いだけに、残念。改めて、初回であれだけ邪険な評価をした YYK-Q92 の(イヤーカフでありながらの)低域の伸びを再確認できた。私にとっては YYK-Q92 の良さを裏付けるための買い物だったようだ。この K6 モドキ君は、もうウォーキングでの出番はないだろう。従って、評価もこれで最終とする。
 
ご注意:音質や装着にかかわる内容は、筆者の耳に装着した結果に基づいて記述されています。 
 



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