タイトルの新刊を読んでみました。
著者は『がんばらない』等の著書で有名な
鎌田實(みのる)医師です。
とても感銘を受けましたね。
元々は「週刊朝日」で連載されていたものですが、
連載中に寄せられた患者あるいは医療者の生の声が
現代の医療現場を赤裸々に描いていてとても衝撃的でした。
そして我々医療者の発する言葉の重さを認識できました。
「学」「技」も重要ですが「心」そして「言葉」がもっと重要なんですね。
下記の一文がそれをとても良くあらわしていると思います。
「本当に心のこもった言葉はどんな薬よりも効果があり、
効き目は感謝という気持ちとともに永遠である」