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◆著者の深作秀春医師は本の紹介によれば
「海外で修業を積み、数々の治療法を開発。海外の眼科学会で
最高賞を20回している眼科界のゴッドハンドが語る、日本の
眼科の真実。眼に関する日本の非常識、時代遅れを斬る!
併せて最善の治療法を解説」
また深作医師の深作眼科は日本一の手術数を誇る眼科医院で
あの細川護熙元総理を始め多くのプロスポーツ選手の視力を
回復させているとのこと。
また糖尿病性網膜症患者に積極的に糖質制限を勧めている点も
評価できます。
◆人間の知覚は「視覚」「聴覚」「味覚」「嗅覚」「触角」の
5つの感覚に「温度感覚」「平衡感覚」などその他すべての
感覚を合わせても「眼から入る情報が全情報量の9割」
だそうです。そのくらい視覚は重要です。
また眼は各種臓器のうち唯一「むき出しの臓器」であり、
しっかり保護する必要のあること。
人間の寿命は伸びているが、眼の寿命が追い付いていない。
そのために必要なことは
・紫外線からの保護。眼鏡、サングラスの活用。
・むやみに眼を洗わない。眼は涙でしっかり
保護されている
・眼球のマッサージはやりすぎると危険
◆加齢とともに白内障、緑内障、網膜剥離、加齢黄斑変性等
眼に関するリスクは増加します。
この本を読んで白内障は手術で治せるものの、他の疾患は
あきらめるしかないと思っていた常識が覆させられました。
特に緑内障は一度かかってしまうと治らない疾患で、
その進行を遅らせるしか手がないといわれている。
両眼で見ている分にはなかなか異常がわからないため
発見が遅れてしまうのである。
◆この本を読んで実行していることは
①紫外線から目を保護するために外ではしっかりと
眼鏡あるいはサングラスをかける
②PC画面にブルーライトフィルターを設置を検討
◆現在自覚症状はありませんが、年齢的に白内障、緑内障の
リスクがあるので一度しっかりと検査してみるつもりです。