火鍼講習会

前から興味のあった火鍼講習会に参加してきました。

火鍼（かしん）は古典の中にも良く出てくることから、
昔はかなり使われていたようです。

適用は運動器疾患等の経筋治療と冷えによる
愁訴ですね。
通す力が強いので即効性がありそうです。

火鍼そのものはタングステンとマンガンの合金で、
これをアルコールランプで赤熱化して速刺速抜するので
みかけは過激ですが、実際は透熱灸レベルの
刺激感ですね。

当日の教材。各種野菜は鍋用ではなくて
練習用です（笑）　これにマジックで
印をつけて速刺速抜します。


講師の間（はざま）先生のデモ


腎腧への置鍼デモ。基本は速刺速抜ですが、
冷えの強い箇所には5分以下の置鍼もありとのこと。
見かけより、刺激感は少ないようです(^^;


早速信頼関係のある患者さんに試してみようかなと思います。