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「お早ぬにおぬし上がり下さい。」

2004年08月10日 22時29分42秒 | 戯れ言
 ええと、

 眼鏡牛さんの blog,『正しい『三十路』の作り方』「反日感情」 をお読みして、思い出した。

 以前、海外を旅したときに見かけた、「変な日本語」。

 商品名や説明書き、看板などを、日本語で書いてくれているのはいいのだが、微妙にまちがっている。

 「なるへくお早ぬにおぬし上がり下さい。」 とか。

 「ソフトビスケシト」 とか、 「健康いちぼん・でま油」 とか、 「サムライ・ハンベーガー」 (照り焼きバーガーのことかな??) とか、 「オリヅナル・ブレンド・ユーヒー」 とか ... 。

 うううん、いっしょうけんめいさは、伝わってくるのだけど ... 。

 あと、それから、中国では、日本の曲も人気があるようで。

 たしか、『うブストーリーは突然に』 とかが売っていた ... 。

 ドラマでは、『シムニョ』 とか流行っていたもよう ... 。 (韓国語っぽい??)



 どうしても、笑ってしまうけれど。 かくいうわがくにの英語やらなにやらも、トホホでウププ (古) な ものがあるのかもしれないので、おたがいちま、なのかもしれなゐ。



 関連リンク:
 『変な日本語商品みっけ!』
 (「でま油」 で検索したら、出てきた。 爆笑 ! )





 BGM:
 Elvis Costello ‘Brilliant Mistake’

コメント (21)
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ぼちぼちしあわせ / 新宿ゴールデン街の夜

2004年08月10日 12時49分07秒 | about him
 ちょっとまえに、「新宿ゴールデン街」 のとあるお店で、わたしの彼が、弾き語りライヴをやった。

 カウンターだけの、こぢんまりとした、なごやかな雰囲気にあふれたその店に、乗り込んでいって、いっちょブルースを歌う、ということだったのだけど。

 ライヴ直前、姿が見えなかったので、「どこに行っていたの?」 と訊いたら、

 「花園神社」 とこたえた。

 すぐ近くにある神社のことだ。

 彼は、「こういうのって言ったら、だめなのかな」 とつぶやいた。

 わたしが、「え?」 と訊きかえしたら、

 「**が、ぼちぼちしあわせになれますようにって、お願いしといたよ」 と。

 わたしのことをお願いしてくれたという。

 「わたしだけ、ぼちぼちしあわせになったら、###さんは、どうなるの?」 と訊いたら、

 「さあな」

 わたしは、なにも言えなかった。

 わたしだけが、ぼちぼちしあわせに? そして、いっしょにしあわせになりたいと思っている人は、じぶんはしあわせにはなれないと思っている?

 なんという、かなしさ。

 こんな、とらえどころのないせつなさが、わたしのこころをかき乱した。



 弾き語りライヴのほうは、成功した、と思う。 盛り上がっていたし、お客さんもよろこんでくれていたようだし。

 彼もたのしそうだった。

 新宿ゴールデン街の夜は、あたたかく、やさしかった。



 ライヴが終わったあと、わたしは、ひとり、花園神社に向かった。

 願いは、「彼が、めいっぱい、しあわせになれますように」。



 ぼちぼちしあわせになった女が、男をめいっぱいしあわせにするのか。

 めいっぱいしあわせになった男が、女をぼちぼちしあわせにするのか。

 どちらでも、かまわない。

 かまわないのだ。







 BGM:
 The Turtles ‘Happy Together’

コメント (5)
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