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『BLOG FRIENDS #1』 / 文のちから

2004年08月21日 15時10分11秒 | goo ブログ / blog
 昨日、会社からの帰宅時。

 電車のなかで、先日十四日のコミック・マーケットに出品された、goo blogger による作品集、『BLOG FRIENDS #1』 を読みふけっていたのだが。


 (私は、作品には参加することができなかったのだが、コミック・マーケットあとの打ち上げにだけ (図々しく) 参加させていただき、そのさいに、一冊売っていただいていたのだ)


 ふと。 だれかの視線を感じ (自意識過剰)、顔をあげてみると、すぐ近くにいたサラリーマンふうの男性が、こちらを凝視していた。

 視線の先は、「私」 ではなくて。

 私が手にしている本だった。

 あきらかに、『BLOG FRIENDS #1』 に興味を示している !

 ひょっとして、も ... 。

 いやいや、goo で blog を開設している人で、『BLOG FRIENDS #1』 のことを知っていた人?

 ―― そう。 中央線で、『BLOG FRIENDS #1』 を読みふけっているオンナは、ワタシです。







 ちなみに。 私の友人 (というか彼) も、『BLOG FRIENDS #1』 を読んでいる。

 彼から、どうして私は参加しなかったのか、ということを訊かれる。

 私は、参加できなかった理由 (いいわけ) を説明する。

 そうして、そのうち、「文章力」 という話になって、彼が、

 「どうしたら、文章力がつくの?」 と訊いてきた。

 私は、「とにかく書くことじゃない?」 とこたえた。

 感性やセンス、というものは、ある程度、生まれもった才能によるものなのであろうか? そして、自身が培ってきたものに起因するのかもしれないが。

 文章力、という点に関しては、とにかく、継続して書くことではないか、と思っている。

 書くことをやめてしまうと、筆の運び方をわすれてしまう? 筆のすすみがぎこちなくなる? 筆がさびてしまう?

 ひさしぶりに書いた詩の、ぎこちなさ、も、またいとおしかったりするのだけど。

 「ずっと書いてないとだめなの?」 と彼は訊く。

 「うん。 わたしはそうかも。 ずっと書いていると、文章がなめらかになるような気がする。 三ヶ月まえのじぶんの文章でさえ、たどたどしくて、くすぐったくなることがあるもの」

 「そういうものかねえ」

 「だって、ギターだって、いっしょでしょう? ずっと弾いてないと、腕が落ちたり、感覚をわすれたりするんじゃない? 歌だってそうでしょ? 日々喉を使っていないと、声が出なくなるんじゃない?」

 「 ... たしかに、そうだな」



 これが、私が、書きつづける、理由、なのかもしれない。

 (けれど。 ときには、筆を休めてあげることも、必要か ... )





 BGM:
 Queen ‘炎のロックンロール / Keep Yourself Alive’

コメント (12)
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