100日で習慣を変え、マインドセットを書き換える

迷いがなくなり、行動を加速させるマインドセットで新たな人生脚本を描く。

子供たちのプラカード...

2015-08-22 08:34:15 | ワーク・コーチング実践

私は心筋梗塞で倒れてから
それまで携わっていた
建築設計やステンドグラス作家としての
現役から退きました。

とは言え、現在も

「住みたい家を作ったつもりが住みたくない家ができた」
というケースが多いので建築コンサルタントと
ステンドグラス教室だけは続けています。

 

これらを続ける理由は、

建築コンサルタントは、
クライアントさんの理想としている生活と、
現状とのギャップを埋めるために、
それらを視覚化し具体的なイメージを、
コーチングで引き出しています。

もう一つ、
ステンドグラスの体験教室は、

体験をしている時には
その人の個性がよく観えるから
メチャメチャ面白いんです。 

 

 

 

例えば、こんなことがありました。

PTA主催のステンドグラス体験教室で
起こった面白い行動です。

子供たちがグループに別れて
ステンドグラスの作品を作っている時
一人の子供が、そのグループの子らの
作品を手伝い始めたのです。

自分の作品はできてないのにですよ(笑)

 

それを見た先生がこう注意しました。

「みんなのはいいから自分のを作りなさい!」

その子はこう言ったのです。

「僕はすぐできるから」と、

先生がそれでもその子に注意しようとしたので
私が「様子を見ましょう」と止めました。 

 

体験が終わった後、
私はこんな話をしました。 

子供たちはそれぞれに
目には観えないけど自分を主張する
プラカードを掲げています。
 
例えば、
 
勉強が得意な子は
一生懸命に勉強して成績を上げて
親や先生に褒められたい。
 
スポーツが得意な子は
日々、練習に励み、
レギュラーになれるように頑張る。

 
では、何も得意なものがなくて
仲間に溶け込めない子が
どんなプラカードを掲げているかというと
いっそう孤立して閉じこもるのです。
 

 

工作が不得意な子は、
消極的になり、皆んなからどんどん遅れます。
ついて行けないので、やりたくなくなり
作ることを諦めてしまいます。

その行動は、誰かに助けを求めているのです。

それを見た工作が得意な子が
手伝って遅れを取り戻すと、それをきっかけに
面白くなり積極的に作り始めます。 

 

グループの中で率先して手伝っていた子は
グループ皆んなが同時に作品を完成できるような
関わり方が得意で、
それを観てもらいたいのです。 

 

子供たちは、
一番観てもらいたいプラカードを掲げているのだから
大人はそれを見逃さずにちゃんと観てあげてほしい・・ 

などと・・・
 
 
話しをしたら、ステンドグラスの体験より
ウケちゃいました(笑)

 

 


 



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