今日は盆の中日で朝の歩きのときに見た温度計は25℃といつもより低い。
台風のせいでかなり涼しい風が吹くが、もうそろそろ朝晩が涼しくなってもいい頃。
そんな今日のブログは、RENOGYのポタ電「ポータブル1000」でジルのエアコンを動かしてみた。
よく聞かれるのは、ポタ電でキャンカーのエアコンがどれくらい使えるか?
ポタ電の種類もピンからキリまでで小さいものから大きいものまで様々。
あまり小さい物はポタ電に内臓のインバーターエアコンを動かせないが、最低でも1000Wクラスが必要。
今回使用したものは、内臓のインバーターは 1500Wでバッテリー容量は約 1000Whというもの。
1000Whと言っても実質使えるのはバッテリー保護の為にその8割程度になる。
もっと以前に試したかったが、うちのジルのエアコンがトラブったので今になった。
実験に当たり真夏の暑い時期 8月10日の台風が去ってカンカン照りの13時から行った。
直射日光が入らない窓はシャツターは少しだけ開けた。
エアコンの電源はRENOGYのポタ電「ポータブル1000」から直接つなぐ。
エアコンの消費電力はポタ電でも見えるが、ワットメーターで測定。
いつもエアコンを使うときのスタイルで、最も熱が入って来そうな運転席は銀マットで窓を全部覆った。
さらに運転席との間はレースのカーテンで間仕切り。
このエアコンは先日取替えたばかりの日立のしろくま君。
定格消費電力は580Wとなっているが、インバーター制御で160~820Wの範囲で変化する。
エアコンの設定温度は26℃にした。
13時スタートで温度計1 は35.6℃。
エアコンの最大電力は開始数分後でワットメーターで815Wだった。
ポタ電の前に置いた温度計2。
測定結果は、日中の暑い時はエアコンを入れてから 1 時間 10分でポタ電の電気残量がゼロになった。
エアコンの消費電力が700~800Wなので1時間程度で切れるのはごく当たり前。
夜間は20時30分から測定開始したが、意外に長く6時間ほど使えた。
夜間の温度が安定すると消費電力が時々8Wになるが、これはコントロール基盤の
電力とファンモーターの消費電力でコンプレッサーは停止している。
温度がわずかに上がるとコンプレッサーが動き出すが、
動くときはインバーターが働いて30秒くらい掛けて250W程度まで増加する。
3~4分間動いたら、インバーターが30秒程度かけてコンプレッサーをゆっくり停止させる。
今回、このサイクルは約10分程度だったが、夏の夜に快適に眠れる工夫がこんなところにも生かされている。
夜間の測定風景。
実験を終えて、1000W~2000Wのポタ電でキャンカーの家庭用
エアコンを動かしても夏場の日中は1~2時間しか使えない。
しかし、太陽が沈んだ夜間では6~12時間程度は使えそう。
ポタ電でエアコンを動かすのはやはりかなりきつい。
ちょっと涼めばいい程度は別にして、快適に長く過ごすには
サブバッテリーをリチウム化して容量を増やす方が簡単だ。
リン酸鉄リチウムのポタ電は安全性も高い。
発電機と違って取扱いが簡単で女性でもできる。
自然災害が多い日本では非常用に一家に一台あってもいいくらい。
停電で困るのはスマホの充電に夜間の照明、停電時の冷蔵庫。
わずか半日でも一日でも使えれば準備ができる。
災害が起こってからポタ電でもあったらと嘆いても遅い。
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