今日はキャン友さんのリチウムバッテリーを載せ替える。
以前にもリチウムバッテリーの調子がおかしいのでとチェックしたジル520。
今回は電話で話を聞いただけだが、その内容からLFPの載せ替えを提案。
キャンカーはペットの犬を連れてご夫婦で旅をするとの事で、旅では400Ahのリチウムと5kwのポタ電を積むらしい。
えーっ? 5kwのポタ電はかなり大きく重くて、一人ではキャンカーに載せられないらしい。
ペットが一緒だと夏はエアコンを頻繁に使うので、どうしても電気を沢山使う。
それなら460Ahを2つ積む方がよっぽど使い勝手がいいよということになった。
このジルはソーラは500Wくらい付いているし、うちのジルよりも艶がある。
残念だが、きれいさではうちのジルはちょっと負けたかも。
当初の話では、新しいリチウムバッテリーは、一つはセカンドシートの下のバッテリーと交換、
もう一つはうちと同じ場所に設置する予定だった。
ところが、ペットが一緒なのでいつもフラットで使っているので、かえってテーブルの下の方がいいという事になった。
調子の悪いこれまでの400Ahのリチウム。
取出す前にセルの電圧をチェック。
この電圧で残量が98%もおかしいし、4番セルの電圧はかなり異常。
組むのは大変だが、撤去するのは簡単簡単。
もろもろを取り去ったらセルが見えてきた。
あれーっ? 膨らんどるやん、こりゃあいかんバイ。
ちょっと分かり難いので、全部取出して並べて見た。
4番セルが顕著に膨らんでいて、他もわずかに膨らみがある。
長く使うとどんなセルも膨らんでくるが、これは明らかに異常。
こんなふうになるのは、セルバランスが大きく崩れたままで使うとcell overvoltage を3.65Vに設定していても勝手に電圧暴走して高くなる。
その結果膨れるが、その他として、氷点下で充電、セル単体電圧を2.5Vを割って使用、電気を使わないでソーラーパネルをつなぎっ放しで、日中はいつも100%になっている等も膨れの原因になる。
この空間は無駄に思えるが、近いうちに既設の40A走行充電器を新しいく少し大きいものにして、バッテリー庫内に入れ込む。
換気対策は新たにファンを取付けることで対応。
さらには将来的にインバーターの付加も視野に入れる。
このきちゃない配線は何とかしたいところ。
VATRERのバッテリー配置は横に2つを並べた。
インバーターは1500Wのままなので配線は22SQとした。
普段使いはマットを置いてフラットで使う。
取りあえずこの状態で使えるとして、今日はここまで。
2月22日 追記
VATRERの460Ahを並列運用しているが、片方のバッテリーの起動スイッチを入れるともう片方の起動スイッチのランプも点灯する。
ランプが点灯すると起動スイッチが入っていると勘違いする。
あくまで起動スイッチを押さないと放電スイッチがONにならないので注意。
昼食はキャン友さんといつものラーメン屋で昔ラーメンと餃子。
今週は替え玉がタダということで、二人とももちろん替え玉をお代わり。
ただだった替え玉を頼んだばっかりにかなり食べ過ぎた。
やっぱりあんまり欲は出さない方がいい。
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おはようございます。
今日はこの後、夕方まで「リモート講義」です。
西宮の臨時スタジオには、TV局仕様のカメラを
ウェブカメラでも使えますが、ダブル脚大型三脚や
重量のある機材は展開に困る。
>旅では400Ahのリチウムと5kwのポタ電を積むらしい。
この依頼者は「ペットとの車旅」に電力確保だね。
400Ahとポタ電の約80%で8.0kw程度かな。
セルの膨張は怖い・安全なリン酸鉄バッテリーシステムを構築したい・L社とR社の安全性の比較検証も
気になります。他人様の搭載を学びにしています。
移動執務室では、最低でも10~15kwの電力確保を
目指しています。納車後は、当面、現有ポタ電と更に大型てをもう一台の2台で3.5kw程度の確保・太陽光パネルにて充電で時折、RVパークに頼るか、オルタネーターからの走行充電器で大型インバーターによる確保・ポタ電は2台とも真夏には車内からエアコンの効いた室内へ避難します。
既製品のリチウムイオンバッテリーではL社は460Ah、R社は300Ahが最大のようです。
どっちが安全か知りたいけど・・。誰も言わない。
顧客満足度をしっかりと観察しています。
ど素人に「うなぎさん」は藁をもすがる存在だょ。
麺類の出汁は控えなさいね・悪性腫瘍の原因だょ。
こんなに膨らむんですか・・・おっかないですね
大丈夫なんですか・・煙が出るとか・・心配ですね
観なかったときはいいけれど、見てしまうと怖いですね、お尻がムズムズしますね
自分は鉛バッテリーの時に、膨らんだ経験があります
車でしたが、もうすごかったです ポンポコポンでした・・・怖かったです
この膨らんだバッテリーはどうするんですか?
>電力事情と確保... への返信
今日は晴れていますが、寒さで雪が舞っています。
メーカー製のリン酸鉄リチウムバッテリーはRENOGYもLiTimeも安全性としては似たようなもので問題はないと思います。
バッテリーが劣化して膨れるというのは全てのバッテリーに共通して言えることです。
スマホのバッテリーが膨らんで筐体が膨らむの多くの人が経験していますね。
車のバッテリー等は膨れ防止に鉄のバンドで縛ったり鉄製の箱に入れています。
>すごいですね... への返信
内部にガスが発生して圧が高くなるとガス放出弁が破れて内圧を低く保ちます。
鉛バッテリーが膨らむ大きな原因は過充電によるものがほとんどです。
膨らんだバッテリーは処分に困りますから、スズキさんがもらってくれれば大助かりですよ。(笑)
>読み応えあり... への返信
リン酸鉄リチウムバッテリーは100%充電にしないのも問題ですが、つねに100%の状態も問題です。
時々は満充電にしてセルバランスを整える方が良さそうです。
出先から拝見してびっくり
思わず自分のBMSのパラメータを見返しました
運が悪かったのでしょうかね。
昨年の旅の帰り道走行充電とソーラーが片バンクがばらつきが多かったので帰ってから人間バランサーで対応して満充電まで持って行こうと頑張りましたが途中でセルオーバーvoltageで終了。
現在は80%で休眠状態です。
旅の途中だと困りますね。
>うなぎさんこんばんは、... への返信
バッテリーのセルは過充電では3.65Vを超えなければ簡単には膨れません。
私は人には細かい事を言ってますが、自分ではかなりハードな実験をやったりしてバッテリーを酷使しています。
中国の製造工場のバッテリーセルの製品バラツキも、5年前に比べたらかなり良くなっているらしいです。
それでも製造基準から外れる物はあるらしいですから、そんな物が市場に流れないことを祈ります。