命のカウントダウン2(健康余命770日)

以前のブログ「命のカウントダウン」にユーザーとしてアクセス不能。今しばし、こちらに引越します。以前のブログも見てね!

老い

2024-09-29 22:15:47 | 健康寿命
目が悪くなって、本が読みにくくなりました。
5年前くらいまでは2日に1冊は読んでいたのに、最近では月に一冊くらいしか本を読まなくなりました。情報が本や新聞からだけではなく、ネットなどからも大量に入ってくるようになったことも影響しているとは思いますが、読みたいと思う本はあるのに、読む事が面倒になっていて、手に取った本を数ページ読み進んだだけですぐに置いてしまいます。
 本を読まなくなってから、頭が衰えて来ていると感じる様になってきています。本を読まなくなったことと関連していない ただの老化、緩徐なる認知症の進行悪化なのかもしれませんが、視力の衰えと頭の働き、関連している様にも感じます。

 そういえば、聴力の低下と認知症には明らかな関係が認められるそうです。
実際、高齢者の方を診察していて、難聴と認知症には強い関係があると感じます。往診に行って、外からTVの音が鳴り響いて来る家の住民は、ほぼほぼ認知症ですから。

 調べてみたら、視力と認知症の関係は、聴力ほどではないですが、やはり関連性はある様です。
65歳以上の高齢者を対象にした調査では、視力の良い人はそうでない人に比べて認知機能が高いというデータ、視力の悪い人は、認知症の発症リスクが良い人の2倍という研究結果などがありました。

視力にせよ聴力にせよ、外界からのシグナルの入力装置ですよね。それが劣化すると、たとえ判断装置が同じだったとしても、出力されるものの質も劣化する。判断装置である脳自体も年と共に劣化していますから、劣化の掛け算でさらなる劣化は避けられません。

年を重ねると、全身の劣化(老化)から免れることは出来ません。劣化を出来るだけ先送りに出来るよう、努力していくしかないですよねぇ。老眼鏡をかけて、読書に励むよう努力しなければ!!

今、頑張って読み進めている本が、これです。結構気が重くなる!



玉置浩二「夏の終りのハーモニー」


最新の画像もっと見る

2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (秀和)
2024-10-02 10:46:49
だいぶ前の話ですが十日以上断食した事がありそれまで
困っていた視力低下が治った (2.0になった) 事がありました。
以後も油ものを取ると視力悪化、断食など摂生で回復~を
繰り返しましたのであぶらは関係していると経験から分かります。
近年日本と韓国で緑内障の増加が深刻です。
 
飯を抜いて歩きまくれば治る、とある眼科医が言っていますので
血行の問題は大きいようですね。余計な情報ですがご参考まで。

「発症は加齢だけが原因ではない」 眼科医が警告「冷え性・甘味好き・ランニング好きは要注意」
https://www.jprime.jp/articles/-/20069
【こんな人の目は危ない!】
 □冷え性 □甘いものが好き □間食・夜食が多い
 いちばんは、少食にすること。目の老化防止と血管をきれいに保つ作用 生活習慣の改善【1】朝食を抜く
返信する
全く無知でした (camper)
2024-10-10 15:34:33
>秀和 さんへ
有益なコメントありがとうございます。
食事が視力に多大な影響を与えるのですね。
私、全く無頓着でした。糖尿病の方には、定期的な眼科受診をお勧めしていますけれども、最近、糖尿病薬の改善にはすさまじいものがあり、我が医院の通院されている糖尿病患者さんのコントロールは皆さん良好で、視力に問題を来す方はあまりおられませんでした。
今後、視力に問題を来す方には眼科医と相談しながら食事にも気を配りたいと思います。
返信する

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。